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歳を取るとともにお笑い番組を見る頻度が減る減少

年々、TVのお笑い番組を見るモチベーションが減っている。

以前は笑って見れたものが年々見れなくなってくる。

決して残念なお知らせでは無く、興味の対象が年とともにうつっていっているだけだと思う。

こう書くと若い人達からすると、年寄(といっても私はまだ40代なのだが・・・)の小さな抵抗のように思うかもしれないが、決して加齢に抗っているわけでもなく、お笑い番組を見るモチベーションが無くなったからといって、気落ちしているわけでもない。

しかしながら若い方はいまいちピンと来ないと思う。私も若いころはそうだった。

10代の頃などは親に勝手にNHKなどにチャンネルを変えられるとかなりイラっとしたものである。

なぜあれほどまでに、お笑い番組に対するモチベーションが高かったのだろうか。1秒たりとも見逃すまいと、必死に見ていたように思う。

それだけに飽き足らず、次の日学校で友達と昨日見たお笑い番組について語る。語ると言っても朝まで生テレビばりに論じているわけでも無く、ただ感想を述べあって同じ内容で改めて笑い合うというだけである。

笑うということは凄く良い事である。ガンも治るらしい。

そういった免疫を活性化させる笑いという行為に対して飽きてきたとかそういった話ではなく、興味の対象が少しズレたといった感じかと思う。

今だとオリンピックになるが、若い頃に見たオリンピックより今見るオリンピックの方が俄然面白く感じる。

様々な経験から私自身色々な事に感度が高くなっているからかもしれない。またそれに伴って涙腺も緩くなってきている。その結果、誰だろうが金メダルで喜んでいる様子を見る度に感銘を受けて涙腺が緩むという現象が起きる。

先日の男子体操の団体戦では、ロシア、中国、日本と僅差でのせめぎ合いだったため、競技が終わりに近付くにつれ、プレッシャーから各国ともにミスが増えていった。無観客で会場が静かだったというのも相まって、見ているこちらへも緊張感が伝わってくるレベルだった。

ロシアの選手が一番最後に協議を終えたのだが、2位の日本との差が僅かだったため、相当なプレッシャーだったのだろう。競技を終えた瞬間に泣いていた。(ちなみに恥ずかしながらそれを見ている私も泣いていた。)

結果ロシアの金メダルが決まった瞬間にロシアの選手達は号泣。
それを見て私も号泣。

泣きたいわけではないが、バラエティーを見ているより余程面白い。

この年を取るとともにバラエティー番組から興味が反れていく変化についてだが、一言で言うと「感銘や刺激を受けたい」のかもしれない。

まぁもしかしたら今のバラエティーが昔に比べて面白くないのかもしれないが。





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