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2024.7.16『優しさと未来と今の話』

優しさと未来と今の話です。

夜。幼なじみと話している時に、日曜日にあったことを話した。

色々話を聞いてくれたあと、彼女はこう言ってくれた。

「昨日頑張ったことは、とっても意味があったよ。子くんも個展を見ることができて、一緒の空間にいた事で、プラスになったよ。
だから大丈夫だよ」

いつもあたたかな言葉をくれる。ありがとう。優しい人に恵まれている。先日の個展でも、電車でも、いつだって。




子のことについて少し考えた。

子の難病は、突然死をする可能性があると言われている。原因は分からないが6歳前後で、多いらしい。
同じ病気を持つ人で、学校に行き、20歳を越えている人もいるが、30歳の人はいないかもしれない。今は、の話で、医学や薬の進歩により未来はその限りではないだろう。

未来は分からないし、もしかしたら明日何かがあるかもしれないし、100歳まで生きるかもしれない。

けれどそれって病気があってもなくても私たちだって同じだからなあ。
明日地震で死ぬかもしれないし、半年後交通事故にあうかもしれないし、1年後に癌になるかもしれない。

だから先のことを考えてあまり憂鬱にならないようにはしている。

今、子は4歳。
きっと、6歳を越えられたら少しほっとする気がする。


この前、大人が集まる合唱で怪獣のバラードを歌った。
本番までの練習に、通勤中や子をねかしつける時等、たくさん歌った。子も好きな歌だったから、笑って聴いてくれた。

海を見たい
海を見たよ


毎晩寝る前に
「うまれてきてくれてありがとう。
いっぱい笑って大きくなってね」

と言っている。

いままでもこれからも、私はその気持ちで、子に向き合う。時々不安になり落ち込みながら、笑って歩くよ。



振り返らないで 悔やまないで
怖がらないで どうか 元気で
僕は唄うよ歩きながら いつまで君に届くかな

その涙と引き換えに
その記憶と引き換えに
この歌と引き換えにして 僕らは 行ける

同じドアをくぐれたら/BUMP OF CHICKEN

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