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2023年1月のごにょごにょ

あれこれ

一年の目標というのをあまり立てないタチだ。どうせ守れないから。どうせ目標を意識して一年を過ごしたりしないから。
人生において「(自分が好きではない)何かを頑張りたい」とか思ったことは一度もなくて、できることなら本を読んでゲームしてアニメを観て美味いメシを食べて寝そべって生きていきたい。それ以外のことは何もしない人生がいい。逃避の人生だ。

この数年は、本当に何もなかった。最悪なことを言うと、死ぬ前にこの数年のことを無駄だったと後悔しそうだな、と思った。仕事ばかりしていたわけではないはずなのだが、仕事をたくさんした、あるいはさせられたというのが自分の中で不本意すぎて、涙が出てきそうなほど惨めで、そのことばかりが頭に残っている。仕事を頑張ることに何の価値も見出していない。そこで自分が成長したとか、今後に活きるとか、わたしにとっては何の意味もないことだ。別に成長もしたくないし、今後に活かしたくもない。そこは、わたしのフィールドではない。

今年の目標は立てていないのだが、そういうわけで敢えて言うならば「仕事を優先しない」だろうか。根が真面目なので中々難しいのだが、仕事をサボってもいいじゃないかと思う。人に迷惑をかけてもいいじゃないか。「あの人は仕方ないよね」という訳の分からない暗黙の了解でサボっても許されている人たちの分を引き請けてきた、その不公平をなんとか晴らしたい。今年はリベンジの一年です(ここで『Cry Baby』が流れる)。

すでに1月の残業時間は50時間を超過しているが(冬休みあったのにな)、今の案件が終わったら休みます。

読んだ本と漫画のこと

  • クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介 / 川瀬 七緒

  • オクトーバー・リスト / ジェフリー・ディーヴァー

  • 学生街の殺人 / 東野 圭吾 ★ミステリ部課題図書

  • キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々 / 品田 遊

  • 世界の望む静謐 / 倉知 淳

  • ラブカは静かに弓を持つ / 安壇 美緒

  • つむじ風食堂の夜 / 吉田篤弘

  • 空飛ぶ馬 / 北村薫 ★再読

冊数としては控えめ。そして珍しくミステリが少なめ。
読んだ中では、品田遊さんの『キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々』が印象に残った。ブログをまとめたエッセイ集みたいなものなのだが、とにかく文字!文字!思考!文字!という感じでとても良かった。品田遊さんはダ・ヴィンチ・恐山という名前でも活動されていて、件のブログはnoteでも書かれているので気になった方はぜひ(有料)。

一年の目標というのをあまり立てないと言っていたのに何だが、今年は「好きだった作品を読み返す」年にしたいと思っている。月に一冊は何かしら再読ができたらいいな。1月の再読は『空飛ぶ馬』。初めて読んだのは多分中学生のときだったと思うのだが、大人になった今のほうが面白い。名作です。

漫画はこのあたりを読んだ。

  • SLAM DUNK(全巻)

  • ブルーロック(既刊分22巻まで)

  • アンデッドアンラック(無料開放分)

  • 椿町ロンリープラネット(全巻)

小説と違って、漫画はだらっと散漫に読んでしまうので、この時期にこれを読んだという記録がつけづらい。最新刊を買うと1巻から読み返してしまうので、これまた時間がかかる。普通は前の巻までの内容をちゃんと覚えていられるものなのだろうか。わたしは酒で記憶を簡単に飛ばす方なのだが、そのせいですべての記憶力が低下していっているのかもしれない。おそろしい。と同時に、生きやすい身体になっていっているという逞しさも感じる。
さて漫画。満を持して、という言うべきか、昨年末から今年の正月にかけて、SLAM DUNKを読んだ。頭がインターネットに汚染された人間なので、『バスケがしたいです』とか『まだ慌てるような時間じゃない』とか、そういうセリフが出てくるとキャッキャ喜んでしまった。いや、それにしても面白かった……面白すぎる漫画って奇蹟みたいだなと思った。好きなのは水戸洋平と三井寿です(まあ多くの人がそうだろうが……)。

