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集客と誘客の3大要素② 色彩の仕掛け1-1

おはようございます!
昨日は、お昼からの突然の雨に戸惑いました(汗…)
そんな中でも、わざわざ来店くださるお客様には、本当に感謝しかありません。

そして、夕方には仕事仲間と食事をしたのですが、とてもいい話を聞きました。「メンタルを支えてくれる(3種の神器)」というのを教えていただきました。これは、また明日にお話しさせていただきます!

では今日からは、(色彩の仕掛け)をお話ししていきたいと思います。

色彩の仕掛け

店では、色は最初に目に入る情報です。
店舗におけるすべての色彩は、外装、内装(天井、壁、床)什器、演出物、商品それぞれが影響し合います。

これらの色が、どれほどの影響と効果を上げることができるかは色彩を理解することから始まります。
そして、それぞれの効果的かつ心理的な配色&色のコーディネートを考慮する必要があります。

配色にこだわりをもって店・商品・理念・自店らしさを発信することにより、店の存在とコンセプトを認知させることができます。

また、効果的な配色はお客様の好みや感度に影響を与え、購買の意思決定をスムーズに促進します。
色彩の基本を理解することで、買い場づくりはより効果的なものとなります。さらに、流行色についても情報として知っておくべきです。

色彩の基礎

★色には有彩色と無彩色があります。

★色には三属性(色相、明度・彩度)があるので、それぞれの属性を理解する必要があります。
色相:(暖色・寒色)=赤・黄・青といった色味のこと(無彩色にはない)
明度:(明・暗)=色の明るさの度合いのこと。
彩度:(強・弱)=(派手・地味など)=色の鮮やかさの度合、トーン(明度と彩度の関係で表現される複合概念)と連動しています。

★カラーイメージと、トーンのイメージをを把握し、店頭と店内で生かします。

★視認性の高い配色、低い配色を知ることでPOPなどの表示物をはじめ商品のアピールポイントの仕掛けができます。

★あえて目立たせる配色(アクセント配色など)、あえて溶け込ませる配色(カマイユ配色)など配色次第で商品イメージを高めることができます。

★色の対比による目の錯覚、見え方の違いを知ることで心理的な仕掛けができます。

★販売計画や販促計画に沿って展開時のメインカラー、サブカラーを設定することで、お客様に常に新しい店のイメージを発信する仕掛けになります。

★買い場では独自の配色ルールを作り、計画に沿って商品を演出したり陳列することが重要になります。

★良い配色とは、分量配分(面積配分)のバランスがよいことです。

カラーコーディネートの基本


明度のドミナント配色


色相のドミナント配色


彩度のドミナント配色


ドミナントコーディネート=色相・明度・彩度などについて、ある共通事項で統一した配色
★明度のドミナント……近似明度で多色の配色でまとめる
★色相のドミナント……同一色相のいろいろなトーンでまとめる
★彩度のドミナント……色相・明度が違っていても彩度の似通った多色配色でまとめる


アクセントカラーコーディネート

アクセントカラーコーディネート=全体の色調を高めるために少しの色をアクセントカラー(強調色)として入れ、全体を引き締める配色


セパレーションカラーコーディネート

セパレーションカラーコーディネート=選択した2色の間のわずかな部分に、黒、白などの分離職を入れる配色


黒のボディにブライトトーンのアンサンブル。
黒が有彩色の引き締め役をしている。
タオルの陳列棚の配色例


棚陳列の配色の基本

グラデーションカラーコーディネート=グラデーションとは段階的に変化していくことで、色相のグラデーション(レインボー配色)や明度のグラデーション配色

これらをいったん覚えちゃうと、非常に売り場に立つのが楽しくなります。
是非、色々お試しいただいたらいいと思います♪

はい!
今日はここまでとさせてください。
また明日お会いできるのを楽しみにしております。

明日は、「トレンドカラー」についてお話しします♪


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