地震保険で約60万円!!「地震保険金」の申請方法
「令和6年能登半島地震」
私は北陸に住んでおり、震度5強の揺れを体感しました。
本当に怖い思いをしましたが、幸い、家族、親戚にケガなどはありませんでした。
そして、住宅ローンが残っているマイホームも少ない被害で済みました。
❶マイホームが軽微な被害だったので申請はしていなかった
地震後、私の家の外壁や内装を確認しましたが、大きな被害は確認されませんでした。
ただ、家の基礎部分(土台部分)に幅0.3mmほどのクラックのようなひび割れが6~7箇所あることがわかりました。
それでも、私よりもっとひどい状況の人がいるし、保険金はこの程度ではおりないだろうと考え、何も申請はしていませんでした。
❷地震保険に加入しているなら保険会社に必ず連絡したほうが良い
令和6年能登半島地震から半年ほど過ぎたとき、
会社の同僚から、
「地震保険で約60万円もらえた」
という話を聞きました。
そして、
「もし地震保険に入っているなら、絶対連絡したほうが良い。」
とアドバイスをくれました。
私は、マイホームを購入した際、地震保険に加入していたので、さっそく電話してみました。
すると、地震保険会社のコールセンターの方が、
「担当者が被害の状況を見にいきますので、日程はいかがですか?」
とのこと。
1週間後に見に来てくれることになりました。
❸損害保険協会の担当者がマイホームを見に来てくれた
1週間後、加入している地震保険の会社から委託され、派遣された「日本損害保険協会登録鑑定人」の肩書を持つ方が、マイホームを見に来てくれました。
私は、家の基礎部分、土台部分のひび割れ箇所を説明していきました。
すると、担当者の方が、
「写真を撮りますので、家の中でお待ちください。」
とのこと。
5分くらいたった後、家のインターホンがなり、今度は、
「家のくわしい図面はありますか?」
とのこと。
私が、家の図面を探してきて渡すと、担当者の方が図面の写真を撮り、
「計算してまいりますので、少々おまちください。」
とのこと。
次に、インターホンが鳴り玄関に出てみると、
「一部損害にあたりますので、約60万ほどになります。後ほど、地震保険会社から口座番号を記入する書類を送らせていただきます。」
とのことでした。
たった20分くらいのことで、約60万円の保険金をもらえることになりました。
早い対応と丁寧なサービスで、とても満足でした。
❹書類の記入
それから4日後、速達郵便で、ポストに重要書類が投函されました。
書類を開けてみると「保険金ご請求のご案内」が入っており、手続き方法が書いてありました。
そして、書類の指示通り「保険金請求書 兼 同意書」に署名や振り込み口座などを記入し、返信封筒にてポストに投函しました。
❺保険金の振り込み確認
書類をポストに投函してから4日後、私の電話に連絡があり、
「週明け、口座に保険金を入金いたします。また、振り込み後の確認書類を送付させていただきます。ご確認ください。」
とのことでした。
そして、最初に保険会社に電話してから約21日後、保険金約60万円が私の口座に振り込まれ、翌日には「事故対応完了のご案内」が郵送で届き、全ての手続きが終わりました。
地震で怖い思いをしましたが、本当に救われました。
※保険金の金額は、マイホームの価格や契約内容、掛け金、損害の度合いによって変わると思います。
❻地震保険について学んだこと
今回の件から、私は地震保険について、次のことを学びました。
このことは、実際に被害に遭わないとわかりませんでした。
・当たり前だが、保険金というものは自分から申請しないともらえない。
・地震が起こったからといって、保険会社から電話がかかってくるわけではない。
・被害の程度を自分で判断してはいけない。必ず保険会社に連絡し、判断してもらう。
・申請する際、修理業者の見積書や罹災証明書は不要だった。(保険の種類によっては、修理見積書や罹災証明書が必要です。)
・保険金をもらったからといって、必ず修理する必要はない。
・自動車保険と違い、次回以降の保険料に影響はなく、高くなることもない。
・地震保険は、保険法によって損害の発生から3年以内と決められているので、時間がたっても申請できる。(罹災証明書が必要な場合は早めに申請した方が良い)
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