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【ダブル】わるいカイリューラフレシアexのデッキレシピと対戦レポート【ADV-PCG】

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はじめに

 今回はダブルバトル用のわるいカイリューデッキのレシピと、これを使って出場した「第2回いつかきっとダブルレインボー杯(W虹杯)」の対戦レポートを書きます。
 この大会はサブイベントで、メインのシングルバトルの準備をしていたのもあって対人戦は一度もしませんでした。そのため現地点では粗も多いと思いますが次の機会にある程度は前提知識を持って取り組めると思うので残しておこうと思います。


デッキレシピ

デッキ名はメインポケモンを合わせると旧裏の有名カードになるところからです

ポケモン:27枚 
4:ミニリュウδ(PCG3-りゅうのうた)
4:わるいハクリュー(PCG3-しんかのひかり)
3:わるいカイリュー
1:カイリューexδ
2:ビリリダマ(PCG5)
2:わるいマルマイン
1:マルマインex
2:ナゾノクサδ
1:クサイハナδ
2:ラフレシアex
1:ラフレシアδ
1:ジラーチ
2:ホロンのマルマイン
1:ホロンのポワルン

サポーター:11枚
2:ホロンの導師
1:ホロンの冒険者
1:ホロンの科学者
1:ホロンの研究員
4:ロケット団の幹部
2:オーキドはかせの研究

トレーナー:14枚
4:ホロンのトランシーバー
2:ロケット団のモンスターボール
1:ポケモン回収装置
3:暴風
4:ふしぎなアメ

エネルギー:8枚 
4:悪エネルギー
4:ダークメタルエネルギー

デッキ概要

 バトル場でのみ強力な効果を発揮できるわるいハクリューとラフレシアexを組み合わせたデッキです。
 序盤はジラーチとわるいハクリューで展開します。「ほしのねがい」はもう片方のポケモンも眠ってしまいますが、ねがい→ハクリューに進化して「しんかのひかり」、ひかり→ねがい→カイリューに進化とすることで連続してポケパワーを使うことが期待できます。
 最終的には片方をラフレシアexにしてトレーナーロックをしながらもう片方で攻撃するか、ラフレシアexで攻撃しつつ横のハクリューで後続を育てていくようにします。

採用ポケモン解説

4:ミニリュウδ(PCG3-りゅうのうた)
4:わるいハクリュー(PCG3-しんかのひかり)
3:わるいカイリュー
メインカードで初手に欲しく、ハクリューがきぜつすることもあるので4枚採用しています。ミニリュウの「りゅうのうた」は2体眠りにでき、カイリューの「ダブルウイング」は悪エネルギーで追加したダメージが両方に入るなどダブルバトル用に調整されているカードでもあって強力です。

1:カイリューexδ
メインポケモンと同じ進化ラインで、かつもう一方のメインのラフレシアと同じトレーナーロックができます。ホロンの研究員でサーチもできます。

2:ビリリダマ(PCG5)
2:わるいマルマイン
1:マルマインex
エネルギー加速をします。エネルギーをはがし続けてくるデッキもいそうだったのでエネエネボンバーができるexも採用しました。

2:ナゾノクサδ
もっと増やしたいですがスペースがなく2枚です。
1:クサイハナδ
単に中間進化というだけでなく、「よだれ」と「ようかいえき」1回ずつで苦手なベトベトンexの弱点をついて倒すことができます。導師と研究員でパーツが揃うのでハクリューが止まっていても用意しやすいです。
2:ラフレシアex
シングルバトルでは3エネ必要なことが課題になっていましたが、ダブルバトルでは相方が攻撃すればいいため出しっぱなしでよく、またやられそうにない時だけ「ダークトランス」で移動して攻撃してもいいためかなり使いやすくなっています。
1:ラフレシアδ
「どくかふん」でサポートができます。「ポルターガイスト」もクサイハナの延長でベトベトン対策として活用できます。ナゾノクサが2枚なのでそこまであてにできませんが、トレーナーロックでダメージを高めることも期待できます。ナゾノクサラインと研究員がもともと入っているのでこのカード1枚以外に余計なカードを入れる必要がないところも都合がいいです。

1:ジラーチ
シングルバトルでは入れ替えする手間があるので入れないこともありますが、ダブルバトルでは1ターン目にサーチしてバトル場に置けるのでさらに使いやすいです。

2:ホロンのマルマイン
1:ホロンのポワルン
「ダブルウイング」をはじめとした色付きのワザを使うために入れています。また悪やダークメタルを山札に戻して「ダークナビゲート」を再度使うのも狙います。

