2024.7.15『結界の中から遠巻きこそ優しさを見る』
日記です。
好きな作家さんの個展が最終日ということて、原宿へ向かう。子を連れて、2人で。
天気が曇りで暑すぎなかったことと、子のお出かけ欲が強い事と、体調も安定しているから大丈夫だと考え、ベビーカーに乗せ電車に乗った。夫の具合が悪かったこともあり、ゆっくりと休ませてあげたかった気持ちもあった。
最初は落ち着いていたが、だんだんと機嫌が悪くなる。
ドアが開くと降りたいといい、まだ降りたい駅じゃないよとお話をして、ドアが閉まると泣いていた。子のフラストレーションが溜まって何度も振り上げた腕で顔を叩かれたり引っかかれたりした。声掛けを続けた。
ベビーカーにヘルプマークを付けているので、多分なにかある子なのだろうなと察してくれた周りの人は、私たちから少し離れていてくれた。
周りに結界がはられたような気持ちになった。結界の中から見えたのは、その遠巻きは優しさなのかもしれないなと。
世の中の人は、思ったよりも周囲に興味がなくて、優しい人が半分よりも多いくらいだと思う。関わりがなくても、視線や行動から伝わってきた、気がする。それは私の妄想かもしれない。迷惑をかけてごめんなさい。あと、遠目でみてくれて、ありがとうございます。
個展。本当に少しの時間しか見ることが出来なかったけれど来れてよかったなぁ。
以前お渡しした風紀くんのぬいと会えたことも嬉しい。なにより、実成先生と悦頃さんとお話もできて嬉しかった。ありがとうございます。
帰宅中、乗り換えてからようやく子は寝た。電車に貼られたダイエットの広告をみて、何故か涙が出た。
行ってよかったな。
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