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ESの書き方 ~志望動機編~

ES(エントリーシート)
アルバイトの面接時に履歴書を持っていきますよね?
アルバイト先では提出された履歴書をもとに面接をしています。
面接+履歴書で受け入れるかどうかを判断しているということです。

新卒就活で必須となっているのが、ESですね。
ESは、企業からの第一印象になります。
書類選考でES+履歴書+小論文課題
といった第一印象+自分の考え方や物事の見方、文章力が問われてきます。
小論文課題は別のときに話したいと思いますが、企業の今後の動向に言及したテーマが多くあります。自分がどの程度その企業が属する業界について理解できていて、その課題や動向についてどのように自分の考えを持っているか。
意外と単純そうで見られているところはたくさんあるというのが小論文です。

さて、ESはどのように作成するか、気になっていると思います。
まず、フォーマットは基本的には在学中の大学指定のものを使用しましょう。
自作はあまりお勧めしません。
大学のだと記載するところが少ない・・・という人もいると思いますが、
自分の考えや意見をどれだけ簡潔にわかりやすくまとめられるかが大事になってきます。
そのため、出来るだけ大学のフォーマットを使用しましょう。

私が学生さんのものを添削する場合、何度も何度も添削をして、自信をもって提出できるようになるまで一緒に考えていきます。

何を書けばよいのか。これから説明していきましょう。

3種の神器

ESにも3種の神器というものが存在します。
私が就職活動をしている際に就活の講演で聞いた内容です。

・志望動機
・自己PR
・学チカ

学生時代に力を入れたことのことを「学チカ」といいます。
これらについて解説していきます。
今回は志望動機のみです。
ES添削についても最後に触れていきたいと思います。

志望動機の書き方

書き方とかっこよく言っていますが、書き方に決まりはありません。ある程度の定形はあるかもしれませんが、自分がなぜその業界を志望し、なぜ数ある企業の中でそこにしたのかをしっかり伝えることができればよいと思います。
これから先ずっとキーワードのように伝えていきますが、

選考では周りとの差別化ができるようになれ

これはとても重要なことです。
既に就活ナビサイトで情報収集していたり、講演で聞いた人もいるかもしれません。
本当に差別化ができるかできないかがまず大きな分かれ道になると思ってください。

差別化とは何か

差別化とは、周囲と比べて自分を際立たせて目立たせることを言いますね。
簡単に言うと、ありきたりなことを並べるのではなく、他に受けている人と比べて頭一つ出るくらいの自分だけの志望動機をかけ。
ということですね。
ありきたりなこととはどういうことか。
→貴社の企業理念に感銘を受けました。
→貴社の社風に共感し、自分に合っていると思い志望しました。

わかりますか?インターネットにある情報をそのまま言っているだけ。
これは誰にでも書けます。そんなありきたりなことを志望動機にしている人が多ければ、
頭一つ出ている志望動機の方が選ばれますね。
現在はインターネットを使えば基本はどんな情報も収集できるような世の中になっています。
だからこそ就活もかなり進んできているんですよね。
少し前までは就活ナビサイトもなく、縁故採用が多かったりした時代ですよ。

どうすれば差別化ができるか。

自分だけのエピソードを盛り込みましょう。
自分だけのエピソードがあれば、それだけで差別化ができます。

私の祖母は心臓病を患っているため、栄養食事指導を受けています。
私は祖母と管理栄養士の栄養指導を受けることで、病気になる前の健康な方を栄養面から支援したいと思うようになりました。

これが自分だけのエピソードです。
しっかりとした信念を持ったうえで入職してくれるということがわかります。
やはり差別化の出来ていない志望動機は
ただ、なんとなく受けるという印象にとられやすく、本気度が低いと思われます。

志望動機を作るには、その企業に対して何度もアプローチをすることが最も大事です。
皆さんは、一度も言ったことのないレストランを友人に説明できますか?
簡単に・・・であれば出来ると思います。
ただ、実際にレストランに行って、食事して、店員と話して、リピートしてみて、、
そうすることでそのレストランの良さがわかり、紹介しやすくなりますよね。
就活での志望動機もそうです。
実際に行く、先輩社員から話を聞く、人事の方と話してみる、相談してみる、現場の様子を見る
というように行動をしなければなかなか志望動機は出てきません。
先ほどあった自分エピソードに加え、実際に行動して、体験した結果の感想や意見を志望動機に入れてみてください。
実際に体験した結果の感想はそれぞれの感性が異なるのでそれは差別化につながりますよ。

まあ、こんな感じで自分エピソードを盛り込み、志望動機を考えてみてください。

本日のおさらい

・志望動機は自分エピソードを入れることが大事

・志望動機は企業へのアプローチをすることで出来上がる

・自分エピソードとアプローチ結果の感想を入れることで差別化

今回はここまで、
次回は自己PRにしてみましょう。

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