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ADV・PCG個別カードランク Part3(オーダイル~ガルーラ)

割引あり

はじめに

 このページではポケモンカードADVシリーズ・PCGシリーズのカードを1枚ずつ紹介・評価していくという企画のうち「オ」から「カ」で始まるカードを載せていきます。
 シリーズ全部のカードが使えるルールに対応した「RS-PK評価」と、色々な時期での活躍やハーフデッキも含めた「総合評価」の2つの基準で、SからFまでの記号で評価していきます。より詳しい説明や他のカードのページについてはこちらの概要をご覧ください。

無料部分のみで遊ぶのに十分な情報を載せますが、有料記事では

・発売された当時の無料部分よりも詳しい印象
・自分が使ったり使われたりしたときのより個人的な経験
・実際に試していない空想
・そのカードが集めるのにあたって珍しいかどうか

といったすべて載せようとすると無駄に長くなってしまうことを書いていきます。ほぼおまけという扱いで、投げ銭という認識をもっていただきたいですがよかったらよろしくお願いします。なおページ内で評価しているカードについてそれぞれの記事に追加していきます。

評価の高いカード

各ページで紹介しているカードのうち、どちらかの評価でSやAにしているものは先にまとめておきます。枚数が多くて見るのが面倒な場合はまずこれらだけ覚えておきましょう!

オドシシ RS-PK 総合
ガーディ(のしかかり) 総合
カイオーガex(ハイドロシュート) RS-PK 総合
カイリキー(くつがえす) RS-PK
カイリューδ RS-PK 総合
カイリューexδ RS-PK
わるいカイリュー 総合
カゲボウズ(かくせい) RS-PK 総合
カメール(スマッシュターン) 総合
カメックスex RS-PK 総合
カラカラ(なかまをみつける) RS-PK 総合
ガラガラδ RS-PK

オーダイルのカード

ポケモンのイメージからかどのカードもポケボディーを持っています。

オーダイル(PCG4)

RS-PK評価:D 総合評価:E
HPと「いかくのキバ」によって耐久力が高いですが、「ばかぢから」の反動ダメージがあるので思ったほどは硬く感じられないかもしれません。他のメインポケモンがいるデッキにタッチするほど独自性があるカードではなく、採用例はほとんどありません。
オーダイルexがメインのデッキは常にexをバトル場に出したく、オーダイルδがメインのデッキはスペースがあるならδ種を最大まで入れたいので分岐進化として入れにくいのも不遇なところです。

オーダイル δ種

RS-PK評価:B 総合評価:D
「バトルオーラ」は効果が重複する強力な効果です。このカードで攻撃するのにも役立ちますが、そのままではダメージ不足で使いにくかった別のポケモンを活躍させるのにも期待できます。
「ひきずりだす」はダメージ計算に弱点や「バトルオーラ」が加算されるので強力なベンチ攻撃とみなすことができます。封印の結晶を一時的に解除したりピジョットを処理するのに適しています。「するどいキバ」は数字上はやや物足りなく見えますが、「バトルオーラ」込みであればメインに使っていけるでしょう。
主にこのカードを4枚採用し複数の「バトルオーラ」の発動を狙う【オーダイルδ】で使うのが主流ですが、別のメインがいるデッキで打点を10上げたいときにサブアタッカーを兼ねて入れることもあります。PCG9が最新弾になる06春やRS-PKレギュでは流行によっては十分実用的なカードですが、すぐにDPシリーズに移行しδ種がこれ以上増えなくなったため目にした時期はかなり短かったという印象です。

オーダイルex

RS-PK評価:D 総合評価:E
「いあつのキバ」は特殊能力を封じるポケボディーです。「しんぴのまもり」持ちのほとんどを突破できるのは便利ですがexの能力は消すことができず、相手のメインポケモンのポケパワーだけ使われがちです。
「つなみ」はベンチにもダメージをばら撒けるワザで、これだけで気絶させるのは難しいもののその後の「きずにかみつく」への加算が狙えて便利なワザといえます。「きずにかみつく」は4エネと重たく、基本的にはブーストエネルギーで使っていくワザです。
性質上他のポケモンでサポートしにくいため初手用のサポートポケモン以外はオーダイルexラインという単デッキに近い使われ方をすることが多いです。公式大会ではケッキングやチャーレムexといった他のポケパワーロックカードに押されていてほとんど実績はありませんでした。

オオスバメのカード


素早いイメージからかベンチに干渉したりワザを防ぐカードが多いです。

オオスバメ(ADV1)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「おいはらう」で入れ替えを強制させることができ、化石やノコッチなど壁になっているポケモンをどかせれば有効打を与えられることもあります。ただし逃げる0とはいえバトル場に出さなければならず、進化させることも考えると多くの場合ワープポイントをその分入れたほうがいいことがほとんどです。カードプールの少ないADVのごく初期には入っているのを見たことはありますが、現在は目にしません。

オオスバメ(ADVex1)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「クイックダイブ」は50ダメージと高くほとんどの進化前を一撃で倒せますが、コインが裏なら何もなしと非常にリスクが高いです。必ず表が出ると信じているとき以外は採用しづらいでしょう。

オオスバメ(PCG2)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「エアロクラッシュ」はベンチのエネルギーをはがせるワザで、コインが裏でもダメージは与えられます。独自性はある一方で攻撃力やHPが低く、使いこなすのは難しそうです。

オオスバメ(PCG6)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「こうそくダイブ」はコイン次第で全く違う効果を得ます。裏なら序盤からそれなりのダメージを出すことができますが、それ以外は低いHPや攻撃力を活かすのは難しいでしょう。

オオスバメ(PCG8)

RS-PK評価:D 総合評価:E
3エネ40はこのシリーズのベンチ攻撃としては標準的な数値です。もともとオオスバメδを入れるつもりのデッキで他に一切ベンチに触れないなら入れる手もあるかもしれませんが、基本的には他のポケモンを使いたいです。

オオスバメ(ADV-P)

RS-PK評価:E 総合評価:E
無敵状態になるのは嫌らしい効果ですが、ダメージは30と低く相当続けて表が出ない限りはアドバンテージは得られないでしょう。

オオスバメ δ種

RS-PK評価:D 総合評価:E
「エクストラウイング」は2進化exのみが対象とかなり狭いですが、逃げるコストを完全にゼロにできるのはいいところです。能動的に採用するならバトル場でのみ有効なポケパワー・ポケボディーをもつポケモンのデッキで使えます。また毒火傷混乱を多用するデッキや、逃げエネを増やしてロックするデッキへの対策としても考えられます。いままであまり使われたことはありませんが環境の変化によっては入れることもあるかもしれません。攻撃面で優秀な炎タイプですが、与えるダメージが低いところは残念です。

サトシのオオスバメ

RS-PK評価:F 総合評価:F
VSデッキ同士の対戦では初手に来たら強そうですが、普通の構築戦向きのカードではありません。

オオタチのカード

他の無色の1進化ポケモンの互換のようなワザが多いです。

オオタチ(PCG3)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「クイックチェンジ」は好きなカードを最大3枚サーチできます。その分だけ手札を戻す必要がありますが、幹部など引き直しのサポーターを使うのであれば大きなデメリットにはなりづらいです。「しっぽのいちげき」は確実に30ダメージ与えることができ、きぜつが狙える場合はコインに賭けることもできるので柔軟性があります。
マッスグマ(ADV1)に近いカードですが、こちらの方が役立つ場面が多いと思います。ハンデスや相手の幹部に弱いのであまり使われていませんが、ミツルを入れるデッキなどで選択肢にはなります。

