死にたかった日の日記

寝起きに温かいミルクティーを飲む。
朝5時過ぎまで寝付けずイヤフォンでオルタナティブロックとかを爆音で聴いていて、いつの間にか眠って目が覚めた時には11時だった。
またやってしまったと思いながら歯を磨く、こんな生活を2ヶ月近く送っている。

「死にたくなるなぁ」と5時に思っていたが11時でも死にたくなっていた。
6時間で世界は変わっていなかった。
ティーバッグの紅茶に小岩井牛乳を入れる。
うまい。
死にたい朝でもミルクティーはおいしい。
ミルクティーは絶対的真理なんじゃないかと思う。

死ぬことばかり考えていると気が滅入るのでラヂオをきく。
先週リアルタイムできいていたが好きな漫才コンビの番組なのでタイムフリー機能でもう一回きくのだ。
テクノロジー。
音楽を《3分間の魔法》と言ったりするけれど漫才だって《3分間の魔法》だと思う。
そんなことを思いながらコロコロで掃除をする、カーテンを洗うタイミングはみつからないまま。

死にたい時でもおなかはすくので、生きたいのかねぇと考えながら買い物へゆき冷凍の汁なし坦々麺といろはすスパークリングレモンを買う、あとポテチと。
ポテチは明日米を炊く気力すらなかった時用の食料だ。
なんだ、明日も生きるんじゃん。

たぶん今夜も眠れず布団の中でウダウダする。
ART-SCHOOLの『KILLING ME SOFTLY』を爆音でリピートしたりする。
そして眠りにおちる直前祈るのだ。

あなたがこれからも笑っていられますように

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