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さっそく臨時総会の準備だ
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****説明上、マンションの住人の名前を書いていますが、すべて仮名です****
次期理事長 渡辺さん…次期(2022年)理事長の予定の方。一度総会であいさつしただけだが、この人は絶対に味方にしないといけないので、自動的に有識者メンバーに。
次期監事 本田さん…ここもインターホンが壊れていることは事前に確認していた。しかも、次期(2022年)監事の方なので、重要人物。
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そして、2ヶ月遅れの通常総会から4日後、1回目の理事会を開いた。と言っても、理事長と副理事長のわたしたち、そして監事の本田さんの4人だけである。
話はすぐにまとまった。
下記の2点を議題にあげて、1ヶ月後に臨時総会を開くことにした。
1.管理会社がわざと予算案に上げていなかった3点について組合員に報告し、正確な予算案について承認を得る
2.マンション保険が通常総会時点ですでに契約されていたこと、多額の出費が管理会社と前期理事長のやりとりだけで決められていたことなどを組合員に報告し、今の管理会社の問題について話し合う
ただし、これはこのマンションの組合初の、「管理会社抜き」での総会である。
ここで、問題がひとつあった。これは、以前にわたしたちが理事会メンバーを書面で交代させようとしていたときにも認識していた問題である。
それは、マンションに住まずに、外部の人に部屋を貸している所有者が3者いることである。この人たちにも連絡を取り、総会の案内を出さなければならない。この人たちが総会に出席しているのを見たことはないが、委任状などを提出しているのかもしれないし、それがないとしても、とにかく、知らせないわけにはいかなかった。この人たちを無視したことで大事な議決が無効になっては困る。
ところが、この3者の住所や連絡先の情報を理事会は持っていない。どうやら、いつも管理会社だけが連絡を取っていたらしい。
管理会社抜きの総会を開くということは、管理会社には知られない方がいい。管理委託契約を打ち切られるかもしれないと感づいて、ますます仕事の手を抜かれても困る。
さて、どうするか?!
次の話は、非居住者の連絡先を入手できるか
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