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調査開始

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さて、内容証明で管理会社に事実上の宣戦布告をしてから、夫は管理会社について調査を始めた。

始めはネットで与信情報を調べたのだが、2020年に既にEランク(将来の支払能力に懸念がある(取引には調査が必要))だったのが、その年にはさらに悪いFランク(通常取引不適格先(取引には十分な調査が必要))に落ちていた。

さらに、マンション管理業協会のHPで、管理会社が管理しているマンションの棟数が2017年に26棟から23棟へ減っていることがわかった。

ここで、そもそも、初めは何棟あったんだろう?という疑問がわき、夫は自らの足を使って調査を始めた。

うちのマンションは、固有名詞の後に地名が付いているシリーズもの?で、例えばABC銀座、ABC原宿、ABC浅草、などとなっており、すぐ近所にもABCと名の付くマンションがある。そして、問題の管理会社の名前も、ABCサービスとなっている。

うちの築年数が約25年なので、その頃にABCシリーズのマンションをまとめて建てて販売し、子会社を作って管理業をしているのだろうと考えた。

そこで夫は、ABCと名の付くマンションをネットで探し出し、1棟ずつ現地に見に行った。すべて中心地の便利な場所に建っており、移動にさほど時間はかからなかったので、1日で4~5件まわることもあった。

うちのマンションにはエントランスの横に「ABCサービス 緊急連絡先:XXXX-XXXX」と書いたプレートが貼ってある。まず、そのプレートの有無を調べた。プレートがない場合は駐輪場や掲示板のようなものに貼ってあるお知らせなどを見て、どこが発行しているかをできる限り調べた。かなり挙動不審に見えたことだろう(笑)

そして、たった数日調べただけで、ABCシリーズのうち、かなりの数のマンションがABCサービスを離れて他の管理会社に乗り換えていることが判明した。

この結果はわたしたちの予想を超えており、なんだか、えらいドラマチックになってきたぞー、と大いに盛り上がったのである。

次回は、理事会メンバーを交代させるぞ

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