食べたパフェのこと

1月に入り、いよいよ本格的ないちごのシーズンになった。果物として見ると、いちごは特別好きというわけではなく、パフェにしてもそれほど面白味がない(個人的な意見)。というわけで、冬は個人的にはパフェ休みのシーズンなのだが、その中でも構成が気になったものを食べに行った。

SPROUT Café さくら坂

古都華いちごのパフェ Ver Winter

見た目は王道のいちごパフェに見えて、意外と面白いことをしている。そもそも、トップのグリーンのソルベがベルガモットとバジルだ。ピスタチオではないのだ!
甘さ一辺倒のパフェがあまり得意ではないので、こういうのが嬉しい。クリームの中に隠れた求肥もモチモチワクワクして、楽しいパフェだった。

京橋千疋屋

Fille aux fraises(フィーユ オ フレーズ)

最近お気に入りの京橋千疋屋。これ、本当にすごかったです。
食べ終わったあとは誇張なしで五分くらい頭を抱えたし、そのあと思わず「シェフを呼んでくれ…」をしそうになった(店舗にはパフェを開発した人はいない)。
これまでに食べたいちごのパフェの中で間違いなく圧倒的No.1。ディルとかカルダモンとかの植物の野性味のある風味が前面に出ているので、食べられない人もいそうではあるが、わたしは打ちのめされました。ありがとう。来年も出してね。食べに行くので。

雨虹

柑橘パブロバのパフェ

ずっと行きたいと思いつつ、駅からの遠さに二の足を踏んでいた店。メレンゲと生クリーム、フルーツを組み合わせた「パブロバ」という菓子がメインのパフェ。見た目の愛らしさはパーフェクト。……だが、正直なところそんなに響かなかったな……。
パーツが多いのはいいのだが、この部材って何のために入っているのだろう?という疑問が多かった。相性の問題だと思う。

食べた美味しいもの

1月も色々食べました。夫婦の共通の趣味が食事と謎解きしかないので……。

味噌カツ

フラッと名古屋に行って食い倒れした中で、強烈に美味しかったもの。そもそも味噌ってそこまで好きではなくて、全く期待せずに訪問したら、目ん玉ひん剥くほど美味しかった。これを食べるためにまた名古屋に行っても良い。

金華豚の炭火焼き

Go To Eat のクーポン券の期限が迫っていることに気がついて、せっかくだからとお高級なお店でフルコースをいただいた。
全部間違いなく美味しかったのだが、メインの豚焼いたやつがとんでもなく美味しかった。火入れのいい豚って甘くて柔らかいんだよな~。
このお店のドルチェ担当の方がパフェ好きだというので少し話した。おすすめのお店として、ビヤンネートル、EMME、ASAKO IWAYANAGI の名前が挙がった。わたしも好きです。

汁なし担々麺

あまり公言していないが、担々麺が大好き。何なら普通のラーメンよりも担々麺が好きかも。ただ、辛いのが得意なわけではないので、胡麻の風味が強いタイプが好き。
この担々麺は非常に美味しかった~。汁あり、汁なし両方食べたけど、わたしは太ちぢれ麺の汁なしのほうが好みだった。また食べたい。美味しい担々麺知ってたら教えてくだしあ~。

キャベツとアオハタのペペロンチーノ

これは家メシ。ふるさと納税で届いた大きなアオハタの一部をパスタにした。湯気がうつってるので芸術点が高い。家パスタ、お上品なことを言わないで110グラムくらい食べちゃう。オイルと塩と黒胡椒を遠慮なく入れたのが美味しいよね。

2月に向けたあれこれ

2月は短い。

FEエンゲージの戦闘があまりに面白くて、5分でも暇があればずっとやっている。10日にはホグワーツレガシーも出るのだが、その日までにFEがクリアできる気がしない。まあでも、5月のゼルダまでは他にやりたいゲームもない予定なので、のんびり遊んでいくよ。

2月といえばバレンタインがある。パフェもチョコメニューが多くなる季節だ。配偶者がチョコレートを食べられないので、いつもは盛り上がらないイベントなのだが、今年は手づくりをする予定なのでちょっと楽しみ。新しくスケッパーも買ったし、ずっとほしかったクリップシーラー(ラッピングに糊付けをするやつ)も買っちゃった。バレンタイン近辺で会う予定のあるお友だち、もしかするとお菓子を押し付けるかもしれないのでよろしくお願いします(失敗したらないです)。



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