オオタチ(PCG5)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「ともだちのわ」はベンチを並べれば確実に60ダメージになります。もう一方のオオタチをもともと入れるデッキで、かつブーストエネなどワザが使いやすいのであれば選択肢になります。

オクタンのカード

テッポウオが強いことを加味できます。

オクタン(PCG4)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「きゅうばん」自体は強力なポケボディーではあるものの、このカードはややダブル向きでシングルで扱うのは難しいです。攻撃力のない相手に出して「スタンバイ」をしてから別のポケモンを呼びだして「はどうほう」を使えれば強いですが、かなり手間がかかります。

わるいオクタン

RS-PK評価:D 総合評価:D
「スミでっぽう」は水エネルギーが必要なく、悪やブーストエネを使うと効率よくダメージを上げられます。他の水悪複合タイプは色拘束や最大ダメージに難があるカードが多いので、弱点を突くためにタッチしたいときに候補になることはあります。

オコリザルのカード

2枚ともHPが低くにげるが0という軽いデザインのカードです。

オコリザル(PCG1)

RS-PK評価:D 総合評価:D
「なげすて」が特徴的なポケモンで、手札が揃えば2エネで2進化exも一撃で倒すことができます。道具をトラッシュして攻撃するポケモンはわるいヤドキングもいますが、こちらはダメージが青天井なこととブーストとWレインボーの2種類で1手で攻撃できるところは勝っています。
実際は色々な妨害に弱く大会で上位の成績をあげたことはほぼありませんが、独自の動きができるのである程度の使用率はあります。

オコリザル δ種

RS-PK評価:D 総合評価:E
「ぶちこわす」はスタジアムがあれば2エネ60と効率がよく、ほこらなどの厄介なカードも捨てることができます。ただし炎ポケモンなら意識したいハッサムやジュカインδにはわずかにダメージが足りないのが惜しいところです。「いかりのほのお」は特殊エネ1枚をコストにして使えるところは便利ですが、HP70とダメージを受けてから使っていくのは難しくほとんど採用されていません。

オタチのカード

進化後のオオタチのワザを小さくしたような効果が多いです。

オタチ(PCG3)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「なかまさがし」は5枚の中から選べるので、よほどポケモンの少ないデッキでなければ単に1ドローするよりも強いワザになります。オオタチもサポート向きのワザを持っているので一貫性があります。

オタチ(PCG5)

RS-PK評価:F 総合評価:F
1エネ10の「ひっかく」を持っていますがもう一方のオタチの「ふいをつく」と同じ期待値です。「なかまさがし」の存在やオオタチの使用率も考えると採用するケースは非常に低いと思われます。

オドシシのカード

ノンキラレアで1回のみ収録とポケモンとしての扱いは地味です。

オドシシ(PCG4)

RS-PK評価:S 総合評価:S
「あやしいなきごえ」によるこんらんは「つきおどす」や他の妨害と組み合わせると解除しづらく有効な場合があります。序盤は効果がない場合が多いですが、10ダメージは確実に与えられるので1エネにしては強いワザです。
「つきおどす」はこのシリーズではサポーターやどうぐもトラッシュすることができます。たねに2エネつけるのはやや重たいですが、他のポケモンの手札に干渉するワザと比べて突出して優秀な効果です。特に封印の結晶をつけて使い対策カードの暴風やワープポイントを捨てさせる動きが有効です。
発売当時は【ミュウロック】などの選択肢としてタッチして使うことが多かったですが、現在は3枚以上と多数採用して【オドシシレック】や【オドシシバクーダ】などで主に使われています。研究がすすみトレーナーを多用して高いパフォーマンスを出せるようになったデッキに有利で、どのようなデッキ構築をするかこのカード1枚で大きな影響を与えています。
封印の結晶がある環境でこそ輝くカードで、DP3でアブソルが出ると共存もできるものの枠を争うことになるのは確かなので特に活躍できるのは4~5パックの間ですが、存在感のあるカードであることは間違いありません。

オニゴーリのカード

このシリーズでは鋼弱点の進化ポケモンという点が珍しいです。

オニゴーリ(ADV4)

RS-PK評価:D 総合評価:D
「アイスシールド」は特殊エネルギーが多用されるこのシリーズでは強力なポケボディーで、弱点の鋼タイプもある程度カバーできます。「ブリザード」はバトル場へのダメージはそこそこですが、Wレインボーをつけてもベンチへのダメージが減らないところは嬉しいです。
登場してすぐのハーフの環境では多くのポケモンに「アイスシールド」が有効で、水タイプながら流行のマルノームやランターンに弱点を突かれないのでキュウコンを弱点で倒しつつ他のカードとも対等に戦えるカードとして使われました。しかしその後カメックスやハリテヤマなど基本エネだけで戦う有力カードが増え、ポケボディー込みでもジラーチの「メタルブロー」で大ダメージを受けてしまうので使われなくなっていきました。PCG後半のホロンのポケモンに対しても有効ですが、鋼タイプやポケボディー対策が増えているためスタンでもあまり使われていません。

オニゴーリ(QCP)

RS-PK評価:E 総合評価:E
どちらのワザも1進化のアタッカーとしては攻撃力が不足しており、あえて採用するケースは見たことがありません。

オニゴーリ(WCP)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「シンクロニシティー」がはたらいていると弱点なしかつ-30と高い耐久性を持ちますが、暴風と封印の結晶のどちらでも無効化されてしまうので活躍できる場面は限られます。「すてみタックル」はポケボディーの対象外ですが、60ダメージあると弱点で倒せるexが増えるのでその点は優れています。

オニスズメのカード

オニドリルδがサポートとして優秀なのでその進化前として採用されます。ゲームソフトの序盤に出るためか他のたねより少し低い性能です。

オニスズメ(ADVギフト)

RS-PK評価:C 総合評価:D
「ばいそくいどう」で攻撃を回避できます。HP40ですがオニドリルδを使うPCG後半の環境では単にHP50であるよりもこのワザを持っている方が初手で倒される確率を下げられるとも考えられます。「つつく」は普通のワザですが同名カードの中では唯一の1エネで確定ダメージになるワザなのでデッキのコンセプトによっては需要があるかもしれません。オニスズメの中では一番使われていませんが、そこまで見劣りはしないと思います。

オニスズメ(PCG1)

RS-PK評価:C 総合評価:D
「かぎづめ」はデメリットのあるワザなので同名カードの中で唯一HP50であるという理由でこのカードを採用することになります。しかし最も使われる進化先のオニドリルδはHPが60しかなく、岩マシンなどの退化を想定しても事前のベンチ攻撃で先に気絶しているケースが多く他のポケモンよりも最大HPが10高い点が活かせません。また他のオニスズメの方が1エネワザも強いので、具体的な相手を想定したうえで採用したほうがいいでしょう。

オニスズメ(PCG8)

RS-PK評価:B 総合評価:C
「さきどり」でドローができます。オニドリルδを入れるということはある程度盤面を作って戦うデッキであるはずなので、無作為でも手札を増やせるのはプラスになることが多いです。HP40である点や相手にダメージを与えられない点はデメリットですがこのカードが一番採用されやすそうです。

オニドリルのカード

素早そうなイメージですがワザはどのカードも2エネからとなっています。

オニドリル(ADVギフト)

RS-PK評価:F 総合評価:F
「つめでえぐる」は条件を満たしても50ダメージと採用するには攻撃力が不足しています。さらに同名カードがほぼ上位互換に近いです。

オニドリル(PCG1)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「フリーフライト」で逃げるが0になり、ベンチ攻撃もできるためある程度の恰好はつきますがそれでもあえてデッキに入れる理由は作りづらいです。

