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ADV・PCGシリーズの記事内によく登場するカードの紹介

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この記事ではADV・PCGシリーズで使用頻度の高いカードを紹介します。このシリーズで遊ぶにあたって必ず覚えておきたいカード群なので、全然予備知識がないという方はぜひご覧ください!
 今回は使用率や強さよりも、文章中によく登場しわかりにくい可能性のあるカードをより優先して紹介しています。主要なカードで私の書く記事では細かいシリーズ名や効果の説明を省略して文中に登場することも多いので、もしどのカードのことを言っているのかわからなかったらこのページを見ていただければと思います。環境の変化によって追加したほうがよいと思った場合は更新します。

特定の1枚のカード以外の俗称や言い回しは以前別に記事にしています。

カードの説明つき画像は「ポケモンカード 旧シリーズ検索」さま 
を利用させていただいています!いつもありがとうございます!
この記事以外のカード検索にも大変有効なのでぜひ利用してみてください。




ポケモン

エネコロロ(ADV1基本拡張パック)

呼び方:コロロ
「エナジードロー」は過去のシリーズのカードを引く能力とくらべて明らかに強力で、PCGシリーズに入って色々なポケパワー持ちが出るまで1強状態だったのでADVがメインのルールではよく使われます。PCGになっても他のカードと相性がいい場合は使われています。


オドシシ

呼び方:鹿、O、ゼルネアス
つきおどす」はこのシリーズではサポーターやスタジアムを含めすべてのトレーナーズを対象にできるため強力な効果となります。「あやしいなきごえ」もやや地味ながら1体の主力で押し切ってくるのを止めやすいので役立つワザです。他の何らかの妨害手段と合わせて使われます。
このカードの存在によって20ダメージを回復や軽減すると手札のトラッシュこそ防げないもののサイドレースで押し切られなくなったり、2進化ポケモンが進化前のたねや1進化の細かいワザで対処できるよう考えたりと普段は軽視されていることが活きることもあります。

カメックスex

呼び方:カメ、亀
「エナジーレイン」はこのシリーズでは唯一の、好きなポケモンに好きなだけエネルギーをつけられるポケパワーを持っています。「はかいのうずしお」も強く、ハーフとスタンの両方で常に使われ続けています。対戦相手として考える以外に似た効果のカードを使う面でもカメックスとの差別化が気になることがあります。

ジュカインexδ

呼び方:ジュカ
エクストラリキッド」はポケモンexへ妨害するものです。特にポケパワーを封じるのが強く、このシリーズのカードはエクストラリキッドを消して自分のポケパワーだけを使うことができません。ジュカインを倒せるようにするか、ポケパワーが止まっても勝てるようにするか、使われないと判断して放置するか考える必要があります。



ジラーチ
(PCG2)

呼び方:ジラ
このシリーズではたねのポケパワーでカードを引ける効果はとても少ないので、「ほしのねがい」はハーフ・スタンどちらでも広く使われています。ジラーチのカードはADV4のものやPCG8のexもよく使われますが、単にジラーチと書かれていたら多くの場合これを指すでしょう。「メタルブロー」の方も2エネ50と効率のいいダメージ源になることがあり、序盤バトル場にとどまるつもりのカードはポケボディーを持ってない方が強いこともあります。
あまりにも多用されるので初手に特殊状態にしてほしのねがいを封じるワザは少し評価が高まります。またデッキ全体の動きにもよるものの炎のたねは1エネ10→2エネ20や2エネ30などこのジラーチを楽に倒せると都合がいいこともあります。


ヌケニン
(ADV3)

攻撃できるポケモンが限られます。カードプールの少ないADV期やPCG初期にはある程度の使用率があり、進化前のポケモンはあまり差がない場合はこのヌケニンと戦えるというのが採用理由につながります。

ノコッチ(ADVex1)

