8泊9日で九州を一周した話

九州地方の全県を車で一周しました!九州各県の魅力が伝わるとともに、九州旅行を計画する際の参考となれば幸いです。

1日目:熊本県→鹿児島県

今回の旅行は熊本県からスタートです。熊本城水前寺成趣園を回った後、体力のあり余っているうちに鹿児島県までの縦移動をしてしまおうという作戦!

成趣園、素晴らしかったです。肥後細川家の庭園で、約350年前に作られたものです。広々とした敷地に映える池と築山。そしてそれらを眺めながらお抹茶をいただける茶寮。季節柄、梅の花も咲いていました。

2時間半ほどのドライブを経て到着した鹿児島市。まず桜島の形に驚きました。普通の山とは明らかに違う異様な形。。。夜には黒豚しゃぶしゃぶ発祥のお店(あじもり)に行き、早くも鹿児島らしさを感じた1日目となりました。

2日目:鹿児島県→宮崎県

鹿児島では島津氏の別邸、仙巌園古集成館を見学し、丸尾滝という温泉が含まれる滝と宮崎神宮を経由しつつ宮崎県のフェニックス・シーガイア・リゾートへと向かいました。古集成館の資料から、薩摩藩が日本の近代化に大きく貢献したことがわかります。2日目の夕方から3日目はリゾートでのんびりしていたので省略します。(偶然にもソフトバンクホークスの選手が宮崎キャンプで同じホテルに宿泊していました)

4日目:宮崎県→(熊本県)→大分県

この日のスタートは高千穂あまてらす鉄道。廃線になってしまった鉄道にトロッコを走らせ、アトラクションとして保存しています。高千穂の大自然を往復30分ほど堪能。その後は大分県の湯布院温泉へ。途中で休憩がてら寄った大観峰がとても良かったです。阿蘇くじゅう国立公園の一部?だと思うのですが、大自然に感動です。熊本は今回一番のお気に入りかもしれません。

ちなみに由布院温泉はとてもさらりとしており、湯あたりも少ない優しい温泉だそうです。なんだか老後のような旅行をしていますね。。。

5日目:大分県→福岡県

九州旅も折り返しです。湯布院の街に出て、隈研吾さん設計のComico Art Museum金鱗湖に行きました。メインロードにはお店が立ち並んでいますが、全体としてはとても落ち着いている街で、上品な印象を受けました。福岡県は修学旅行で行ったことがあったので、太宰府天満宮を再訪し、水炊きを食べて終了です。

6日目:福岡県→佐賀県

まさかの寝坊で呼子の朝市に間に合わないアクシデントがありましたが、海風に当たり、踊りイカを食べるという港っぽいことをして楽しみました。呼子からすぐ近くの杉之原牧場には、牛の放牧と共に玄界灘を臨める絶景!風がビュンビュンですが日本の果てに来た感じを味わえます。予想以上に長居をしてしまいましたが、閉園時間ギリギリに吉野ヶ里遺跡に到着。物見櫓など、”教科書で見るやつ”を”生で”見てきました。

7日目:佐賀県→長崎県

TSUTAYAを運営するCCCが運営に入って話題となった武雄市図書館と伊万里焼の窯元を見学。武雄市は温泉も有名みたいなのでゆっくりすることもできそうです。伊万里焼のお店では高さ2m程の壺を発見。お値段なんと2500万円!相続税対策で買うレベルの値段ですね。現金化できるか謎ですが。

佐世保市で日本初のハンバーガーである佐世保バーガーを食し、ハウステンボスに到着。入り口の風車とお花畑の景色は綺麗でしたが、アトラクションのクオリティは正直微妙。ディズニー、USJ、富士急ってすごいんだなあと改めて。

8日目:長崎県

長崎市に移動し、かつて遊廓があった場所で老舗料亭である花月に伺いました。少々値が張りますが、日中蘭の文化が融合したしっぷく料理を頂けます。料亭の中には坂本龍馬のつけた刀傷と伝えられるものもあり、色々と各地の経験が繋がってきました。

夜は夜景で有名な稲佐山へ。特別高い建物がないからか、家々の小さな明かりが合わさって星空のような景色を作り出していました。東京やニューヨーク、香港の夜景とは違った良さがあります。

9日目:長崎県

予定では軍艦島に行くつもりでしたが、まんぼうの影響で叶わず。路面電車で日本二十六人記念館に行き、中華街でちゃんぽんを食べて空港へと向かいました。少し時間が余ったので空港近くのガラスの砂浜で海を感じて九州に別れを告げました。


終わり

こんな感じの9日間で、体感では割とゆとりのある旅行でした。誰かの何かしらのお役に立てたら嬉しいです。

気になることがありましたら、気軽にコメントしてください。

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