【学び】ベトナムから帰国した人の話
色々あってベトナムから戻ってきました笑
せっかくなので学んだことをまとめようと思います。
【何をどれだけやったか?】
期間:5月〜9月の4ヶ月間
仕事:Web関係とYouTube関係
なんと4ヶ月中3ヶ月は隔離というとんでもない期間でした笑
そして隔離中はフルリモートワーク。
ベトナムの環境といい、仕事といい慣れないものだらけで大変でした。
【仕事】
・ホームページSEO対策
・YouTube企画から編集
YouTube制作の際に編集やサムネデザイン、SEO対策する時にアナリティクス、ライティングなど幅広い分野を触らせていただきました。
ここからわかったのはやっぱり自分は「作ること」が好きなんだなぁと感じます。
また、人生の早い段階からさまざまな経験をしたので、今後どんなものをやりたいかの判断材料が増えました。
この体験を踏まえて「将来性のあるもの」「かっこいいもの作りたい」を軸にこれから活動していこうと思います。
(今はWeb制作やデザインを考えてます)
【生活】
・海外で家を借りる
・毎日の食事
・買い物
今まで海外に行ったことはあるもののホテルしか泊まったことがなかったので貴重な体験でした。
まずは気になった家を問い合わせていきます。この時相手がベトナム語しか喋れないことが多いので、チャットアプリ(Zalo)を使っていました。
不動産サイトで紹介している部屋のページに電話番号があるので、そこから友達追加をしてチャットで会話していきます。(チャットなら翻訳ができるので強い)
そして実際に見学に行くとよくわからない狭い路地に連れて行かれました。警戒しながら歩いているとなんとそこが物件だったんですね。(ベトナムではヘムと言ってなんともない路地でした)
中は狭かったですが家賃が約2万2千円で綺麗だったので即住むことを決めました。
オーナーと僕は英語が喋れないため通訳アプリを使って契約を無事終えました。
・毎日の食事
ベトナムの屋台の食事は一食約150円くらいなので鬼のようなコスパです。
1日で500円くらいなので我慢せずに食費が抑えれました。日本だと自炊の方がやすいイメージですが、ベトナムは屋台で買った方が安上がりになります。
しかし、コロナになってからはデリバリーか自炊になったので結局食費はお高くなってしまいましたね。
ここでデリバリーの便利さに目覚めます。デリバリーは頼んだら30分くらいでくるし、レパートリーも多いし、割引も多いしとなにかと便利なんですね。
1番初めに家の前まで持ってきてくれるというのが素晴らしいです。今まで配達料を払うのが馬鹿馬鹿しいと思っていましたが、商品を買って持ってきてくれることに対しての対価という考えなら全然良いなと思いました。
・買い物
ベトナムは物価が3分の1の言われていますがそれはローカルら辺の話であって日本あまり変わらない印象です。
本当は服とか靴を買い揃えたかったのですが、ロックダウンで断念。何か方法はないかと探っていたところ「Lazada」があったんですね。
これはベトナム版Amazonです。商品の質が良くないことや、発送が遅いなどイライラ難点はありますが、ロックダウン中の買い物はとても重宝しました。
配達方法も各自の家に届けられないから近くに来たんで来てくださいというスタンスでした。
【人】
仕事上では日本人としか喋っていないので、ベトナム人との繋がりは殆どありませんでした。大抵は店で喋るかSNSで喋るかなので一向にコミュニケーションが上手くなりませんでした。
しかし、その中でも気づきはあり、それは日本人が異様に慎重だったり真面目ということです。
家を契約するときも何回も確認していると飽きられていたし、メールなどのやりとりも日本人は数倍時間をかけています。
これが良いのか悪いのかわかりませんが、確実に文化や国柄の違いなのでしれてよかったです。
あと、ベトナム人って基本的に人目を気にしないのかなと思いました。よく音楽を大音量で流している家もありますし、カラオケ、上裸で歩く人、パジャマで街を出歩くなど何か自由な感じがして居心地がよかったです。
【コロナ】
はい、こいつが非常に厄介な相手でした。入国した時はコロナが10万人くらいでずっと抑えられていて、コロナ対策先進国の扱いを受けていました。
もちろんこれから盛り上がってくるんだと思っていましたが、まさかのデルタ株で感染爆発。ロックダウン。
初めはすぐ治ると思っていましたが、これがなかなか厳しい戦いを強いられます。初めは2週間程度のロックダウンの予定が、目標に満たないため半月の延長。これが何回も続いて結局3ヶ月ほどホーチミンはロックダウンが続いていました。
○月○日にロックダウンが終わると明言してくれればまだ心に余裕が持てていたのですが、小刻みに延長されていたので、いつ終わるかわからない不安が常にありました。
これには国民も不安や怒り、絶望を隠しきれていませんでした。失業者も大量に増え、経済が回らないので企業も倒産、さらには食料の確保で差が出てくるなどいろいろな場所に影響を及ぼしていました。
【日本との違い】
最後に日本との違いに触れて終わりたいと思います。日本とベトナムの違う点は平均年齢や性格などたくさん違うものがありますが、特に今回の渡航でわかったのはコロナ対応の違いです
まずは政府の対応スピードです。ベトナムは社会主義だからか政府の対応がすごい早く感じました。ロックダウンをしてから店舗の営業を閉じ、外出禁止にしたり、通行許可証を作ったり、アプリを数十個作って対応しようとしたり、食事配給や現金配給を作ったりと日本では考えられないくらいに物事が進んできました。
しかし、この早さにも欠点がありました。例えばアプリを何個も作ったはよいが無駄が発生していたり、正しく動作しなかったりしていました。また、町中に検問があって警察がいるのですが、そこを通るために通行許可証が入ります。そこの警察官が許可証について詳しくなく、曖昧になっていたりしていました。
この様な対応は日本と真逆だなーと思います。しかし、これから発展していくのは明らかにベトナムだと思います。ポジティブに捉えれば早めにトライアンドラーを繰り返していると言うことなので、その分成長も早くなります。
これからも世界は、コロナの様に誰も予想ができないほどの問題を抱えることになると思います。そこで生き残っていくにはベトナムの様な正解がわからない状態でも突き進んでいくことが大切だと思うので、日本も見習わなければなと感じました。
まあ、4ヶ月で帰ってきましたが、いろいろ学べたので行って良かったです!
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