オニドリル δ種

RS-PK評価:B 総合評価:C
「デルタサイン」で毎ターンポケモンをサーチできます。δ種に限られるためデッキの大半がδ種のデッキに採用は限られますが、1進化と軽く雷タイプなのでポケパワー対策に引っ掛かりにくいのも強みです。ホロンのトランシーバーと少量のホロンの研究員で立てることができるので効果の低いニシキやウツギを入れなくてもよくなります。
登場したのがPCG8でδ種が登場するのはその次のパックまでなので活躍した期間は短いですが、RS-PKルールでは活躍できるでしょう。

アクーシャのオニドリル

RS-PK評価:E 総合評価:E
ADV-PCGシリーズは逃げる0のたねがおらず、数少ないポケボディーで逃げる0になる中の1枚です。非exで闘抵抗なのはこのカードだけで、「わしづかみ」も役立つ場面はありますが緊急時に役立つのは1エネワザのことが多いので同じポケボディーを持つカードの方が優先されやすいです。

オムスターのカード

化石ポケモン用のカードがいくつかあるため使われることがあります。

オムスター(ADVex1)
オムスター(WCP)

ADV版は「1枚ずつはがし」表記
PCG版は「1進化ぶん」表記

RS-PK評価:D 総合評価:D
「ひきもどす」は全員を退化させるワザです。たねに効果が無く相手を選びますが、アメやWレインボーを消費させることができます。岩マシンも同じ効果を持っているので場に残っていれば5回以上使えることやポケモンとしてサーチしやすいことで差別化を図っていきたいです。「ハイドロキャノン」は水タイプがよく持っている効果ですが、ワザの部分が無色で良いところが違うタイプのポケモンを使う化石デッキにとってはありがたいです。
わるいデンリュウと一緒に使われたり、化石デッキで攻撃の幅を広げるためにタッチされたりします。なおLV.X登場のため再録時にエラッタがかかっていますが、ADV-PCGの対戦では特に影響はありません。

オムスター(PCG5)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「こだいのキバ」による攻撃力アップはこれを使うには不可欠なので、ぜひ【オムトプス】で使用したいです。「ひきずりだす」は自身のポケボディーや弱点の計算も含まれるので1エネにしては優秀なベンチ攻撃になります。
「ハイドロスプラッシュ」はポケボディー込みの70であればぎりぎり実用圏内の威力になりそうです。目立った実績はありませんが、バクーダやヘルガー、ウインディexなどの水弱点の進化ポケモンに強い圧力をかけられるので流行によっては役立ちます。

オムスター δ種

RS-PK評価:C 総合評価:E
「ふくしゅうのトゲ」は対象が限られるのでほぼ【オムトプス】でのみ採用されるカードです。実績はありませんが90ダメージは十分な火力で超タイプのアタッカーとしては高いHPや雷弱点、相手の「まねる」に強いところなど独自の強みがあるので活躍できる可能性はあると思います。

オムナイトのカード

化石用カードと個性的な進化後の存在から使われることもあります。

オムナイト(ADVex1)

RS-PK評価:C 総合評価:D
「よんでくる」を1~2ターン目に使って場を埋められます。普通のたねポケモンも呼べますが、【オムトプス】はたねの枚数が少なくなりがちなのでそこまで恩恵はないことも多いです。オムスターは進化前としてこのカードを使えることが強みになっていると言えます。
同じワザを持っているカブトと比べるとポケボディーがなくHPが10高いですが、対策が増えているRS-PK環境ではこちらの方が硬く感じるかもしれません。

オムナイト(PCG5)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「こだいのしょくしゅ」によって抵抗力を消すことができます。対象の種族は元の水・闘タイプもδ種のタイプも抵抗力を持たれやすいので役立つ機会はあります。【オムトプス】なら1枚採用するのが自然ですが、抵抗力相手には別のタイプのポケモンを使うことにして「よんでくる」の方を4枚にして安定させることも考えられます。

オムナイト(WCP)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「よびさます」は同名カードとサーチする対象が異なります。プテラδを出せるところは強いですがプテラexは含まれないのが残念です。アノプスとリリーラを出せるのでこれらと組みやすくなっていますが、オムスターがカブトラインと関連するカードが多くこのカードも水エネが必要なことからやや使いにくい印象は否めません。
海外レギュなどADVオムナイトが使えない場合はこのカードを展開役として使うことになりそうですが、2枚までしか出せないのでかなりパフォーマンスが落ちてしまいます。

オムナイト δ種

RS-PK評価:F 総合評価:E
このカード単体の性能はそこまで悪くはありませんが、他の同名カードがデッキの根本的な動きに直結するカードなので入れづらいです。ベンチ攻撃も進化後のカードで行えます。
ADVがスタンダード落ちしたDP以降にオムスターを1ラインだけ入れ、オムナイトも1枚だけ欲しいような場面では候補にあがるかもしれません。

ガーディのカード

ウインディexが強力なため主にその進化前として採用されます。

ガーディ(ADVex1)

RS-PK評価:F 総合評価:E
1エネで攻撃できず、ポケボディーを持っているぶん倒されやすくなっているためウインディexを使った速攻デッキには採用しにくいです。非exのたねで攻撃を受けたときにやけどにできるのはこのカードだけですが、種類の違いがあっても汎用性の高いサボネア(ADV2)を採用したい方が多いでしょう。

ガーディ(PCG1)

スターターとブースター版があり、下の記号番号やマークだけ違います

RS-PK評価:C 総合評価:C
HP60で逃げる2とこのシリーズの進化前カードとしてはやや異質な大型のカードです。HPが50と60の差はあまり大きくなく、1エネワザの性能から基本的には別のガーディを採用します。しかし「しんぴのまもり」持ちのキュウコンやソーナンスに対して先に攻撃できれば勝てるためこれらの対策として採用することはあります。

ガーディ(PCG5)

RS-PK評価:B 総合評価:A
「のしかかり」はダメージとマヒ判定の両方があり、同名カードの中で初手のワザとしては最も強いです。「ひをふく」は確実に20ダメージを与えられないぶん弱い部類のワザですが、ウインディexは2エネなので引けていない事故の時しか使う機会はなくあまり気になりません。基本的にこのカードをexの進化前として使うことになるでしょう。

カイオーガのカード

ADV世代の伝説ポケモンなので色々な種類で多数登場しています。全体的にHPも逃げるもワザエネルギーも大きな値の重たいカードになっています。

カイオーガ(PCGギフト)

RS-PK評価:F 総合評価:F
1エネの攻撃ワザをもち同名カードの中では手軽ですが、そのぶん特に個性もありません。同程度の攻撃力をもちつつ便利なワザや特殊能力を持つ水のたねは多数いるので構築戦で採用することはないでしょう。

カイオーガ(ポケパーク)

RS-PK評価:E 総合評価:E
HPが高く、「こわいかお」による序盤の時間稼ぎとして使う手も考えられますが、基本的にはあえて使うカードではなさそうです。

カイオーガex(ADV-P)

キラとノンキラの2種類があります

RS-PK評価:E 総合評価:E
HPが高いところはいいですが、「だいこうずい」が水4エネと非常に重く実戦で使われることはほとんどありません。性能ももう少しバトル場重視かベンチ攻撃かに寄っている方が使いやすいです。

カイオーガex(ADV4)

