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NovelJam参加あれこれ。その1。

2017年2月4、5日、二日間にわたって「NovelJam」というイベントに参加してきました。

もう2週間経ってるので、あちこちでおもしろくてちゃんとしたレポートなど上がっていて、それらを読むことで満たされつつあるのですが、備忘録的に。

NovelJamは、かんたんに言うと2日間で小説書いて、本にして、販売までもっていくというイベントです。販売まで、というのが素敵と思って応募。

昔から好きなことばっかりして暮らしたい子供だったので、小学校入った頃から好きな漫画を仕事にすることしか考えていなくて、商業作家(当時はこんな言葉知らなかった)にしか全く興味がなく、漫画研究会も同人誌もスルーして生きてきました。

(今思えばもったいなかった。コミケとかコミティアとか超楽しそうだし。若い頃に出たかったな。)

なので、友達がパンを焼く先生の資格を取ったときけば

「教室開けばいいじゃん!」

パタンナーの勉強したと聞けば

「型紙作って売ればいいじゃん!」

という発言ばかりしていたら

「かなちゃんはすぐ好きなことをお金にかえようとして、がめつい」

と言われるようになり、好きなこと=販売を口にするのが、いけないことのような気がしていました。実際、前にお世話になっていた編集部ではほとんどお金の話が出たことはなく(漫画家同士でも編集さんとも)、自分の原稿料のアップでさえ

届いた明細を見る→増えてる気がする→源泉徴収額やら消費税やら割り戻し→原稿枚数で割る→一枚あたりの原稿料知る→わあい一枚あたり500円ふえてるううう

みたいな感じだったので、すごく抵抗があったんですよね。お金の話。

話がずれました。

NovelJamでは、著者二人に編集者一人が1チームになって作品作りをしました。私が組んだ編集者は、小沢高広さんという方で、漫画家ユニットうめ先生として、企画・シナリオ・演出担当されていらっしゃいます。

……というか、私が何年もアシスタントに通い、デジタル作画からフリーランスの生き方から叩き込まれた師匠です。今私が新潮社の月刊コミック@バンチで連載している「ブルーサーマル」という漫画もたぶんうめ先生がいなかったら、世に出せていたかどうかわかりません。

チーム分けされたテーブルにやってきて、私を見つけた時の小沢さんの渋〜い表情は忘れられません。

「こいつか……」

ってぜったい思ってると思いました。

怖くて実際のところは聞いてませんけど。

私はというと

「あー小沢さんとなら、最悪かたちにならないことはないやーよかったよかった、ふー安心」

と一気に油断して、コーヒー片手に、おやつ用に山積みにされたお菓子をもらってきて、写真に撮ってツイートしたりしてました。

つづく。


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