2:ホロンの導師
1:ホロンの冒険者
1:ホロンの科学者
1:ホロンの研究員
4:ロケット団の幹部
2:オーキドはかせの研究
δ種を使うのでホロンサポーターを入れ、その他は手札にある悪とダークメタルを山に戻せる中で強いサポーターを入れました。

1:ポケモン回収装置
3:暴風
スペースがないのでこの枚数で我慢しています。

4:ふしぎなアメ
「しんかのひかり」で1進化経由もしやすいですが、ハクリューを残しておきたいので別のミニリュウをアメ進化したく、ラフレシアやマルマインもすぐに能力を使っていった方が強いので採用しています。

4:悪エネルギー
4:ダークメタルエネルギー
「ダークナビゲート」で加速できるエネルギーです。レインボーエネルギーは色拘束が2つあるワザが多かったのでホロンのポケモンを優先して採用しませんでした。

対戦レポート

全体の結果やデッキレシピは以下の記事でまとめてあります。

1回戦 ジュペッタex
弱点をつけるので基本的には有利なマッチです。
初手にミニリュウとジラーチがいるスタートで、ポケモンはいるけれどエネルギーがなかったのでアメでマルマインを立てて攻撃の準備をしていきます。
ホロンマインをリムーブされたりバトルフロンティアでエネ移動ができなかったりしたので数ターン攻撃が遅れてしまいましたが、ジラーチで暴風を引けて逆転をはかります。カードが揃っていたら「シャドームーブ」2回とちからのかけらでカイリューがワンパンされる恐れがありましたが倒されずに済み勝ち。

2回戦 封印ライボルトex
初手ジラーチでミニリュウもサーチできるスタートでしたが、返しにレックウザ☆に封印をつけつつ「こうしゅうは」で表を出されて止まってしまいます。
その後「でんじしょうがい」を連打されて、こちらは「りゅうのうた」で眠りになってロックが解けるのを狙いますが、3連続表で殴られ続けてしまいます。4回目でようやく裏が出て返しのターンで暴風やアメ+ラフレシアなど場を揃えて攻撃を始められましたが、サイド差をつけられており「メガショット」2回でサイドを取りきられて負け。

3回戦 ゴーリキーケッキング
ポワルンしかいないスタートで、相手にすぐにケッキングを立てられてしまいました。わるいカイリューは弱点で一撃でやられると損が大きいので「デルタドロー」でナゾノクサの分だけ引いてラフレシアかカイリューexを準備しにいきます。相手もケッキングが揃った以外は事故気味で、1エネのたねに「はめつのいちげき」を使うのが損なので数ターンそのまま経過しました。
その後ラフレシアexを引けて攻撃に移ります。相手もサポーターを引けて展開してきますが、トレーナーロックやカイリューの闘抵抗など相性のいい部分が多く順に攻撃していって勝てました。

4回戦 封印ライボルトex
今回も1ターン目に「こうしゅうは」で表を出されてしまい、その後封印つきマグマグラードンも出されます。「りゅうのうた」で解除を狙いますが連続して表を出されて「でんじしょうがい」が解けず、数ターン後にたね切れでストレート負け。

よって2勝2敗という結果になりました。
負けた2回の1ターン目の高周波表はほとんどのデッキが厳しいので仕方ない面もありますが、実際に対戦してみてその怖さがよくわかりました……。


反省点

 他の対戦風景も見ていましたが、このルールはとにかくロックが厳しかったです(自分もトレーナーロックを入れているのを棚に上げる)。このデッキも多少は安定性を考えていたつもりでしたが全く足りていませんでした。可能であればライボルトexには素の殴り合いで勝てるようなカードを入れたいところです。
 一方でトレーナーとポケパワーを止められても比較的戦えるシンプルな構成のデッキはダブルバトルに特化した構築でなくてもロックデッキ相手に通用していましたが、それらのデッキに対しても色で有利な封印マグマやジュペッタはともかくハッサム単は厳しいなど、どっちつかずのデッキになってしまっていました。
 封印の結晶が出る前のルールであればもう少しポケパワーが使いやすくなるのでこの構築でも通用するかもしれません。レギュレーション次第で変わってきそうです。


おわりに


 今回はじめてダブルのデッキを紹介することにしました。レシピとしては分岐進化やシナジーが多くて面白いかなとも思っていましたが、実戦は甘えが許されませんでした。次があるかはわかりませんが機会があればこの経験を活かせればと思います。

PCGデッキのまとめ
https://note.com/kanten620/n/n0f54f94af7e0

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※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

※カード画像やデッキレシピ画像は
「ポケモンカード旧シリーズ検索 様」
https://pcg-search.com/card/search.php
のものを使用させていただいているものがあります。



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