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雑用ふたたび その1

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さて、8月末の臨時総会で管理会社変更が正式に決まってからも、いろいろやらないといけないことは尽きなかった。管理会社変更に伴う引継ぎ業務はもちろんなのだが、相変わらず、「え、なんでこんなことが?」みたいなことが起こっていた。

まずは、臨時総会でも、いったいどういうシステムなのかわかっていないおじさんがいた、あのシステムがさらに2回も作動した話。

1回目

システムが作動した1回目の話は、こちら。

2回目

9月のある休日、うちのお客さんが来るなり、「1階で何やらピーピー鳴ってるけど、大丈夫?」と聞いた。夫が見に行ったところ、確かにピーピー鳴っているのでまた緊急連絡先の警備会社に電話した。すぐに隊員が来てくれて、駐輪場の防火戸が何かの拍子に動いたらしいということがわかり、防火戸を元の位置に戻すと警報は鳴りやんだ。

3回目

10月のある休日、玄関ドアを開けると何やらピーピー音がする。また?!と1階の消火受信機を見に行ったが、そこからは音は出ていない。自分の部屋の階に上がると、どうやら下の階から聞こえるようだ。階段で降りてみると、うちの真下の部屋のインターホンがピカピカと光り、音が鳴っているではないか。

火事なのか、強盗でも入ったのかとにわかに心配になり、玄関ドアをドンドンと叩くが応答はない。玄関側に付いている窓は開いていたが煙はなく、火事ではないのかなと思ったが、インターホンのボタンを押しても警報は止まらない。

そこに、同じく音をたどって理事長が来てくれた。お留守のようだと言うと、理事長がそこのお宅の方に連絡をしようとしたが、あいにく家の電話番号しかわからない。結局、緊急連絡先にまた電話することになった。

わたしが警備会社に電話している間に、通りがかった住民から、理事長がこのお宅の方の携帯電話番号を入手したらしい。どうやら、休日に遠出する前にバルサンをたいたとか。え~~~。遠出したので、夕方まで戻れないと言う。

警備会社の人が来てくれたが、結局、警報は部屋の内部のインターホン機器でしか止められないので、玄関ドア横のインターホンをガムテープでぐるぐる巻きにして音を小さくするくらいしかできないとか。

原因が分かった以上、消防署や警察を呼んだり、鍵屋を呼んで踏み込むほどのことでもない。しょうがないので、メールアドレスを共有してくださっている組合員だけに事情を説明するメールを送っておいた。

これでよいのか

このお宅のご夫婦は、当日のうちに謝罪に来られた。煙感知器が反応しないというものを選んだのに…とがっくりしておられた。まぁ、1回目と2回目と同様、理事長とうち以外は誰も気にしていないようなので、問題ないだろう。って、そうか?

1回目も2回目も3回目も、理事長とうち以外、誰も部屋から出てこなかった。本当に火事になったとき、みんな逃げ遅れるんじゃないだろうか?!

せめて、あの警報が鳴ったときは警備会社に電話して原因を追究しましょう、面倒なら役員に連絡しましょう、くらいの対処法は、マニュアルにして周知する必要があるだろうなぁ。

次の話は、雑用ふたたび その2

管理会社を替えるまでのお話は、下記からどうぞ。

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