RS-PK評価:C 総合評価:E
「こだいのしるし」は主にレックウザexを意識したデザインです。レックexは色々な種類が活躍しているので意味のあるポケボディーですが、通用するかどうかは相手が他にどんなポケモンを採用しているか次第です。
「ウォーターアロー」はごく普通のワザですが、脅威になりそうなカードを狙える点はポケボディーと相性はいいです。「タイダルウェーブ」はポケモン自身に反動がなく連射できる一方でワザの3エネに加え手札にもエネルギーカードが必要で、加速できたとしてもかなり枚数が必要です。
ADV期はラグラージの「よびみず」を使ったデッキで候補になります。「ドラゴンバースト」で攻撃されないのは強みになりますが、主に狙いたいバシャーモexを倒すには手札に3エネ必要でやや不確定なので、スイクンexの方が安定はしていそうです。
それ以外ではハーフでもレックの相方に倒されやすいので使える場面はほぼありませんでしたが、PCGの末期になって単独でエースになれるレックexδが出ると少し可能性が出てきました。対になっているグラードンの方がレックと一緒に入っているオドシシやマイナンの弱点はつけますが、こちらも併用されるバクーダやヘルガーの弱点をつくことができます。

カイオーガex(ADV8)

RS-PK評価:A 総合評価:A
「うきぶくろ」は逃げるコストがなくなる便利なポケボディーです。初手に来てしまってもジラーチなどとスムーズに入れ替えることができ、「ハイドロシュート」を使った後も自然に条件を満たすことができます。別のカイオーガexにも適用されますが、ほとんど場合自分のみを対象にしています。
「ハイドロシュート」はexや2進化にはダメージが足りませんが、たねの多くや1進化の半数くらいまでは一撃圏内になるので強力なワザです。
登場時から【カメルギア】のサブアタッカーとしてハーフ・スタンの両方で使われました。このカード1枚によって1進化のHPは迷うなら80にしようと考えられるようになり、環境に与えた影響も大きいです。ベンチ攻撃はほかにハガネールexも有力で必須というわけではありませんがソルロックやオドシシ、アブソル(DP3)などのカメ対策を突破するのに役立ちます。封印の結晶をワープポイントで解除したあとにバトル場を倒すと次のターンに下がったカードがまたバトル場に出されてしまいますが、「ハイドロシュート」でスムーズに処理しやすいです。9割以上カメックスと一緒に使われていますが、ホロンのポケモンと無色エネで動けるので他のデッキでも使えます。

カイオーガex(プレイヤーズ)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「ぎゃくじょう」は対象のカードがベンチにいても発動し、非exでもexでもよいと条件が広いですが、多くの場合レックウザexに対してはたらくことになるでしょう。40と上昇値が大きいもののレックはどのカードもこのカードを一撃で倒せるので注意が必要です。2つのワザはexが持っているにしては軽いですが、色拘束が少なく効果の方がメインといえるので打ちやすいことは悪くありません。
雷弱点なのでバトル場に出すと「ポイントショート」1回できぜつするのが厳しいですが、そこそこのダメージを出しつつエネ加速やばら撒きをしてくるので放置しづらく、むしろ攻撃を強く誘うカードです。サイドを取らせてロックをするようなデッキに使うことはあるかもしれません。

カイオーガ☆

RS-PK評価:D 総合評価:E
「クリティカルコレクト」は1手で複数枚つけられれば強いワザですが、水タイプはエネ加速が得意な色なので他のタイプよりはやや恩恵が薄いです。
「ぜったいれいど」はマヒに近い効果ですが、5エネワザであれば大ダメージで相手を一撃で倒したくもあります。
エネ加速して攻撃するなら普通のカイオーガやミュウ☆の方が使いやすく、単独で扱うにも同じ弾に収録されている他の☆の方がタイプの需要が大きいため独自のメリットを作りづらいところが難しいです。

_のカイオーガ

RS-PK評価:D 総合評価:E
「いにしえのあめ」は特定のポケモンを回復できる効果です。同じプレイヤーズのミュウやセレビィも近い効果を持っているので進化系のexなどの多くのダメカンを取り除くようにして差別化を図りたいです。「オーバーウェーブ」は弱点のexを倒せるほどのダメージをバトル場に出せないのは惜しいですが、合計60ダメージぶん与えられるのは悪くありません。
回復したポケモンのエネルギーをトラッシュするのもあって使うデッキは限られますが、このカード分のサイド1枚のかわりにexを1ターン長く使えてキュウコン対策もできると思えば活躍できる機会はあります。

アクア団のカイオーガ

RS-PK評価:D 総合評価:D
「パワーセーバー」を持っているのでアクア団のポケモンか封印の結晶を使うデッキでなければワザを使えません。「アクアトリップ」は足止めに有効な場合はありますが、コインや入れ替え効果次第で10ダメージしか残らない欠点もあります。「アクアスマッシュ」は条件を満たせれば大きなダメージになりますが、ワザを使うときに特殊状態にするには工夫が必要です。
HPは非exの中では最大ですが、同じHP100のグラードンと草弱点がかぶっていてあちらの方が攻撃面に優れているので封印の結晶前提のアタッカーとしてもあまり利点がありません。ADV期はアクア団を中心にしたデッキも組まれましたが、互換カードが多数あるマグマ団のデッキと比べると全体的にワザやタイプが少し使いにくく、実績な大きな差がついてしまっています。

カイリキーのカード

闘の2進化が増えたせいかそれ以前のシリーズと比べると地味な扱いです。

カイリキー(ADV4)
カイリキー(WCP)

ノンキラでイラスト違いのWCP版もあります

RS-PK評価:D 総合評価:C
「はりきり」は+30と大きく相手の場にexがいればバトル場の非exにも適用されるので便利です。「かわらわり」は自身の「はりきり」や弱点は加算され相手の効果は無視できるので使いやすい効果です。「クロスチョップ」は4エネでコインの振れ幅が大きいですが、60ダメージは確定していて色拘束も薄いところは十分評価できます。
HPが高い上にWレインボーやブーストエネと相性がよく、主にexの使われやすいハーフデッキで登場時から【カメルギア】の出る前まで使われました。ジラーチとカイリキーのみの構成のデッキもありましたが、キュウコンなど別のメインアタッカーと併用するケースもよく見られました。スタンダードデッキでは同名カードとエネルギーが合わず、相手がexを使うかどうか次第なのでそこまで使用率は多くありません。

カイリキー(PCG5)

RS-PK評価:A 総合評価:B
「くつがえす」は自身が使うリアクトエネをはじめ多くの特殊エネルギーが使われるシリーズなので効果がはたらきやすく、ダメージも2エネ40と十分です。「スピードブロー」はリアクトを4枚までしか入れられないため上限が140で複数体用意しづらい欠点はありますが、そのぶん基本ダメージが60と高く1枚追加しただけでも高水準の攻撃といえるでしょう。
HPが高く2つのワザも高性能で、砂漠・ほこら・封印・ビーチといった妨害効果が効きづらいので流行によってはトップクラスのデッキです。主にリアクトを加速および再利用できるマルマインexやラグラージexと併用されます。DP1でカイリキーが追加されたためその後も活躍でき、性能の高い闘タイプであるエルレイドがでるDP3までは環境デッキに存在しました。

