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Weekly官報ブログ この1週間でアクセスの高かった記事TOP5を振り返る(2020/5/24-30)

こんにちは、官報ブログ +プラスです。

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今回は「Weekly官報ブログ」をお届けいたします。この1週間でアクセスの多かった記事TOP5をほんのすこしだけ振り返りたいと思います。(本エントリーは無料記事です)

▼期間:5/24-30 アクセスTOP5

第1位
PayPay 決算(2020年3月期)
http://kanpo-kanpo.blog.jp/archives/32317353.html

第2位
外食大手のコロワイドが「甘太郎」などの居酒屋196店を閉店
http://kanpo-kanpo.blog.jp/archives/32316866.html

第3位
仮想通貨取引所 bitFlyer 決算公告(第6期)
http://kanpo-kanpo.blog.jp/archives/32324940.html

第4位
メルカリが2018年10月に買収した車メディア「CARTUNE」運営の マイケル をイードに8,600万円で譲渡
http://kanpo-kanpo.blog.jp/archives/32326660.html

第5位
UI/UXデザイン等を手掛ける グッドパッチが東証マザーズ上場承認
http://kanpo-kanpo.blog.jp/archives/32335146.html

▼ほんの少しだけ振り返ってみる

PayPay 決算(2020年3月期)

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出典:ソフトバンクグループ2019年度決算短信

改めて数字整理を。ソフトバンクグループ2019年度決算短信からの引用ですが、「その他」に含まれる PayPay株式会社の業績は以下の通り。

・2018年
売上高:5億9,500万円
営業利益:▲365億5,900万円

・2019年
売上高:91億5,900万円
営業利益:▲822億3,400万円

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出典:Zホールディングス2019年度通期決算説明会資料

ここからはZホールディングスの2019年度通期通期決算資料から引用して最新のPayPayの状況を整理してみます。

・決済回数(四半期)
FY2019 4Q:3億7,500万回(前年同Q比約17倍)

・加盟店数(四半期末時点)
FY2019 4Q:215万ヵ所(前年同Q比約4.2倍)

・登録者数(四半期末時点)
FY2019 4Q:2,700万人(前年同Q比約4.5倍)

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出典:Zホールディングス2019年度通期決算説明会資料

PayPayの最新の展開についてですが「PayPayあと払い(一括のみ)」を一部のユーザーに提供を開始しております。こちらは今年の夏以降に全ユーザーに提供するとのこと。サービスが進化しております。


出典:Zホールディングス2019年度通期決算説明会資料

進化しているという点でみると、社内外の各サービスとの連携が進んでおります。4月からのPayPayモール・フリマがスタートしたほか、スマホ証券 One Tap BUYとの連携もスタート。直近ですと、Uber Eatsとの連携が開始するなど、スーパーアプリへと着々と拡大を遂げております。


外食大手のコロワイドが「甘太郎」などの居酒屋196店を閉店

2位はコロワイドの閉店に関するエントリー。5月22日に同社が出した「新型コロナウイルス感染拡大による影響及びその他営業費用(減損損失)・金融費用(投資有価証券評価損)の計上並びに通期業績予想と実績との差異に関するお知らせ」からコロナ影響値を見てみたいと思います。

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2020年3月期連結会計年度におけるコロナによる業績への影響額は、売上収益が▲68億4500万円、利益面については▲139億4800万円の損失との計算となっております。その結果出てきた決算が次の通り。

・コロワイド 2020年3月期通期決算
売上収益:2353億3400万円(前年同期比-3.7%)
事業利益:56億3200万円(同-33.7%)
当期利益:▲64億4700万円(前年同期6億3200万円の黒字)
※IFRS

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出典:コロワイド2020年3月期の業績に関する説明資料

そうした状況も踏まえ、店舗の統廃合を機動的に行うため、居酒屋業態を中心に追加的に196店舗の直営店及び北海道CKに対し、閉店に対する会計処理(減損損失及び閉店損失引当金繰入の計上)を行ったとの発表がありました。業態転換の動向も今後の展開の一つとして気になるところ。


仮想通貨取引所 bitFlyer 決算公告(第6期)

第3位はbitFlyerのエントリー。数字は以下の通りですが、コチラは有料記事にて仮想通貨関連企業のまとめエントリーを書かさせていただいておりますので、是非ご興味ありましたらご購読の程よろしくお願いします。

bitFlyer第6期決算公告
営業収益 53億4,100万円
営業利益 ▲9億7,300万円
経常利益 ▲9億2,600万円
当期純利益 ▲7億5,100万円
利益剰余金 110億4,300万円

※参考エントリー
仮想通貨関連3社の最新業績まとめ コインチェック bitFlyer GMOコインの直近状況から見る仮想通貨取引所の今↓

メルカリが2018年10月に買収した車メディア「CARTUNE」運営の マイケル をイードに8,600万円で譲渡

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出典:メルカリ連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

第4位はメルカリによる車メディア「CARTUNE」運営の マイケル をイードに事業譲渡したエントリー。マイケルについてはメルカリが2018年10月に買収しておりますが、買収額は約15億円でした。

株式譲渡の理由としては、以下引用のとおり

当社は2018年11月にマイケルを連結子会社化し、当社の自動車関連カテゴリーと、マイケルが持つ「CARTUNE」のユーザー基盤、コミュニティ、及び運営ノウハウを組み合わせながら協業を進めることで、パーツ領域の充実に伴う自動車関連カテゴリーの更なる強化に取り組んで参りました。しかし当初の事業計画からは乖離があったため、「CARTUNE」が持つアセットを活かす事業モデルへの転換を検討した結果、当社のマーケットプレイスとは切り離した事業で収益を上げていくことが最適だと判断し、当社が保有するマイケルの全株式について、メディア事業に知見を持つイードに譲渡することを決定いたしました。

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出典:メルカリ連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

マイケルの直近業績等の経営指標は以下の通り。株式譲渡実行日は2020年6月30日を予定しているとのこと。

・マイケル株式会社業績(2019年6月期 ※11ヶ月変則)
純資産:2億500万円
総資産:2億9600万円
売上高:8100万円
営業利益:▲2億4700万円
経常利益:▲2億7700万円
純利益:▲2億7700万円

UI/UXデザイン等を手掛ける グッドパッチが東証マザーズ上場承認

UI/UXデザイン等を手掛ける グッドパッチがが27日にマザーズ上場承認となっております。6月30日上場予定。おめでとうございます。

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▼第8期(2019年8月期)
売上高:16億8,326万円
経常利益:8,367万円
当期純利益:5,738万円

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沿革ですが、設立は2011年9月で 設立当時よりUI/UXデザイン支援を行っております。2015年5月にはヨーロッパ市場への事業展開を図るためドイツ・ベルリンに子会社 Goodpatch GmbHを設立し、ベルリンスタジオを開設しております。

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事業系統図は上記の通り




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目標とする経営指標として「月平均プロジェクト数」と「平均プロジェクト月額」があります。直近の指標推移としては上記の通り。月平均のプロジェクト数としてはこの1年は23〜26件程度となっております。

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以上、「Weekly官報ブログ この1週間でアクセスの高かった記事TOP5を振り返る(2020/5/24-30)」でした。お読み頂きありがとうございました。

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