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まりしちゃんのコーチングがすごい、っていう話

まりしちゃん @marishi01 という『生き様を引き出すコーチング』をする女子大生のコーチングに、先月からお世話になっている。

今日は、
・10月のコーチングで立てた目標のふり返り
・11月の目標を立てる
ためのコーチングを受けさせていただいた。

もう、「すごい」のひとこと。
ぼろぼろ出てきて、終わったあとは今、凄く晴れやかでエネルギーに満ちた気持ち。
あまりにも凄いので、noteを書いてみることにした。

10月を終えた私の気持ち

10月は、怒涛の1ヶ月だった。
社員2人目として新規事業チームに移籍して、何も土台がない環境に最低限の条件を揃えるために、ただひたすらに手を動かす。
毎日目まぐるしく発生するタスクを、ひたすらにこなす。
溺れないように必死だった。

10月に立てた目標は、ほとんど達成していた。
それでも、気持ちは到底満足できていなかった。
なぜか?その深掘りにまりしちゃんが伴走してくれた。

自分を褒められない私

「どうしてでしょうね。」まりしちゃんの問いに、私からは「プライドが高くて完璧を求めている」という声が出てきた。

学生時代、テストでずっと1番を取り続けてきた。高校も大学も就職も、全て第一志望に一発だった。大抵のことはやればできたし、ヤバイなという状況も頑張ったら大体なんとかなった。その裏では、いつも自分が描いた理想を実現するためにできる努力を最大限してきた。夏休みは毎日10時間勉強して、小論文対策は2ヶ月間毎日書いては添削依頼を繰り返した。当時の自分が「合格」のために150%できることをやった結果だった。いつも無理して150%の力を振り絞っていた。でも150%やれば結果はついてきた。

だから根拠のない自信が強くある。プライドが高い。自分の能力やキャパシティを過信して、150%の理想を常に追いかけてしまう。
150%だって、やればできると思い込んでいる。だから、人に物ごとを頼まれた時は150%の力を出した時の期日で「〇〇までにやります」と答えてしまう。自分で立てる計画も150%の力を常時出した計算になっている。
でも、本当は無理した150%なのに、「頑張ったらできる」ストレッチ目標くらいにしか捉えないままに行なっている。

だから、大体全ては達成できない。結果、自分に嘘をついたことになる。
自分に100%頑張ったよ、と認めてあげることができない。
本当は100%のキャパシティで出し切った力も、足りないように感じるから。
自分にとっての100%は150%がデフォルトで、実際のキャパシティで実現できる100%は、私のメガネを通すと50%だったという結果に見えるから。
「やります」と答えることが当たり前になっていて感覚が麻痺していること、思い描くものは全てやろうとしないと安心できないこと、やっと自分の負の部分に向き合った。

「じゃあ、150%ではなく、120%の力を出すとしたら、どんなことを感じますか?」まりしちゃんの問いに、私は、「失ったように感じる。」と答えた。

失った30%が気になって仕方がない。
120%に「下げた」ことばかりに目がいって、そこで失う機会や経験や賞賛はどうなってしまうのか、と思った。
「120%に下げても、形式だけで気持ちはやっぱり150%を目指す」と思った。

「じゃあ、120%の力を出しているときの花音さんはどんな感じですか?」

浮かんだのは、思考し、賢明な判断をしている映像。
目の前のタスクに溺れず、目標を達成するためのアクションに時間をつくる。
「就活生が企業探しをする11~2月の時期に、自分たちにできることは何か?」と、先を見据えた思考をして戦略を立てる。
「これはやらなくてもいいことではないか?」と、成果を出すことにこだわって優先順位をつけて取り組む。
「今メンバーの感情はどうか?」目まぐるしい日々のなかで誰かが気持ちを吐き出せずにいないか、メンバーの感情を汲み取って寄り添う。
そんな映像が浮かんだ。

「今、120%の力を出すことについて、どう思いますか?」

あぁ、すごい。
もう、さっきまで気になっていた30%のことは全く気にならない。
120%でやることに、納得感が生まれている。
120%で得られるものに注意が向いて、それが一番の選択肢に思える。

私が頭で描いた150%をそのまま追いかけると、溺れないように必死でやると言ってしまったからにはやるしかなくて、無理していて余裕がなくて、結果できないと自己嫌悪して、自分のことも認められないけれど、
120%の自分の方がなんだか楽しそうだ。
「下げる」「落とす」ってネガティブだと思い込んでたけど、そうじゃない。

「120%の花音さんで11月を過ごすために、やることを考えましょう」

ここで実際に、今の生活から理想の状態に持っていくためのアクションをブレストした。

最後に11月をひとことで表すことになり、『余裕を持った120%』というフレーズをつけた。そして『優先順位をつけて行動!JobFairの成果を残す!』とが大目標になった。

余裕とは・・・と思うかもしれないが、
いつも150%の力を出さないと自分はダメだと思っていた私にとっては目から鱗の気づきだった。
手放すことは、失うことではない。
手放すことで得る余裕からは、自分とチームと事業を次のステージに進めるための力が得られる。

まりしちゃんのおかげで、長年自分を苦しめていた行動パターンから一歩、次のステージに行くための新しい世界の見方を得ることができた。
まさに『生き様を引き出すコーチング』でした。

まりしちゃんありがとう!
来月もお世話になります。

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