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自己紹介

はじめまして。
吉川叶です。
きっかわかのうって読みます 笑

簡単な生い立ちをいうと、大阪生まれ、10歳でテニスを始め、ジュニア卒業後26歳までテニス選手として活動します。そして27歳でロースクール(未修)に入学し、今年の3月に修了、今年の司法試験に合格。現在30歳です。

司法試験合格後Twitterを始め、ついにはnoteまで始めてしまいました。笑
もともと機械音痴であまりSNSとかにも興味がなく、今年の最初までiPhone6Sという化石を使ってた僕にとっては大きな進歩です😂笑
ロースクールで知り合った同期、友人に勧めてもらってTwitterを始めたんですが、色んな方と繋がれたらいいなって思うし、色んな方に僕を知ってもらえたら嬉しいなって思ってます。

なのでちょっとだけ自分語りさせてください 笑
どういう人間かを知っていただけたら嬉しいです。

僕は生まれが大阪で小さい時はサッカーをやっていました。
10歳の時に宝塚に引っ越したんですが、サッカーチームがなくて、しょうがなく始めたのがテニスでした。
ただ結果的にこれがはまって、始めて1年弱で兵庫県大会の決勝まで行き、その後関西ランキング1位になりました。
でも全国ランキングは最高で4、5番だったのでいわゆるエリートとしてプロになったわけではないです。

ジュニアで日本1位になれず、プロになるか迷っていた18、19歳の頃、元世界ランキング30位のロベルト・アルグエジョがコーチに就いてくれると連絡が入り、すぐスペインに飛びました。
スペインではロベルトと奥さんの住んでる家に住ませてもらい、練習、試合の帯同をしてもらいました。
1年弱くらいいたんですかね。
スペインで手応えを感じたことと、ロベルトが背中を押してくれたのもあって、テニスの道に挑戦することになりました。
色んな会社に自分を売り込みに行ってスポンサー契約を締結していただき、本格的に選手生活が始まりました。

練習の拠点を兵庫県のテニスラボというチームにおき、とにかく試合に出る日々でした。
21歳で全日本選手権に出て、この時のランキングが50位くらいでした。
大体このランキングになってくると国内の大会だけではランキングを上げるのが難しくなるんですよね。
なので、ここから海外の大会にチャレンジすることになります。
もともと世界のトップに行きたかったのでこのチャレンジにワクワクしてたのを覚えています。

とはいえ世界は甘くなく、海外の大会に出たはいいものの、毎回フルボッコにされました。
ただ試合に出続けると、なんとなくやり方とか勝ち方が見えてくるんですよね。
自分なりに手応えが感じ始めていたのが22歳の頃。
インドの大会に出場したときのことです。
インドに移動した初日、軽く練習をしたのですが、練習の最中に左足をコートにひっかけました。
はっきりと「ボキッ」といい、一瞬で足が折れたと確信しました。
結果左足かかとの骨が折れ、すぐ日本に帰って手術を受けます。
ほんとにこの時期は辛かった 笑
周りの人が離れていって孤独を感じました。
他方でめっちゃ励ましてくれたり、応援してくれたりする人もいて、人の温かさに救われた時期でもありました。

1年リハビリをし、トルコの大会で復帰。
大きい大会で優勝経験のある選手に競り勝つことができ、まだ間に合うと感じたのを覚えています。
その後日本に帰ってきて練習をしていた時のことです。
フォアハンドの回り込みをジャンプして打った時、右足の着地に失敗しました。
「クシャッ」と乾いた音がコートに響き、同時に選手生命が終わったことを確信しました。
結果、右足かかとの骨の骨折、靭帯断裂。
再度手術を受け、リハビリをするものの、なかなかうまくいかず。
2回目の怪我が複雑すぎたんですよね。
大会に出たと思えば棄権をしたり、すぐ負けたり。ボロボロでした。
もう選手として成功する可能性はないと感じ、セカンドキャリアのことを考え始めました。

ある人に迷惑をかけてしまうので、詳しくは言えませんが25歳くらいの時に弁護士になりたいと思う出来事が起きます。
それがきっかけでセカンドキャリアは弁護士だと自分の中で決めました。
その後、やはり足首の状態が思うように回復しないので26歳で選手を引退し、関学ロースクールに入学します。

入学したのはいいものの、選手生活中はテニスをガンガンしてるので勉強する時間もなく、大学もリハビリをしている最中に履修をガン詰めして、なおかつギリギリ単位を取ったのでちゃんとした知識も入っておらず、引退してからロースクールに入るまでそんなに時間があったわけでもなくって感じでめっちゃ苦労したのを覚えています。笑
というか高校もスポーツ推薦で入学し、大学はエスカレーターなので人生で勉強したことないんですよね。。
なのでローに入った当初は30分も椅子に座ることができないし、勉強したことがないので何から手をつけたらいいかも分からないし、ほんとよくローに入学したなって感じでした。笑
後先考えずに行動するバカなタイプなので、入学した直後に場違いな所に来てしまったとようやく気付いたことを覚えています。笑

ただ関学ローは割と少人数なので先生方との距離が近く、色々アドバイスをいただける環境にありました。
授業も司法試験合格を目標に、そこから逆算して取り組んでいくという形だったのですごく助かりました。
また、素晴らしい同期や友人に恵まれ、またまた人との出会いに救われました。
なんとか授業、先生方についていった結果、次席で卒業でき、司法試験も1回目で合格することができました。
今思えば出来過ぎですね。

選手時代にもっとこうしとけばよかったという後悔がたくさんあったんですが、引退した時にはもうどうしようもないじゃないですか?
辛い思いだけが残っちゃって。
だから次何かにチャレンジする時は絶対後悔したくない、後悔しないほど頑張るって決めてたんです。
結果、頑張りすぎて去年の予備試験の前日に失神するんですが 笑
でもそれくらい追い込んで頑張って。
テニス選手やってなかったら多分そこまで追い込めてなかったから、テニスやっててよかったなって、報われたなって感じました。

そして、現在司法修習に向けて準備をしており、今日手続きを完了したところです😎
まぁ準備っていっても手続きしたりスーツ作りに行ったりで勉強はしていないのですが 笑
勉強せえ 笑

プロテニスプレイヤーというとすごいってイメージあるかもしれないですが、読んでいただいて分かる通り僕はそんなにすごい選手ではなかったです。
テニスラボというチームは日本のトップ選手が集まるチームで皆全日本選手権優勝したり、海外で活躍する選手ばかりです。
僕もそこに入れると信じていたのですが、蓋を開けてみれば散々でした。
ただただ惨めな思いだけが残って。
ただ、そこから多くを学び、ほぼ完全未修ながらも司法試験初回合格を勝ち取ることができました。
今となってはテニス選手の自分も受け入れることができています。

え?
長くない?笑
またまたイキってしまいました。
すーぐイキるんで 笑

これからも色んなことにチャレンジして、もっと色んな世界を見ていけたらと思います。
これからも頑張ろう。

最後まで読んでいただいた方ありがとうございます。
疲れたでしょ 笑
疲れたところ申し訳ないのですが、いいね、リツイートしてもらったら僕めっちゃ喜びます。笑
そんないい人いるんですかね🤔笑
まさか🤔笑

ありがとうございました☺️

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