序盤の展開をサポーターで行うかポケモンのワザで行うかの検討でよく出てくるカードです。先攻1ターン目で使えて2ターン目からは代わりに別のサポーターを使うこともできますが、最初に引けなかったときに入れ替えが必要などデメリットもあります。
初手でたねポケモンを並べるワザは複数ありますが、一番呼ぶ効果が強く使用率が高いのでまとめてノコッチ展開と呼ばれることもあります。



ピジョット(PCG1)

呼び方:鳩、ジョット

「マッハサーチ」が非常に強く、ふしぎなアメが入るデッキならとりあえず入れるかどうか検討できるほどのカードです。一方でこのカードを対策するために作られているようなカードもあるほどカードデザインの地点で大きな影響を与えています。


ホロンのコイル

呼び方:コイル
無色1個ぶんとエネルギーとしては弱いですが、ポケモンとしてサーチできて便利なのでよく使われます。たねポケモンを複数枚手札に加えるカードで本来ほしいポケモンと一緒に持ってきて育てたり逃げて適したポケモンと入れ替える動きは序盤でよく見られます。ビリリダマも同じ効果ですが、コイルの方が色が強く初手に来てしまった場合きぜつしにくいのでまとめてコイル呼ばわりされることも多いです。


ホロンのポワルン

呼び方:ポワルン、ホロン、ホロンエネ、ホロンポケ
全ての色2個分になるエネルギーとして使え、たねポケモンとしてサーチもできる便利なカードです。初手に来た場合に出さなければいけないことはデメリットにもなりますが、「デルタドロー」で展開に役立つデッキもあります。たねポケモンを引くためのトレーナーは序盤以外あまり役に立たない場面が多いのをカバーできるのも便利です。なおエネルギーとして同じ効果をレアコイルとマルマインも持っていますが使用率の差があるのでまとめてポワルン扱いされることもあります。また他にホロンエネルギーというカードもありますがこれも使用率の差があるので、ホロン(のポワルンを)エネルギー(として使っている)こちらがホロンエネルギー呼びされてホロンエネルギーはそれぞれの種類を表すGL、WP、FFで呼ぶこともあります。

マルマインex

呼び方:マイン、マインex
エネエネボンバー」を使うことで5枚エネルギー加速が行なえ、またサイドを相手が2枚引くことでどちらが残りサイドが多いか変わることも多く、一気にゲーム状況が変化します。似た効果のカードがほとんどなく、かなり多くのメインポケモンのサポートとして投入されます。

ミュウex(PCG5)

HPが低いexですが、他のポケモンのワザを使えます。もとのポケモンではさらにHPが低かったり2進化で用意しづらかったりするワザもミュウでうまく使えることもあるため個別のカードを考えるときによく話題に出てきます。


レックウザexδ

呼び方:黄レック、レックδ
高いHP、弱点なし、便利なワザとシリーズトップクラスの基本パワーを誇るカードです。レックウザは他のexもδ種も強くて紛らわしいのですが、使えるルールではこれを指すことが多いです。
特に「ポイントショート」でベンチに50ダメージを与えられることが強力です。進化前のポケモンでポケパワー・ポケボディーを持っているために一撃で倒されてしまうのは避けたいのでPCG9が使えるルールでは特性を持っていない方がいい評価ということも多いです。

わるいバンギラス(PCG3ロケット団の逆襲)

呼び方:バンギ、黒バンギ、滋賀バンギ、わるバン、スピンテールのほう
HPが高く用途の違う強いワザを3つ持っており、わるいポケモンのサポートも豊富と総合力に優れます。登場したPCG3からレギュ落ちをこえてDP2くらいまで常に有力カードです。他にもバンギラスのカードは多く登場していますが特に何も言及せずバンギラスといえばこのカードのことを指すことが多いです。タイプや効果などがこのバンギラスに対して強そうであればとりあえず採用理由になるくらいです。


