見出し画像

2024.5.4『入稿覚え書き。文学フリマ東京38』

文学フリマ東京38で出す新刊が完成し、印刷所に入稿完了した。

2月頃にプロットが出来上がり、3/12から書き始めて、約2ヶ月。
ほとんど4月末に徹夜して書いた話になった。次は計画的に書きたい……

徹夜をするとたくさん書けるけれど、命が削られている事が如実に分かる。30歳↑で徹夜をすると、徹夜をした日にちだけ気絶しなければならなかった。

前回のデータを見ながら作業することが大変だったので、今回の入稿記録を残しておきます。




印刷会社

ちょ古っ都製本工房さんを利用した。

いつもお世話になっている会社。
リーズナブルな価格設定で1冊から刷れる。

基本的にiPhoneかiPadで作業する私にとって、入稿方法もPDFデータ入稿が出来るからとても有難い。

納期も分かりやすく、締切までに入稿できなければ自動キャンセルとなる。
今回10営業日前の締切に設定していたが間に合わず、8営業日前締切に新たに注文し直した。
(締切日の変更は出来ないため、再度の注文になる。それ以外の変更、ページ数や表紙、冊数は締切まで何度でも変更可能)


注文詳細

ページ数は変更できるので、注文時には目安で大丈夫。
文庫本だとA6で注文が安い。


表紙の用紙を少し高いものにしている。
キラキラして綺麗なペルーラスノーホワイト
本文用紙はいつも淡クリームキンマリを使用


背幅は最後まで決まらないため、表紙を依頼する時は大体このくらい…を伝えるが、薄い本なら背表紙をあえて作らなくても良さそう。


締切を決めることで作業の日程も立てやすいから、印刷所は早めに選べると良い。

☆入金は楽天銀行振込のみ。データ入稿と入金はセットで行うことをオススメ!(どちらかだけだと、印刷作業が進まない)

ちょ古っ都製本工房さん以外に、STARBOOKSさんも利用したことがある。どちらも良さがある。



本文データ設定


私はiPhoneかiPadで小説を書いている。
入稿する時は、『縦式』という無料アプリで文章を整えて、PDFに変換をしている。スマホだけで同人誌が作れる、本当に凄いな。

1行文字数、行数はゆとりを持った設定にした。
薄い本だから、読みやすさと見栄えの良いページ数になるよう意識する。


ここら辺は好み
あまりこだわりは無い。本文モノクロ設定だからカラーは黒
ページ数も自動で入れてくれる縦式は神アプリ…



執筆アプリ

『Nola』というアプリを使用。
もう3年くらい使っている、少し動作の遅さはあるが、自動保存機能もあるため便利。
パソコンを持っている人はワードで十分だと思う。

執筆アラーム
締切をお知らせしてくれる機能もある


「」
……
全文コピー
などワンタップで出来る便利さ



文学フリマ東京38 新刊

新刊の紹介
タイトル
『神様へ 天使に梯子は必要ない』
死体埋めBLというやつです。

内容もnoteに載せていく予定です



ポスター印刷

卓上スタンド用のポスター

ブースの位置を大きめに載せることで、歩いている人の地図代わりになればいいなと思っている。今回はく-12です。
あとは小説の要素を分かりやすく、こういうのが好きなだよというオタクの目につきやすいように配置してもらった。

全てのデザインは表紙を描いてくれたお友達のMちゃんに依頼をしている。美麗なイラストに足を止める人も多い。本当にありがとうね…



お品書き

A4コピーして値段札代わりに置こうと思う。




当日までの残りやることはまだあるため、引き続き作業をしていく。本番まで頑張る!

良ければ足をお運びください。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?