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【ADV-PCG】カイリューネイティオの概要とレシピ【RS-PK】

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はじめに

 今回はカイリューexδを使ったトレーナーロックのデッキについて紹介します。カイリューのデッキは構築の幅が広くて構築が難しくこれまで記事にしていなかったのですが今後種類ごとに書いていければと思います!

デッキの概要

実は2006年当時はハズレレア扱いでした


 カイリューexδの「つんざく」をネイティオの「エクストラフェザー」で強化して戦うデッキです。詳しくは後ほど「このデッキの強み」のところで触れますが、主力ワザのダメージを上げられることとどちらの種族もδ種で統一できることが特徴です。
 自分のまわりでは2006年当時から葱さんが封印マグマに勝てるトレーナーロックデッキとして組んでいました。同じトレーナーロックのミュウボルトは闘弱点や封印の結晶でうまくいかないことも多く差別化できています。現在のADV-PCG環境は封印マグマはあまり多くありませんが、ライボルトex対策はされがちなので使いどころがあるかもしれません!

デッキレシピ

5行

ポケモン:29枚(ホロン抜き25枚)
4:ミニリュウδ(PCG9)
2:ハクリューδ(PCG9)
4:カイリューexδ
2:ネイティδ
2:ネイティオδ
1:ネイティオ(PCG2)
1:シェルダーδ
1:パルシェンδ
1:キャモメ(PCG2)
1:ペリッパーδ(PCG8)
1:オニスズメ(PCG8)
1:オニドリルδ
1:ルナトーン(PCG2)
1:ソルロック(PCG5)
1:ラプラス
1:ジラーチ(ADV4)
2:ホロンのコイル
2:ホロンのポワルン

サポーター:12枚
4:ロケット団の幹部
2:ホロンの導師
1:ホロンの研究員
1:ホロンの科学者
1:ホロンの冒険家
1:ウツギはかせの育てかた
1:ハギ老人の思いやり
1:エニシダ

トレーナー:9枚
4:ホロンのトランシーバー
4:ふしぎなアメ
1:ポケモン回収装置

スタジアム:3枚
2:クリスタルビーチ
1:呪われたほこら

エネルギー:7枚(ホロン込み11枚)
4:ワープエネルギー
3:サイクロンエネルギー

このレシピについて

 ポケモンの種類を増やしているためやや事故率が上がってしまっています。トレーナーロックをしていれば相手も若干止まり気味になるのでごまかせるかという考えもあってのものですが、不要に思えるポケモンを抜いてサポーターやエネルギーを増やせば安定性は上がります。

採用カード解説

ポケモン
4:ミニリュウδ(PCG9)
2:ハクリューδ(PCG9)
オドシシを使う相手に勝ちたいので無色弱点を避けていますが、HP50の方がいい場合は交換しましょう。

4:カイリューexδ
初手にたまたまアメと揃っていたら特に勝ちやすいタイプのデッキなので最大枚数入れています。

2:ネイティδ
2:ネイティオδ
サイド落ち対策になり、相手によっては2体立てても強いので太目のラインがおすすめです。

1:ネイティオ(PCG2)
「アイスバリア」や「サイコシールド」でカイリューのダメージが通らなくなってしまった場合に混乱や超弱点の攻撃でそれらのワザを使わせなくします。加えて逃げる0なので状態異常対策にも使えます。
メインのネイティオδと同じ進化ラインなので都合がいいですが相手によっては使わないので必須ではありません。

1:シェルダーδ
1:パルシェンδ
カイリューを無視されて「ポイントショート」や「スピンテール」でベンチを狙われると厳しいので入れています。「ゆうわくどく」「さそいどく」などでロックの解除を狙う相手にも役立ちます。

1:キャモメ(PCG2)
1:ペリッパーδ(PCG8)
特殊状態で「つんざく」を止めてくる相手への対策です。

1:オニスズメ(PCG8)
1:オニドリルδ
カイリューラインとその他サポートポケモンを導師とこれでまとめて用意できるので便利です。ほこらで自滅するので少なめの採用です。

1:ルナトーン(PCG2)
1:ソルロック(PCG5)
ネイティオが止まってしまうのでバトルフロンティアは使いづらくこれでポケパワーを止めます。また闘ルナトーンによってソルロックが逃げる0になるので状態異常からの回復がしやすくなります。

1:ラプラス
クリスタルビーチをすぐにサーチしたいため採用しています。
1:ジラーチ(ADV4)
暴風が入っていない(どこか差し替えたとしても少ししか入れない)ため「ほしのねがい」が安定せずこちらで展開します。デッキとしても1進化が多いのでちょうどいいです。

2:ホロンのコイル
導師だけで「つんざく」までつながるように2枚入れていますが、素引きできるだろうと思えば他のカードでも構いません。
2:ホロンのポワルン
初手にきたら「デルタドロー」で展開役にでき、「りゅうのさけび」などの色付きのワザも使えます。しかし基本コンセプトはビーチと「つんざく」なので少なめの採用です。

サポーター
4:ロケット団の幹部
理想的には2ターン目から殴りたいデッキですが、ダメージが低くサイドを取り始めるのは遅くなるので使っていて強いはずです。

2:ホロンの導師
1:ホロンの研究員
1:ホロンの科学者
1:ホロンの冒険家
δ種を多用するので最低でもこれらは入れたいです。

1:ウツギはかせの育てかた
δ種ではないネイティオをラプラスからサーチするために入れています。そうでなくても普通に展開に役立つので無駄にはなりませんが、δ種でない進化を全く使わないなら研究員を2枚入れたほうがいいでしょう。

