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翼猫の詩集{羊水・ようすい}

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2016年からnoteに載せてきた詩を手織(たお)るような想いをこめてまとめました。 小説同様、詩も一編、一編が愛おしい我が子達のような想いです。読んで下さるすべての方々にも深い…
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2016年5月の記事一覧

蒼い時計

蒼い時計を見て待ってる 私の中に棲む6歳の童女が私に囁く 『蒼い時計をお花のような赤に変…

小学生のように

野の花をサラダのように食べ 肉と星と牛酪(バター)とを血の気を多くするためのものとして受け…

気がつけば私はまた扉の前、 違う扉の前ではない、 いつも同じうんざりするほど見慣れた扉の前…

影 (光の帝国)

いつこの沈黙を破ってこの何もない只中に気象異変が起こるのか私は気が遠くなるまで待ったわ …