効き米とタバコ

今日は新年恒例の芸能人格付けチェックを見ています。

これで思い出すのは、新潟県十日町での効き米。

私も、十日町の地域おこしイベントで、新潟県魚沼産のコシヒカリ、こだわりの農家さんと、普通にスーパーで売っている米(でも新潟県産)の効き米をやったことがありました。

参加者は30名位、こだわりの農家さんは、絶対の自信がある、と言っていて、そんなに違うのかなぁ、、と思って両方のおにぎりを食べました。

1つは、食べるなり、フワっと果実味のような鼻に抜けるお米の香りがあって、もう１つは鼻には抜けず、こんなにお米って違うんだとビックリしました。

当然、私が選んだのは鼻に抜けた香りの方。

全員、手を挙げると、参加者30名のうち、15名、15名ほどに割れました。えっ？？と私は思いました、

当然ながら、正解は私が選んだ鼻に香りが抜けた方。

信じられなかったのは、分からない人が半数もいたことでした。

1泊2日の地域おこしイベントで、利き米以外のプログラムもいろいろあったので、泊まりで一緒に過ごして、その理由が分かりました。

分からない人たちのほとんどが喫煙者だったのです。

効き米の時、その人たちは、ええ、こっちの方がモチモチしていたから、とか、こっちの方が食べやすかった、とか、間違えた後、いろいろ言い訳していましたが、

私から見れば、そういうレベルではありませんでした、明らかに食べた瞬間の香りが違う、良い米は食べた瞬間に鼻に香りが抜ける、明らかに格段に違うのに、明らかな違いが分からないというのがビックリしました。

タバコを吸うと、微細な香りの違いが分からなくなるのだと思います。

そんな事を、思い出しました。