1:ハギ老人の思いやり
ベンチスペースが厳しいので初手に出したけれど使わなくなったポケモンを回収します。だいたいの場合そっテレの方が強いですがエニシダでサーチできてついていたエネルギーを使いまわせるところは便利です。

1:エニシダ
ラプラスからスタジアムをサーチします。

トレーナー
4:ホロンのトランシーバー
4:ふしぎなアメ
スムーズな動きをするために必須なパーツです。

1:ポケモン回収装置
初手にきて倒されてしまったカードを再登場させます。カイリューラインやコイルをとれば大体は腐りませんが増やすスペースがありません。

スタジアム
2:クリスタルビーチ
サイド落ち対策になり、エニシダなしで引けるに越したことはないので2枚以上入れたいです。

1:呪われたほこら
自分のポケモンも少し対象になってしまいますが相手によってはこちらの方が有効な場合があります。またとどめに「りゅうのさけび」で複数枚サイドを取って勝とうとするときに自分のビーチを捨てるカードが欲しいです。

エネルギー
4:ワープエネルギー
特殊状態で「つんざく」を止めてくる相手の対策になります。デッキのエネルギー枚数を増やせるのも大きいです。

3:サイクロンエネルギー
「アイスバリア」などでダメージが入らなくなってしまった場合にとりあえず別のポケモンに負荷をかけられます。特別な対策をされなくても使わないポケモンを壁に出されることは多いので役立ちます。

このデッキの強み

 カイリュー自身の特徴についてはこちらにまとめましたのでよければご覧ください!

 上の記事と多少重複しますが次のようなよさがあります。

・基本ダメージが増える
 ネイティオδを1体出すことで「つんざく」が50ダメージになります。ADV-PCGシリーズはHP50のたね、HP100のexや非ex進化、HP150の2進化exが多いためただの「つんざく」や「でんじしょうがい」と比べて1手早く相手をきぜつさせることが期待できます。ネイティオδは1進化で比較的用意しやすく、一度立てればずっとダメージアップができるのも魅力的です。
また2体以上用意できれば110~120の相手もスムーズに処理できます。ダメージを回復・軽減することで対策しているタイプの相手も突破しやすくなります。

・δ種中心の構成でサポートが充実している
 カイリューとネイティオラインはすべてδ種なので、オニドリル1体ですべて用意することができホロンサポーターも強く使うことができます。またペリッパーやパルシェンといったδ種専用のサポートも使えるため他のトレーナーロックデッキと比べて高い安定性をもっています。

・相手の妨害を対策できるカードが多い
 カイリューをはじめトレーナーロックを使うデッキは特殊状態や「ドわすれ」でワザを止められることで維持できなくことがよくありますが、このデッキはペリッパーやワープエネルギーで特殊状態を回復することができます。またベンチポケモンを呼ぶほうの妨害もパルシェンで対策できます。
 2体目のカイリューがまだ用意できていない場合は入れ替えた後でもとのカイリューに戻せずワザを使えないというケースもありますが、逃げる0のルナソルやネイティオによって出し入れがしやすくなっています。

 以上のようにトレーナーロックの基本ワザである「つんざく」を強く使い続けられることがカイリューネイティオの特長です。他のポケモンやワザを使い分けたい場合は違う構築の方が合っているためこの組み合わせを使う場合は意識したいです。

その他の採用候補カード

・グラエナex
「ハウルスイープ」で毎ターンサイクロンエネと同じ効果を得られます。また逃げる0なのでスムーズないれかえがしやすくなります。超抵抗なのでセレビィexに「サイコシールド」を使われた場合にポチエナの「にらむ」で膠着状態から抜け出すこともできます。

・ダイゴのアドバイス ほかサポーター
スペースがつくれればぜひ入れて安定性を高めたいです。

・そっくり!テレポーター
引ければハギよりもスムーズに展開できます。

・暴風
一度「つんざく」を使えれば不要になるカードですが、それまでに封印の結晶をつけられた場合に捨てることができるのでできれば入れたいです。

・ワープポイント
サイクロンエネとワープエネを合わせた効果を得られます。今のレシピはエネルギーの枚数を優先していますがスペースがあるなら入れると柔軟性が増すでしょう。

戦い方

 カードが揃っていれば初手からミニリュウにエネルギーをつけて3ターン目くらいに「つんざく」を狙っていきます。途中で止まりそうだったり相手が速攻を仕掛けてきたりしそうな場合はジラーチやポワルンを壁にして展開しながらカイリューラインを育てます。あとは相手に合わせてスタジアムを出してサポートポケモンを揃えましょう。

おわりに

 カイリューは弱点がなく他のトレーナーロックポケモンよりは相手を選びません。また基本的なプレイングも1つのワザを使うだけで難しくないので連戦する大会などでは選択肢としてアリではないでしょうか!
 デッキが固まらず数年単位で遅延していましたが、とりあえず記事に出来てよかったです。なるべく他のカイリューデッキについても今後書いていきたいです!

PCGデッキのまとめ
https://note.com/kanten620/n/n0f54f94af7e0

※質問や感想などがありましたらTwitterのリプやDMか、質問箱(https://marshmallow-qa.com/kantenmagichand?utm_medium=url_text&utm_source=promotion)
までご連絡ください。なるべく対応します。

※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

※カード画像やデッキレシピ画像は
「ポケモンカード旧シリーズ検索 様」
https://pcg-search.com/card/search.php
のものを使用させていただいているものがあります。


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