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『IgGは食物アレルギーの検査に用いない』ともう一本。~日間で最も感謝された投稿~

本noteは、弊社のサービス『感謝×HUNTER』にて日間で最も感謝された投稿をご紹介するものです。そもそも『感謝×HUNTER』って何?という方はこちらのnoteをご確認ください。

まず、一般編(私生活向け情報)ですが、
『新型コロナ時に非ステロイド系消炎鎮痛薬を飲むと悪化するのか?』に関する投稿が最も感謝されました。(学術カテゴリ)

2020年3月にTwitter上で、フランスのヴェラン保健大臣から「新型コロナウイルス感染症に罹ったらイブプロフェンなどの薬を飲まないように」という趣旨の発言がありましたが、現時点では新型コロナウイルスに罹った際にイブプロフェン等、非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)を飲んでも悪化するとは言えないそうです。

(デンマークで新型コロナと診断された9,236人のうち、PCR検査の30日前までにNSAIDsを処方されていたNSAIDs使用者と、非使用者とを比較しても、死亡率、入院リスク、ICU入室リスクなどは変わらなかったとのこと。)

ただし、感染症全般に関して、NSAIDsの使用については否定的な報告が多く上がっているそうなので、使わない方が良いかもしれないという話でした。

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投稿へのリンクはこちらです。
https://kanshahunter.com/posts/8388

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つづいて、専門編(仕事向け情報)ですが、
『IgGは食物アレルギーの検査に用いない』に関する投稿が最も感謝されました。(学術研究,専門・技術サービス業カテゴリ)

風疹のようなウイルスに対する抗体があるかどうか調べる際に検査される『IgG』抗体ですが、食物に対するIgG抗体を検査することは、日本だけでなく、欧州も米国でも、一般に推奨されていないそうです。
除去食を考える際、アレルギーが悪化しているかどうかの判断のために検査すべきは、一文字違いの『IgE抗体』だそうですので、病院で『IgG抗体が陽性だから除去食』という指導を受けた場合は注意が必要とのこと。下手に除去したがためにIgE抗体が急上昇して、ある日誤って食べてしまったことでアナフィラキシーショックが起こり亡くなったという痛ましい報告もあるとか。

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投稿へのリンクはこちらです。
https://kanshahunter.com/posts/8387

以上、24時間集計で最も感謝された投稿のご紹介でした。この場をお借りして、投稿者の方に感謝申し上げます。

なお、日間の一般ランキング(私生活向け情報)はこちらです。是非、ご確認ください。

また、日間の専門ランキング(仕事向け情報)はこちらです。
専門カテゴリはまだまだ投稿が少ないため、このnoteを見てくださった方もどうか、あなたの専門分野において「これは同業者の役に立つ」「学生に見て欲しい」という情報をご存知でしたらご投稿をよろしくお願いいたします。

※専門の投稿カテゴリは日本標準産業分類に準拠しています。

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最後に

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