8月19日（木）の相場回顧

今日のポイント
・FOMC議事録の内容
・エヌビディア決算
・日本株の業種別値動きから見た今後の相場

・FOMC議事録を受けての相場

米国10年金利は昨日と比べると下落傾向ですが、1週間でみるとほぼ横ばいですね。今日のFOMC議事録で金利の引き上げについて少し内容が出ていますが、内容としては本当にざっくりいうと「テーパリング（資産買い入れの縮小）時期を早めてもいいんじゃないか？？という人が何人かいたよ」って感じです。ある程度予想の範囲だったと思いますが、話が具体化すると株式市場にはネガティブにでてしまったようですね。

参考
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-18/QY0EZGDWRGG001?srnd=cojp-v2

その中で米国株の動き

・エヌビディア決算

大型株で注目されている株なので決算をまとめることは今回はしませんが、半導体の今後の需給についてコメントがでているのでそれは見ておいてもいいかもしれません。今日はトヨタの車の生産台数の話がでたり、FOMC議事録の話がでたり、市場全体が重かったので半導体株全体への目立った影響は出にくかったようです。

参考
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-18/QY1ZFADWX2PS01

・日本株の業種別値動きから見た今後の相場

今日も大きくディフェンシブ系のセクターに資金が偏っているので、今後の相場を不安視する動きは続きそうですね。すくなくとも9月のFOMCまでは金利がどういう方向性で動くのか読みづらいので相場は不安定になりがちダト思います。ここもと短期で資金が集まっていた海運は今日も売られているので、ボラティリティ高く推移していた銘柄は注意が必要ですね。もちろん材料難のときは逆に大きく動く可能性もありますが、個人的にはあまりおすすめではないですね。

今日の一言インプット
バリューとグロース
バリュー株とは割安株のこと。成熟した産業が多く、成長性が少ない銘柄です。会社が持つ資産や利益に対して株価の評価が低い銘柄です。グロース株とはその逆で、利益は小さいけど毎年利益が大きく伸びているような会社をイメージしてもらうといいと思います。昨日書いたシクリカル株、ディフェンシブ株を縦軸、バリュー株とグロース株を横軸にマッピングしてみると面白いと思います。是非やってみてください（軸はどちらでもいいです笑）。