カイリューのカード


収録回数は多いですが、普通のポケモンとしては一度も登場していません。

カイリュー δ種

RS-PK評価:A 総合評価:S
「デルタチャージ」はトラッシュからベンチポケモンに加速させるもので、速度とリソースの再利用の両面で役立ちます。エネルギーのタイプが違う「たきつける」が長い間実用的だったようにこれも便利なポケパワーです。
「こうそくいどう」はあくまで緊急時に使うべきワザですが、表が出れば1ターン多く「デルタチャージ」が使えるので他のポケモンよりも厄介です。「ヘビーインパクト」は自分自身に「デルタチャージ」を使えばそこまで重くなく、サポートポケモンが持つワザとしてはかなり高水準です。
登場時からメタグロスδを使った【グロスカイリュー】が実績を残しており、DPシリーズになってもアタッカーをエレキブルにした【キブルカイリュー】でDP2まで活躍しました。他にもカイリューexδと併用したり、レックウザexやルギアexなどのたねアタッカーを加速させるデッキでも使われます。バシャーモ(ADV1)と比べてδ種のサポートを受けられ、「ルナシェイダー」で止まらずバトル場への圧力も勝っているため、色がどちらでもいいデッキではこちらの方が使われることが多いです。

カイリューex

RS-PK評価:D 総合評価:E
「ちからをよぶ」は自分にエネルギーを集めるポケパワーで、特殊エネも含め種類の指定がなくベンチにいても使えるため柔軟性が高いです。「ドラゴンウェーブ」は同じ弾の「ドラゴンバースト」がたねにもかかわらず2枚で80であることと比べると気になりますが、比較相手が悪いだけでこのワザ自体は十分強いといえます。「きょだいなしっぽ」は表が出れば強いものの、裏なら何もないというのは2進化exが4エネでやるにはリスクが高すぎるためあまり評価できません。
登場したADV期から2体立てて相互にエネ移動するとデメリットなしで使えるポケモンナースや1進化で加速できるマグマ団のバクーダなど相性のいいカードもありましたが、前述の「ドラゴンバースト」のレックウザexと相打ちになってしまうのが痛くあまり使われませんでした。ホロンのポケモン1枚で「ドラゴンウェーブ」が使えるため別のカイリューを使うデッキで無色弱点の相手対策でタッチすることは一応考えられます。

カイリューex δ種

RS-PK評価:A 総合評価:C
「つんざく」はスタジアムやどうぐを含めたトレーナーの使用を封じます。同じ効果をもつポケモンと比べて無色のみで使えて威力も高いですが、その分このカードが2進化exであるというデメリットがあります。「りゅうのさけび」は超過分を別のポケモンに載せられるワザで、残りHPの低い相手に使っても無駄にならない便利なワザです。草タイプは抵抗力や鋼エネで攻撃が通りづらいですが効果で載せられることも相性がいいです。
発売当時はシンプルな構成のデッキが多くトレーナーロックがそこまで有効ではなく、1進化で「でんじしょうがい」が使えるライボルトexの存在もあってそこまで使われていませんでした。しかし最近の環境ではトレーナーを多用して高いパフォーマンスを発揮するデッキや、ライボルトを闘タイプで対策するデッキが増えているのでこのカードの使用率は上がっています。

わるいカイリュー

キラとノンキラの2種類があります

RS-PK評価:B 総合評価:A

「ダークトランス」は自由にエネ移動ができる強力なポケパワーです。特殊エネである悪エネが対象ですが、ダークメタルやレインボーなども対象になるのでデッキのすべてを移動できるエネルギーにすることは可能です。「ダブルウイング」はダブルバトル向けであまり強くありませんが、自分のエネの溜まり具合や相手のHPによってはホロンのポケモン1枚で使う機会はあります。「つめできりさく」はそのままでは攻撃力が足りませんが、悪やRエネの追加込みであれば及第点のダメージにはなります。
進化前に「しんかのひかり」を持つわるいハクリューがおり、R団のモンスターボールにも対応しているため他の2進化よりも立てやすいのが強みです。エネ加速になる「ダークナビゲート」と極めて相性がよく、【わるいカイリューマイン】の形で使われます。登場時はRニューラexとRエネ、サメハダーexなど悪タイプと併用することがほとんどでしたが、ホロンのポケモンが出てからは他のタイプを使うことも多いです。トップメタといえる期間があるか微妙ですが、PCG環境のほとんどの間地区入賞圏内にいました。

カイロスのカード

どのカードも防御に関するポケボディーを持っています。

カイロス(ADV4)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「こうかく」は相手の主力ワザを受けるには心もとないですが、序盤の軽いワザでは倒されにくいです。「ソニックブーム」は弱点をつけないところはデメリットですが、序盤に出されやすい草抵抗のジラーチにもダメージが入るところはありがたいです。
登場したADV期は進化ポケモンが大ダメージを出すことが多く使われませんでした。RS-PK環境ではオドシシやジラーチexなど序盤に使われて厄介なカードからダメージを受けないので使われることもあるかもしれません。

カイロス(PCG5)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「ひかるつの」は完封できる相手は少ないですが、相手の初動を妨害できるので役立つことはあります。「ともだちをよぶ」は進化ポケモンもサーチできるので、なるべくサーチ先が入っているデッキで採用したいです。「うしろなげ」は「ひかるつの」がはたらいている間はデメリットがないというデザインです。ダメカンが載っていると強いワザが打てるポケモンやサイドをあえて取らせるコンボも考えられます。
3つとも役割はありそうなものの限定的な効果なのであまり使われていませんが、合うデッキに使う可能性はあります。

カイロス δ種

RS-PK評価:C 総合評価:E
「そうこう」はそこまで厳しい条件ではないのであてにはできないものの、序盤は発動が期待できます。「デルタコール」は進化ポケモンやexもサーチできるので使いやすいワザです。「ハサミギロチン」は3エネと重たいですが、サポート用のポケモンにしては比較的高いダメージを出せます。
δ種がメインのデッキの初手用サポートはホロンのポワルンなどが有力ですが、このカードは「デルタコール」で直接ポケモンを持ってくるので「つきおどす」が効きづらく「ハサミギロチン」は弱点で倒せて「そうこう」も期待できてオドシシに強いので環境によっては採用することも考えられます。

カクレオンのカード

自分のタイプを変えるポケボディーを持っています。

カクレオン(ADV2)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「エナジーへんげ」によって1枚で複数のタイプになれるものの、弱点になったとしても「ダブルひっかき」では攻撃力不足です。eシリーズにワザマシンがありますがこのカードにはつけられないものがほとんどです。

カクレオン(PCG5)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「リアクトカラー」によって1枚で6タイプになることができますが、このシリーズは自分の場のタイプの数を参照するような効果はないため活かしどころはほとんどありません。弱点をつくにしても最大30ダメージでは相手をきぜつさせることは難しいでしょう。

カゲボウズのカード


一部のカードが強いため他の同名カードは影が薄いです。

カゲボウズ(ADV3)

RS-PK評価:E 総合評価:D
1エネの確定眠りとベンチ攻撃ワザの2つを持っていて、性能は平均以上です。「かくせい」のカゲボウズが登場する前の環境でジュペッタを使うのであれば最初に候補になります。

カゲボウズ(ADV4)

RS-PK評価:C 総合評価:E
「シャドークラッシュ」は確実に相手のエネルギーをトラッシュできる強力なもので、たねの1エネでこの効果を持っているのは他にドンメルしかいません。ドンメルとはHPや逃げるの数が異なり、これとジュペッタを厚く入れるデッキよりもどちらかというとミュウがメインのデッキで使われました。
同じ弾の「シャドースチール」と一応コンボになっているもののあまり1種族でシナジーがないため使われていませんでしたが、最近のRS-PK環境ではドンメルの活躍により採用されだしています。

カゲボウズ(PCG5)

