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最短最適で英語力を伸ばす方法

リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング。この4つを総合した力を英語力と呼ぶ。今回は特にこの中でも、会話を主とするリスニング、スピーキング能力を伸ばす方法について話す。

そもそも、なぜこの中でわざわざリスニングとスピーキングに絞ったのか。それは、日本人が他国と比べて明らかに英語での会話能力に欠けているからである。

アジアにおける英語能力ランキング
(日本26位)


では、一体なぜ日本人の英語会話能力は低いのだろうか、という質問に対する答えは以前noteで扱ったここにある。


英語を「使う」ためではなく、「良い学校に行く」ために教わるこの国では、授業の大半がリーディングとライティングを占めるため、一方のリスニングとスピーキング能力が劣るのは当然のことである。この国がそれを採用し推奨している以上、仕方のないことだ。しかし、いざ海外に出てみると、非英語話者である他国の人たちとのギャップに苦しむ留学生が毎年多く発生するのもまた事実だ。そこで、私はそんな日本人が英語における会話能力向上における最短で最適な方法を紹介する。

リスニング、スピーキング、これら二つの能力を爆上げするミソはつまり、「慣れ」にある。"そんなことかい" そう思った人もいるかもしれない。"そんなこと"なのである。人間の細胞は同じことを繰り返しているうちに一人でに、勝手に学習し成長する。部活の基礎練などもそうだ。以前まで難しかったこと、時間がかかっていたことも経験による "慣れ" によって、より簡単に、より素早く行われるようになる。日本人の場合、内気な国民性も含めて、リスニングとスピーキングの圧倒的経験不足に陥っている。逆に言えば、他国よりもリーディングとライティングはスバ抜けているため、それらさえ克服できれば言うことなしなのだ。つまり、英語会話能力を向上するカギは "慣れ" なのだ。それでは手っ取り早く"慣れ"る方法について説明する。

リスニングについて

毎日24時間、浴びるほど英語を聞きましょう。現在海外にいる人は、授業中や友達との会話など充分な機会があると思いますが、日本にいる人にとっては、それらは難しいかもしれません。そんな時こそ、今あなたが持っているスマホを使うのです。便利な時代になったものです、今やYouTubeで "英語 リスニング" と調べるだけで簡単に無料でリスニング教材が手に入るのです。それを1日の中で永遠に聞き流しましょう。ここでポイントは、日本語音声なしのものを選ぶようにしましょう。一つの言語を集中して学ぶにあたり母国語は大変邪魔な存在となります。英語のみに集中しましょう。もっと勉強したい人は、本屋に行けばテキストが買えます。お金が無いのは言い訳になりません。あなたがいつも無駄金をはたいている飲食代やショッピング代の一部を当てるだけでいいのです。瞬間的な自己満足であるそれらとは異なり、あなたの英語力は一生続く、財産となります。

スピーキングについて

話しまくりましょう。簡単なことです。相手なんか別にいりません。日常の中で思ったことを英語で声に出しましょう。1日それを100回やれば1ヶ月だけで3000ものフレーズがすんなり口にできます。また、上記で説明したリスニングで出てきた表現を実際に自分で使ってみるのも良いでしょう。このありふれた世の中で、言葉やフレーズなんか所詮他人の真似事にしか過ぎません。誰かが使っているというものはこの世で多く使われているフレーズです。多用されるものほど気をつけて覚えておきましょう。

ところで

よく、独自の勉強法で、洋画や洋楽を紹介する人を見かけます。そんな人に限って、"別に勉強なんかしなくても洋画洋楽やるだけで英語力伸びるよ" みたいなことを言っていますが、そんな人を見るたびに毎回ぶっ飛ばそうかと思います。もちろん何もしないよりはマシかもしれませんが、それじゃあ学校の授業で仲良く洋画見て洋画歌ってりゃ英語力は伸びるのでしょうか?答えるまでもありません。結局のところ、英語をちゃんと地道に勉強していくことに敵うものはないのです。
よく英語が出来るようになるのに3ヶ月はかかると言いますが、これはガチです。本気でやり続けて3ヶ月を超えたあたりからだんだん"慣れ"が始まります。焦る必要はありません。きちんとした方法、ステップを踏むことでこの世の全ての人の英語は上達します。
大切なのは、やり続けること、自分自身に負けないことなのです。

最後に

今回は思想強め、終始偉そうでごめんなさい。けど、それくらい今の日本の英語教育には本気で思うことが沢山あり、同時にそれらに苦しむ人たちの力になりたいと強く思っています。
このnoteを見た人が少しでも、今から英語学習を始めるきっかけとなれば幸いです。

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