面接は、キャリコンの練習だけでは不十分〜キャリアコンサルタント試験対策〜

第22回キャリアコンサルタント試験、学科と論述が終わりました。
受験した皆様、お疲れ様でした。
さて、次は面接試験ですが。。。
合格したいなら、練習です。とにかく練習すること。

そんなのわかってる、と言われそうですが。
これからお話しすることは、ちょっと違うかもしれません。

キャリアコンサルタント役の練習、はあたりまえ。
それよりも、相談者役の練習をすることだと言いたいのです。

え?どうして?と思うかもしれません。

実務でも、試験でも、相談者とはどんな気持ちなのか
を知ること。
それが必要だからです。

仮に、相談者という概念を理解しないまま、試験を受験すると
どんなことが起こるか。

あれ?いつもと違う。が起こります。

1:いつもの相談者役のように気持ちを話してくれない。

2:いつも答えてもらえる質問に反応がわるい。

3:いつものようにほめているのに、反応が悪い。

いつもの相談者役とはクオリティが違うから、こういうことが起こります。

受験生同士でも、有資格者でも、相談者役の役作りにかける時間は
多くありません。

皆さん、過去にご自身が味わった経験をベースに役作りをします。

そこまではいいのですが、問題はそのあとです。

伝え返しや質問にどのくらい答えるのか。

この時に、大事になるのが、相談者役の心情です。

何に困っているのか。困りごとにどんな感情を持っているのか。
どんな思い込みをしているのか。

そして、目の前のキャリアコンサルタントにどこまで話せる気持ちになっているのか。

そういったことをしっかりイメージして、相談者役をすることが大事です。

キャリアコンサルタント試験対策で相談者役をする時、大事なこと

1:何に困っているのか。困りごとにどんな感情を持っているのか。
  どんな思い込みをしているのか。
2;目の前のキャリアコンサルタントにどこまで話せる気持ちになっているのか。

3:来談目的はなんなのか。を明確に。

4:性格はどんな感じなのか。プライドが高いのか。弱気なのか。自己効力   
  はどのくらい下がっているのか。

5:キャリコンの質問にその場で内省できるか、考えられるか。

こういったことを意識して役作りをし、ロールプレイをしてみてください。
そして、ひとつひとつのかかわりに対して、
自分の感情に正直に反応してください。・

キャリコン役の方のよいところと、もっとがんばれるところを
体感することができます。
「もっとこんなかかわりをしてほしいのに」
「もっとこういう質問をしてほしいのに」
相談者役の精度があがればあがるほど
キャリコンのかかわり方についての学びが、自然と深くなるはずです。

相談者役の精度をあげることで
相談者が求めるキャリコンを学ぶことができる。

私が「あ、キャリコンてこうやって聴けばいいんだ」
を初めて体感したのも、自分が相談者役をやっている時でした。
相手の方のかかわりがとても嬉しかったのを覚えています。

いまでは、相談者役はどこにいっても褒められます。
あ、国キャリ受験生の方には「難しい」と言われがちですが。

もし、ご興味あれば、いつでもお声がけください。
有料ですが、すぐに次の練習がしたくなる前向きロープレレッスンを
ご提供します。




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