RS-PK評価:F 総合評価:E
初手から弱点をついて少しでもダメージを与えたいのであればこのカードを使うことになりますが、他の同名カードが優秀なので使われることはほとんどありません。

カゲボウズ(PCG8)

RS-PK評価:S 総合評価:S
「かくせい」により安全に同弾のジュペッタの「しんぴのまもり」をはたらかせることができます。ジュペッタexに進化させるのも非常に強力でウツギなどを使わずに済み、かわりに別のサポーターでカードを揃えたりトラッシュを貯めることができるようになります。このカードの登場によってそれまで使用率の低かったジュペッタexデッキが入賞するようになり、環境に与えた影響も大きいです。

カゲボウズ(WCP)

RS-PK評価:E 総合評価:F
「ナイトメア」はダメージと特殊状態の両方を同時に与えられ、1エネの攻撃ワザとしてはかなり強い方です。しかし発売時期の関係で常に「かくせい」カゲボウズが存在しているためこのカードが採用されることはほとんどありません。

カビゴンのカード

ポケモンのイメージ通りHPと逃げるコストが大きく、自分を眠りにします。

カビゴン(PCG1)

RS-PK評価:F 総合評価:E
ダブルバトルでは「ほしのねがい」から「ねがえり」を同一ターンに使うコンボができますが、シングルではうまく自分を眠りにできないので使いづらいです。「かいみん」と「たおれこむ」で回復する壁として一応使えるものの有効に使える相手は限られ、δ種との差別化も難しいです。

カビゴン δ種

RS-PK評価:D 総合評価:E
「ごろね」を使って「ねぐせ」をはたらかせるカードです。役割が近い同名カードと比べるとエネ無しで使えて回復が確定なのでより壁に向いていますが、特殊能力対策に弱いので役立つ相手は限られます。
ダブルバトルで攻撃しない方に置いて使うようなデザインですが、このカードが使えるPCG9以降のダブルバトルは封印の結晶が多用されるので能力を活かしづらそうです。

R団のカビゴンex

RS-PK評価:D 総合評価:D
「ダークヒーラー」によってポケモンチェックごとに回復できます。単体でも役立ちますが、「ヒーリングダンス」と合わせると40以下の攻撃を耐えられます。「たおれこむ」は無色エネのみでジュペッタexを倒せる60ダメージが出せるので、色が合わないけれど枚数は加速できるというデッキでは採用できます。色々な使いみちがあるカードですが、それぞれ少し強い別のポケモンがいるせいかあまり採用例はありません。
最もよく使われたのはRニューラexをメインにしたハーフデッキでのサブアタッカーとしてだったように思います。Rエビワラーexの方が「はんげき」や「マッハパンチ」による攻撃性が高いですが、このカードの方が色事故は起きづらくRエネで「どくのつめ」を使えます。

カブトのカード

化石ポケモンは専用のサポートがあるため使うことがあります。

カブト(ADVex1)

RS-PK評価:C 総合評価:D
「よんでくる」を1~2ターン目に使って場を埋められます。普通のたねポケモンも呼べますが、【オムトプス】はたねの枚数が少なくなりがちなのでそこまで恩恵はないことも多いです。カブトを入れるならまずはこのカードから検討していくことになるでしょう。
ADV時代のダブルバトルではe5のカブトプスの進化前としてトップクラスのデッキに入れられていましたが、シングルではある程度の使用率があるものの特段の実績はあげられていません。

カブト(PCG5)

RS-PK評価:C 総合評価:D
カブトプスもオムスターもある程度耐久力を強みにするカードなので一撃で倒されやすい弱点を対策できるのは重要です。弱点を消すカードは他にもありますが、「よんでくる」で他のカードと一緒に出して置きっぱなしでよいと軽さも評価できます。【オムトプス】では1枚はぜひ採用したいです。

カブト(WCP)

RS-PK評価:C 総合評価:E
「しんかそくせい」により早いターンに確実にカブトプスで攻撃に移れますし、デッキによっては化石系以外のポケモンをサーチすることもできます。場に直接出せることや枚数から「よんでくる」の方が優先されますが、状況によってサーチする用途でこちらも入れることは十分考えられます。

カブト δ種

RS-PK評価:E 総合評価:E
他の同名カードと比べるとワザが明らかに見劣りします。カブトプスδは他の化石ポケモンに頼らないカードですが、化石系をカブトプスだけを入れるデッキでも「よんでくる」「しんかそくせい」のカブトは展開に役立ちます。少数だけカブトプスδを採用し、「デルタサイン」でサーチするのを重視するといったきわめて限られたケースでのみ使うことになるでしょう。

カブトプスのカード

回復やダメージ軽減など防御的な効果を多く持っています。

カブトプス(PCG5)

RS-PK評価:C 総合評価:E
「こだいのこうら」はダメージを軽減でき、種族のシナジーの強い【オムトプス】で組むことをまず考えるので条件も楽に満たせます。「エナジーストリーム」は色指定がなく多色デッキになりやすい化石デッキとの相性も良好です。「エクストラクロー」はできればあと少し威力が欲しかったですがHP100や、150のexは2回で倒すことができます。
目立った実績はありませんが、わるいバンギラスに対して「スピンテール」でダメージが載らず弱点を突くことができ、【オドシシレック】に対してもリムーブに対して強いワザを使いながらオドシシとマイナンへ弱点で攻撃でき、レックも30+80で倒せるので流行によっては使われるかもしれません。

カブトプス(WCP)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「げんしのまなざし」は自身がバトル場にいるとき限定で相手のバトル場だけ進化を封じます。ポケボディーを消すかどちらかを入れ替えれば対処できるのであまり役立ちませんが、初手のポケモンをそのまま速攻してくる場合に刺さる可能性はあります。
「さそってつきさす」はベンチにダメージを与えるワザで、条件を満たしたオムスターが1エネ30を出すことができますがタイプが違うので使うことはあります。「こうそくカマ」はシンプルなワザですが特に闘弱点の相手に10の差で倒せるかが大きいので見かけよりは強いです。基本的にカブトプスを使うなら別の同名カードがメインになりそうですが、状況が合うときに使い分けるためにタッチすることは考えられます。

カブトプス δ種

RS-PK評価:D 総合評価:E
「ライフドレイン」は回復効果は大きいですが30ダメージで倒さなければならないので狙うならダメージを上げるサポートと併用したいです。「サンダーブロー」は無色で使えるワザですが、追加ダメージがあるため雷エネを使うデッキで使うことになります。
雷エネ単色の方が強く使えて化石に関する効果も一切なく、化石ポケモンの中では珍しいタイプのカードですが、別のポケモンのデッキに入れるには進化させるのがひと手間かかるのであまり使われていません。一方闘タイプのカブトプスを多く使うデッキで、雷弱点・闘抵抗の相手に向けてWレインボーを使った50ダメージ目当てで採用することは考えられます。

カブトプスex

RS-PK評価:D 総合評価:E
「ハイドロカッター」は1エネから使えるワザですが、類似のワザを持つポケモンと比べると3回までという制限は大きなデメリットです。「スパイラルドレイン」の性能は比較的優秀なものの、化石ポケモンの2進化で闘エネが複数必要と要因が重なって用意しづらくなってしまっています。特に色や弱点で同じでかつ長期戦志向なところも重なるホエルオーexの存在が厳しく登場時からほとんど使われていません。
PCG後半になると「ふくしゅうのトゲ」の追加ダメージを満たしやすくするため、5枚目のカブトプスとして手札からサポーターで捨てるのを主目的とした微妙な扱いで採用する可能性があります。