トレーナー


サポーター

ロケット団の幹部

呼び方:幹部、N

このカードが存在するためPCGシリーズはあまり手札をためることはできません。サイドを取るのが遅いデッキはゲーム中盤まで6枚まで引ける強いサポーターになり、残りサイドが少ない終盤や自分のポケモンがきぜつした直後に使うことで相手の手札を減らして事故を期待できます。サポーターの中で最も使われます。

スタジアム

クリスタルビーチ

呼び方:クリビー、ビーチ、トロピカルビーチ
Wレインボーやホロンのポケモンなど、1枚で高い効果を得るエネルギーへの対策になります。単体ではトラッシュさせやすいので、多数入れたり他の妨害カードと組み合わせることがほとんどです。


砂漠の遺跡

呼び方:砂漠
ポケモンexはHPが高く、このカードの使用率も極端に多くないため無視する手も考えられますが、該当するカードをメインに使うデッキはなるべく対策できるカードを入れておきたいです。

呪われたほこら

呼び方:ほこら
このシリーズのHPではこのカードを放置し続けて耐えるのは難しく、ポケパワーを多用するデッキであればなんらかの対策をしたいです。反対にポケパワーをほとんど使わないデッキでは選択肢になりやすいです。

その他トレーナー

逆転!マジックハンド

呼び方:マジハン、逆マジ
このカードがあるためPCGシリーズはサイドを先行するのが一概にいいとは言えないものになっています。他に簡単かつ確実に相手のベンチを呼び出すカードがないことも大きいです。

そっくり!テレポーター

呼び方:そっテレ、そっくり、テレポーター
exでなければ好きな場所のポケモンを入れ替えられるので便利なカードです。序盤に初手向きのポケモンとメインやその進化前その入れ替えにも、中盤以降に使わなくなったポケモンのベンチを空けるのにも使えます。

封印の結晶

呼び方:封印、結晶、封結
ポケモンにつけるだけで全員の特性をすべて消すという大胆な効果です。このカードの登場以降相手を妨害する側は強い特性を持っているものよりもこれを付けたほうがいい場合が多くなって採用カードもかわり、ポケパワーを使いたい側は同時に出た暴風の採用を強いられるなどゲーム環境全体に大きな影響を及ぼしています。


ふしぎなアメ

呼び方:アメ
このシリーズでは場に出してすぐのたねを1進化や2進化にできるため進化ポケモンも比較的使いやすいと思います。これをあてにして中間の1進化カードが少なかったり入ってなかったりすることも多いです。


エネルギー

全般として「エネルギー」は省略して「マルチ(マルチエネルギー)」や「マグマエネ(マグマエネルギー)」といった表記をしています。

スクランブルエネルギー

呼び方:スクラン
俗にいうサイドが負けているときしか働きませんが、好きな色3個と強力な効果を持っています。なかなかサイドを取らない何らかのコンボを狙うデッキに入ることが多いですが、普通にバトル場を攻撃するデッキでも速度が遅い場合に入っていることもあります。

ブーストエネルギー

呼び方:ブースト
eシリーズにも収録されていたのでADV1環境から使えます。ポケモンexにもつけられるので、他の複数個になるエネルギーがないPCG1までのルールではよく使われます。

Wレインボーエネルギー

呼び方:W虹
つけられるポケモンは限られるものの好きな色2個というのは大きく、全く違うタイプのポケモンを採用しやすくなります。

まとめ

あまり数が多くなりすぎるとかえって混乱してしまいそうなので特に記事に出てきそうなカードを選んで紹介させていただきました。
この記事を読めば特に前後に触れられてなくても「ヌケニン対策で採用」や「ポケボディーを持っているので採用していない」というような一見よくわからない文章も意味が分かると思います。
今後もなるべくわかりやすく記事を書いていきたいので、ぜひPCGシリーズを楽しんでいただければと思います!


PCGデッキのまとめ
https://note.com/kanten620/n/n0f54f94af7e0

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