夏の終わり

お盆休み明け仕事初日。10日ぶりの出勤。毎度のことながら、長い休み明けのこの日はなかなかやる気が出ない、エンジンがかからない。その前日浜松から横浜に帰る新幹線に乗ってからずっと憂鬱な気持ちだ。社会に出て10年経つけれども、一年間のうちこの日ほど嫌いな日はない。今だって先週の今頃は京都の何処かの居酒屋で一人美味しく日本酒をいただいていたなあと懐かしい気持ちにすらなる。

さて、愚痴が長くなってしまったが、今日は夏の全国高校野球の決勝戦。今年も高校球児たちが幾度も熱戦を繰り広げてくれた。相変わらずコロナを始め暗いニュースが続くこの世の中、彼らの一球一球に対する執念が胸を熱くしてくれた。心から感謝を申し上げたい。

そんな中、今年は仙台育英が頂点に立った。長い歴史の中で初めて東北勢が優勝したとのこと。東日本大震災で負った傷が未だ癒えぬなかでの快挙は喜びもひとしおであろう。本当におめでとうございます。

さあ、高校野球が終われば熱い夏も終焉に近づくだろうなと寂しい気持ちになる。行きつけのカラオケバーで夏の終わりのハーモニーを歌いたくなった。玉置浩二か井上陽水のどちらでも担当するから、誰か一緒に歌いませんか〜!?


KANTA

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