カポエラーのカード

バルキーや分岐進化と同時に1度だけ収録されています。

カポエラー(PCG4)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「しんかのしるし」は最大HPが低く、何度も攻撃を受けられないため活かしにくいです。進化は特殊エネルギーが使えるようになるのが主な用途になりそうです。「けりあげる」は条件を満たせば2エネ50とたねの闘ポケモンとしては大きなダメージですが、全体的な扱いづらさから採用例はとても少ないです。

カメールのカード

カメックスが強いので使う機会は多いですが、ふしぎなアメからの進化のみとして1枚も採用されないことも結構あります。

カメール(PCG1)

RS-PK評価:B 総合評価:A
「みずでっぽう」は特別な効果はありませんが、2ターン目に使うと考えれば状況によって1エネ20か2エネ30かを調節できるので便利ではあります。
「スマッシュターン」は攻撃しながらベンチに戻せるのでカメックスに進化させやすい状態のまま「しんぴのまもり」持ちを処理できます。カメックスexは登場時から使われ続けていますが2種類目のカメールが出るまでは時間があり、このカードを使うことになる期間もかなり長いです。
また同じ効果の中では40ダメージと最も大きなダメージを出せて、進化前のゼニガメも同じ動きができるので【化石ヌケテッカ】のアタッカーとして採用することもあります。この用途でも40ダメージの他のカードが登場するまでしばらく空くのでカメールにしかできない時期があります。
RS-PK環境でも【カメルギア】で本来の動きができないときに「スマッシュターン」が役立つので有力候補ですが、逃げる2なことやバクーダを一撃で倒せないことから他のカメールを使うこともあります。

カメール(PCG8-ST)

RS-PK評価:B 総合評価:D
他のカメールよりもHPが低く、以前は【カメルギア】ミラーで「ハイドロシュート」できぜつしてしまうので評価が低かったです。しかしRS-PKルールでは環境が進むにつれてバクーダを一撃で倒せる「たいあたり」の10ダメージの差が大きく一転して有力候補になってきています。このマッチでは逃げる1や「あわ」のマヒも役立つでしょう。

カメール(PCG8-B)

RS-PK評価:C 総合評価:C
HP80とにげる1を両立しているのはこのカードだけで、中間進化としてリスクなく場に置けるという点で十分採用理由になります。しかし実戦ではアメ前提の運用でカメールを1枚も入れずにカメックスを使うデッキが多く、仮にカメールを入れる場合はワザに個性が出るものを入れがちということで採用されるケースはあまりありませんでした。また同名カードの中で水エネを使わないのでカメックスδと合わせやすいメリットも確かにありますが、カメックスδを入れるデッキはレインボー系のエネルギーも入れることが多く無色で攻撃できる強みはあまり活かせていません。

カメックスのカード

全体的にHPが高く逃げるが重いですが、ワザのバリエーションは多彩です。

カメックス(PCG8)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「すいあつ」は+40と上昇値が大きく最大HPが120もあるので一撃は耐えられることが多いですが、うまく発動するには自分のターンでダメカンを載せられるようにしたいです。「ハイドロポンプ」は3エネ50・5エネ90とそこまで魅力的な数値ではありませんが「すいあつ」込みであれば十分です。
ダメージ調整とエネ加速の両面で分岐進化の「エナジーレイン」と非常に相性がよく、併用させることが前提のデザインに見えます。カメックスexのデッキは入れたいポケモンが多くなかなか優先度の関係で使われませんが、独自の強みはあるので今後使われることはあるかもしれません。

カメックス(PCG-P)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「スマッシュターン」はダメージを与えながらベンチに下がれる便利なワザですが、進化前のカメールがより大きなダメージで同じ効果を持っているので独自性は薄れてしまっています。「ロケットタックル」で表が出続ければ強いですが、極端な確率でなければカメールで戦うのとカメックスexで戦うことのそれぞれと比べてあまり強みがありません。

カメックス δ種

RS-PK評価:B 総合評価:D
「シールドヴェール」で弱点を消せます。キングドラも同じ効果を持っていますが、δ種であることやタイプの違いがありこちらの方が勝るケースが多いです。「いかりのちょくげき」は相手依存の面が強いですが、HPが高く鋼タイプも持っているので使うチャンスはあります。「ロケットずつき」はシンプルなワザですが色拘束が薄く、わるいバンギラスやケッキングを倒せる60ダメージを出せるので攻撃役として実用的です。
弱点を持つ2進化がメインのデッキでこのカメックスラインがタッチされます。また少ない割合ですが【カメルギア】にもメインの分岐進化で「エナジーレイン」とワザの相性がいいので採用されることがあります。DPシリーズになると弱点が2倍ではなく+10~30が中心になり、ポケボディーも止まりやすくなったのであまり使われなくなりました。

カメックスex

RS-PK評価:S 総合評価:S

「エナジーレイン」は1ターンに何枚でも加速させることができ、つける対象も自由という極めて強力なエネ加速です。デメリットとして使うたびにダメージを受けることになりますが、速さで先行して押し切る使い方なら軽減でき自分のダメカンの数を参照する効果を利用することもあります。「はかいのうずしお」は4エネ必要ですが「エナジーレイン」で一気に加速することができ、ダメージも十分なので評価の高いワザです。基本的には「エナジーレイン」を使い続けるためにベンチに保持したいカードですが、弱点も1つしかなく状況によっては攻撃役に回れることもこのカードの強みです。
登場からレギュ落ちまでのほとんどの期間で使われています。最初はスタンの【カメレアコロロ】で使われ、加速して「マグネットフォース」をする役割でした。PCG2でジラーチが出てからはハーフの【カメフリーザー】で使われるようになります。eシリーズのレギュ落ちによってトレーナーの質が落ちスタンでの使用率が落ちたぶんしばらくはハーフで主に活躍することになります。
PCG6になってホロンのポケモンが登場すると水以外の色も2個までなら扱えるようになって大幅に柔軟性が増し、ルギアexなどをアタッカーにした【カメルギア】が活躍します。当時はハーフの方が使われていましたが、スタンでも全く問題なく使用できます。成績が良すぎたせいかその後このカード対策のために作られたようなカードが複数登場しますが、ラティアス☆やハガネールex、フーディン☆などルギア以外のアタッカーも活用されシリーズをまたぎDP3環境までは入賞を狙えるデッキとして位置し続けました。レギュ落ち直前のDP5環境でも【カメフォレトス】という1ターンキルを狙うデッキの構成カードとして最後まで環境の中心にいます。

ショウタのカメックス

RS-PK評価:F 総合評価:F
1エネから4エネまで個数によってダメージが増えるデザインでVSデッキ同士の対戦であれば強みもありますが、普通のデッキではメリットが細かすぎるのであえて採用することはないでしょう。

カモネギのカード

サポートよりの性能で進化前のポケモンよりは強いデザインです。

カモネギ(PCG1)

RS-PK評価:E 総合評価:E
「あつめてつける」は封印の結晶の効果をすぐに発動させることができ、他にも適したどうぐをつけられればどのポケモンも少し強い状態で戦うことができます。しかしどうぐをつけるポケモンを別のカードで用意しなければならず、どうぐをいれるデッキスペースも必要でうまく使いこなすのは難しいです。近いワザを持つアンノーンやクチートよりも他の行動がしにくいことも気になります。

カモネギ(QCP)

