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今、話題のリトリートの目的や方法、ポイントをリトリートの達人が解説します。

ウェルネスEXPOの「旅癒」で、校長の豊島大輝をリトリートの達人と紹介して頂き、気を良くしているワタクシですが、せっかくご紹介くださったので、リトリートの目的や方法など、ポイントになることをお話しいたします。

鹿野山自然学校校長 豊島大輝

リトリートの意味は、いろんな所で紹介されているので割愛しますが、つまりは自然への転地療法、人が自然に還る旅の事です。

自然へ転地することで、心身共に様々な好影響を受けることが出来ます。

何故なら、ヒトもまた自然の一部であるからです。

リトリートの方法は多岐に渡りますが、私が大事に思うポイントを書き出しておきます。

【リトリートの方法1:自然とつながる】

自然が豊かな場所に転地して、心が鎮まる場所に身を置く事が基本中の基本ですが「スマホ片手に音楽ガンガン、仲間と仕事の話ばかり」では、街にいることと同じです。

自然がただの「借景」になっていたのでは、リトリートにもなりません。

やっぱり、自然の中に入る以上、街のステータス(立場)や、人工的な物は少しでも減らして、自然とつながる事を優先したいところです。

山菜を摘んで、食べ物を通して自然とつながったり、夜は満天の星空を眺めて遥かに大きな自然である宇宙と繋がったり、

私達が普段暮らしている社会「日常」とは、違ったスケールの大きい自然の循環を中心とした尺度で、自然の中に身を置きたいものです。

本来、自然物である私達「ヒト」は、元々は自然とつながった存在であり、
もちろん今も、つながっているからこうして生きている訳ですが、

そのつながりを、意識の上において忘れてしまうことが多々あります。

「自分たちは自然から分離した特別の存在である、と」

そうしたヒューマニズムといいますか、人間のエゴが出てくると、自然への感謝も忘れ、森羅万象、様々な恩恵を受けてこうして生かされているという実感も無くしてしまいます。

まずは、自然の中で、生きている、行かされているという感謝を取り戻すことが、リトリートでは何より大事なポイントであると思います。

続く


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