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アスリートの私が競技以外の強みを見つけるまで

引退後、私は困りました。
私の強みって走ること以外に何があるの?と。

そこで気付いたことは

アスリートは競技以外の「強み」を見つけようとするのではなく、できることを増やしていくしかない

以上!
(吉本新喜劇だったらみんな転んでるやつやな)

え、何か方法はないの?と思うかもしれませんが、なぜこう思ったのか、これから理由を述べます。

得意なことからスタートしたキャリア

まず、アスリートのスタート地点は、「得意なこと」や「好きなこと」からスタートしています。好きこそモノの上手なれ、で努力してきた選手が多い。その結果、実業団に入ったり日本代表になっています。

そういうキャリアできてると、どうしてもセカンドキャリアに進む時、競技と同等の夢中になれるもの、強みを探そうとするんです。それがなかなか見つけられなくて苦しむ。でも、人生で夢中になれることって普通は何個もないですよね?笑 これになかなか気づけず、努力はしてるのに現役時代と比べてしまって悶々としてる人が多い気がします。そんな私も現役時代と比べて結果が出ないことに悶々としていた1人です。

競技と同等の強みがない

だから引退後、だいたいの選手が競技以外での「強み」を見つけようとします。私もその一人で走ること以外の強みを探しました。特に引退後なんとかなるだろと思っていた私は、半年ほど友人に会って話しながら自分探し。しかし、走ることに人生をかけていた私は結局「これ!」といったものは見つかりませんでした。

おそらくこの時も、競技時代と同じくらい夢中になれるものでなくてはならない、という前提でセカンドキャリアをスタートしてしまいます。

できることを増やしていくしかない

その後、交友があった元ランナーの西田隆維さんから「加納はもっとビジネスのことを知った方がいい」という助言もあり、今所属してるウィルフォワードを紹介してもらいました。

結局、私にはやったことないことが多すぎて、「ランニングを教える」ことから「ライティング」や「プレゼンテーション」まで、とにかくできないことをできるようにする、というのを増やしていきました。

できるようにするまでは、まずは知り合いベースで実績作っていきました。これは複業やパラレルキャリアの1歩目もそうですよね。

とはいえ、いまでも得意ではないし、強みと言い切れないのですが、できるところまできたというかんじです。

アスリートのセカンドキャリアで陥りがちなのが、競技と同等の強みを見つけようとするから、どれもできないと思い自己概念が下がってしまうのです。

私は、できないこと多すぎたけど、そこでダメと思うんじゃなくて、そう言うもんだと思って、1からはじめました。

だから、アスリートに限らず、私のように好きなことや強みがわからない場合は、できることを増やしていくとこに意識を向けると道が開けると思います。

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セカンドキャリアでお悩みのことがあればお気軽にご質問ください。私でお役に立てることがあればnoteのエントリでお答えしたいと思います。また、私だからこそ話せることもあるので、女子スポーツ選手の生き方としての取材や実業団、教育機関でのセカンドキャリアの講演もしていきたので、ご興味ある方はぜひお声がけいただけると嬉しいです。

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