RS-PK評価:E 総合評価:E
初手でカードを引くワザを使うポケモンの中ではHPが高く闘抵抗があるものの、それだけでは独自性がなく「きゅうこうか」がとても有効な相手とあたると判断しないかぎりは他のポケモンを優先して入れるでしょう。

カラカラのカード

複数のガラガラが優秀なので使う機会は多いです。

カラカラ(ADV-P)

RS-PK評価:E 総合評価:E
初手で弱点の相手を1発で倒せる可能性があるものの、あくまで不確定で他のカラカラが強いためまず採用されることはありません。ガラガラを入れる場合は闘以外のエネルギーが入ることがほとんどという点もあります。

カラカラ(PCG1)

RS-PK評価:C 総合評価:D
「たたく」は無色エネで使え、「ちょくげきだん」も色拘束が薄くバトル場にも使えて似たポケモンと比べて優秀な方です。実際は安定性を上げられるPCG3のものが多くの場合で使われますが、ノコッチなどを速攻で倒したりガラガラの「ちょくげきだん」「エネボーン」につなげたりと相手への圧力を重視する場合はこちらを使うことも考えられます。

カラカラ(PCG3)

RS-PK評価:A 総合評価:A
「なかまをみつける」がこのカードの強みで、たねポケモンを用意することは初手でぜひ行いたい行動なので便利なワザです。手札に加えるのは幹部で流されてしまうデメリットがありますが、エネルギーとして採用しているホロンのポケモンなどベンチに出したくないポケモンの場合はかえって嬉しい場合もあります。「ブラッディーボーン」のコストにできるようなデザインにも感じます。「ほねブーメラン」は上のワザに比べるとかなり地味な扱いになってしまいますが標準的な性能はあります。
好きなポケモンを選べるワザと比べるとさすがに一段落ちる効果ですが、1進化の闘アタッカーを入れようとしているときにガラガラは進化前のこのカラカラが強いということ込みで検討されるような重要な存在です。実際にガラガラを使うときも多くの場合このカードが採用されるでしょう。

カラカラ(PCG6)

RS-PK評価:C 総合評価:E
「いかり」を使うにはこのカード自体のHPも、進化後のHPも心もとないので公式大会があった当時はほとんど目にしたことがありません。しかし現在は初手でオドシシと対面したら先に倒せることや、ベンチで「スピンテール」を2回受けた場合にある程度のダメージを出せるといった特定の対策に使えるため採用候補にはなってきています。


ガラガラのカード

テーマに沿って複合タイプでも収録されました。進化前のカラカラが強めなこともあってどのカードもそこそこ使われています。

ガラガラ(PCG1)

RS-PK評価:C 総合評価:B
「ちょくげきだん」は主軸にするには小さいダメージですが、序盤に進化前へプレッシャーをかけたり主力のワザで倒しきれずに逃げたポケモンへ追撃したりするのには役立ちます。「ふくしゅう」は序盤こそダメージが出ませんが中盤以降は効果が期待でき、上限も合計90と十分な威力です。分岐進化のもつ「ブラッディーボーン」とは前半と後半で使い分けられるようなコンボになっています。
色拘束が薄いのも便利で、他のタイプがメインのデッキにサブアタッカーとして採用されました。特に【ルンカル】との組み合わせでは入賞歴も複数あります。PCG後半では別のガラガラを採用しているデッキで大きな打点が欲しい時に採用されるのが主な理由になっているかもしれません。

ガラガラ δ種

RS-PK評価:A 総合評価:C
「エネボーン」はベンチへのばら撒きができるワザで、デッキのメインになりえるうえに2エネから使っていける軽さも魅力的です。全体に20ダメージの「スピンテール」が3-4エネなのと比べると後半は重くも感じますが、倒したくないポケモンに載せないこともできるのでサイドや盤面をコントロールするのには適しています。「メタルキラー」は基本ダメージがあと10高ければという感もありますがδ種をはじめ相性のいい相手が増えているのでいい効果です。HPはやや低いですが鋼エネの効果がはたらき、逃げるも1なので扱いやすい方といえるでしょう。
封印やほこらと相性がよく、当時は【わるネールガラガラ】や【ガラガラライチュウ】といったデッキで地区優勝などの結果をあげています。現在のRS-PK環境では【オドシシガラガラ】の組み合わせがもっとも有力です。バトル場への圧力はナッシーδをはじめ前後のシリーズにはグラードンやルカリオなどもっと優れたカードがいるためベンチ攻撃を活かしたいです。

わるいガラガラ

RS-PK評価:B 総合評価:C
「かわらわり」は弱点と自分の効果は乗って相手の効果は関係しないという効果で、2タイプをもち悪やRエネで加算ができるこのカードにとってはかなり都合のいい効果です。「ブラッディーボーン」はポケモンをコストにする必要がある代わりにダメージが大きいというワザですが、用意しやすさに対して十分な威力で強いワザといえるでしょう。他のガラガラの「ふくしゅう」をサポートすることもできます。
序盤からダメージを出せる闘アタッカーとして【ルンカル】などにPCG1のガラガラと一緒に採用されることがあります。また【わるいカイリューマイン】とも相性がよく、弱点を消されても悪エネつき「かわらわり」で対抗できます。ヌケニンやジュペッタex対策にもなる役割の広いカードです。

カラサリスのカード

ゲームソフトでの扱いのように防御的な効果を持っています。

カラサリス(ADV1)

RS-PK評価:F 総合評価:E
「まゆのから」はベンチにいても発動しますが、コイン次第で不安定です。またもう1枚のカラサリスはHPは80あり、シリーズが進むにつれてポケボディーを無効化される手段も増えてくるため最大HPが低いぶんこのカードの方が脆い印象も受けます。PCG1まではこのカードしかカラサリスがいないため同名カードと比較する必要はありませんが、その間はアゲハントを活かしたい場面もほとんどなさそうです。

カラサリス(PCG2)

RS-PK評価:D 総合評価:E
「まもりのから」によってきぜつを防げる場合もあるので進化ラインとして必要になるならこちらを採用することになるでしょう。アゲハントはポケボディーは個性的ですが、HPやワザのダメージが不足気味で採用しづらいのが難点です。ハーフデッキはデッキごとに使えるポケモンの種類が限られるため、このカードが出てすぐのころにたねだけベンチ攻撃などで倒して「まもりのから」でデッキ切れを狙うのを考えられていたこともあります。

ガルーラのカード

このシリーズでは普通のポケモンとして1回だけ登場と地味な扱いです。

ガルーラ(PCG1)

RS-PK評価:E 総合評価:D
「こどものおつかい」のドローによって展開をサポートします。HPが高くノコッチやジラーチといった展開ポケモン同士で戦ったら勝ちやすいという面はあるものの、1枚引くというワザが補助としては弱く逃げるも2あるので初手向きのポケモンを比較していくと基本的には採用しづらいです。
WCS05レギュでは「でんせつのひしょう」のポケモンで戦うデッキに採用されたことがあるようです。たねをベンチに出したり進化させることが必要なく、学習装置をつけておく先としてワザやHPがちょうどあっています。


おわりに

・1つ前のリスト

PCGデッキのまとめ
https://note.com/kanten620/n/n0f54f94af7e0

※カードとテキストの画像は
「ポケモンカード 旧シリーズ検索」さま
のものを使用させていただいております。

※質問や感想などがありましたらTwitterのリプやDMか、質問箱(https://marshmallow-qa.com/kantenmagichand?utm_medium=url_text&utm_source=promotion)
までご連絡ください。なるべく対応します。

※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

以下は有料記事になります。この記事の最初や概要ページに詳細がありますのでよろしくお願いします!

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