人見知りでも自転車旅に出ると案外楽しめるかもしれない話

※この記事は2017年に自転車で日本一周したときのものです


みなさんこんにちは、日本一周中のカンノです。

突然ですが、あなたは初対面の人と話すときに緊張しますか?


ほうほう。なるほどね〜〜 え、僕ですか?

めっちゃ緊張します!!

さらに、僕は自分から話しかけるのも苦手なのですが、どうやら世間で言うところの「人見知り」に当てはまるようです。

いやはや参りましたねw 僕は人見知りなようです。


僕は人見知りです


いつから人見知りだと意識したのかわかりませんが、高校生の頃かな? 17、18歳くらいには立派な人見知りになっていました。

そして、高校を卒業した後もしっかり人見知り。

大学生になれば 「ウェイウェイ!!」した学生生活が待っていると思ったら大間違いでした。

華の大学生活なんてものはそこにはなく、ただただ自意識みたいなものが花を咲かせていましたねw


こりゃいかん!!!

「人見知り + 自意識過剰」 のダブル疾患を患っていた僕はなんとかそれを克服しようと

大学内で話しかけてみたりあいさつしてみたり、、、自分なりにですが、まあいろいろやりましたね。


結果、なんと逆効果!!!(あちゃ~)

人見知りを直そうと動いた結果、人見知りなので人見知りをこじらせてしまいました。(何回、人見知りって言ってるんだろうか)

しまいには、話しかけようとするたびに 「この人は自分のことが嫌いなんじゃ?」 「あ〜〜、なんて話しかけよう」 とグルグル考え始めるのでもう止められません。 メリーゴーランドかよ


ちくしょう!! 人見知りの僕に、もう打つ手はないのだろうか???

混沌の大学生活を送っていた僕はさすがにかなり落ち込んでいました。

そんな時にぼくは一筋の光を見つけます。

それが1人で出かけた自転車旅でした


自転車で一人旅


大学に入ってからすぐにロードバイクを買って、気の合う友人たちと自転車旅に出かけました。

それはそれは楽しい思い出で!!

みんなで愛知(地元)から京都まで自転車で行けた時は心躍ったものです。


それからも友人たちと何度か自転車旅をしていたのですが、ふと 「今度は1人で行ってみようかな」 と思いました。

「でも、1人で行ったことないし友達もいないし不安だ」

「人見知りなのに人と話せるのかな?」

「あ〜〜でもなぁ、やってみたいけどなぁ〜〜」


いいからやってみろ!!

自分の背中を蹴飛ばすように、自転車を持って家を飛び出しました。

一緒に話しながら旅をできる人はいない。見る景色はどれも新鮮で未知のもの。

わぁ、、、本当に1人で自転車を始めてしまった。と、今更ながらビビっている自分

テントや服をどっさりと積んだ見るからにあやしい自転車で、見知らぬ土地の見知らぬ町を走る。


気を抜けば 「得体の知れない不安」 に押しつぶされそうで、それから逃げるように自転車を漕いだ。 ひたすらに漕いだ

スマートフォンを開くと、LINEの向こう側には友達が楽しそうにしている。

そして僕は1人で自転車に乗って旅をしている。

「うわ~~~!! 孤独だ~~~~~!!!!」

「逃げるようにして旅をしているな」そう思った時に 「どこから来てるんですか?」と話しかけてくれる人がいました。

1人で自転車に出て、どうしようもなく不安だった当時の僕に 「話しかけてくれる人がいる」 のは衝撃でした。

え、なんで話しかけてくれるの? って思いましたね


聞けばたくさんの荷物をつけた自転車を見て、興味を持ってくれたそうな。

その後も、「学生さん??」 「なんで自転車旅を?」 「1人でやるなんてすごいね〜」などたくさん話しかけてくれました。

話しかけてくれたこと、興味を持ってくれたことに嬉しくなって気がつけばその人と話し込んでました。

あれ? 人見知りだと思ってたのに初対面の人と楽しく話ができた。 何でだろう、、、?

その時は不思議に思っていたことでしたが、日本一周の旅に出て、たくさんの人と出会って最近分かりました。

興味を持つって大事だ。

興味を持つということ


自転車旅の中で僕に話しかけてくれた人たちはそろって、興味津々で話しかけてくれていた。

「あの人は荷物いっぱいの自転車で何をしてるんだろう?」

「お、昔は俺も似たようなことしてたなぁ、彼はどんな旅をしてるんだろう」

そんな思いで興味を持って話しかけてくれます。


キラキラとした目で話しかけてもらえるので、僕も嬉しくなってその人に興味が湧いてくる。

「どこに住んでるんですか?」

「ええ!息子さんも似たようなことされてるんですね〜〜!」

 そんな何気ない会話でも、お互いがお互いに興味を持つとあっという間に話が盛り上がる。

大学で人見知りをこじらせていた僕はどこに行ったんだろう?? というくらいに生き生きと喋ってる自分。さすがに苦笑してしまうw


そう。 今までの僕は人に興味を持てていなかったのだと思う。

人見知りを克服することや、自意識ばかりに考えがいってしまい、目の前の人に興味を持てていなかった。

そんな片手間な会話をされたら、向こうもこっちに興味を持つはずがない。 あたりまえだろう

でも、自転車に乗って旅をしてる間は自分に興味を持ってくれる人たちがいる。

嬉しいので自分も興味を持つ。

ドカンと話が盛り上がる。

まだ僕は人見知りを抜け出せていないのですが、僕も「僕に興味を持ってくれた人たち」のように少しずつ興味を持ってキラキラした目になっていきます。


人見知りは自転車旅出るといいかもね


えーーーっと!! 自分語りが長くなりすぎました笑

この記事で伝えたかった要点をまとめます!

・人見知りは自分のことで手いっぱいになりがち

・だったら好きなことをやって、人から興味を持ってもらおう

・自分に興味を持ってくれた人には、人見知りだろうと嬉しくなって会話ができる。

・それは自分がその人に興味を持ったから。

・人見知りを直すために、少しずつ自分から興味を持てる人になろうぜ!


えー、こんな感じでしょうか。

もし、同じように人見知りを直したいと思ってる人がいるのなら自転車旅に出かけてみるといいかもしれません。

いきなりすぎる提案ですけど、僕は旅を通して少しずつ克服できてきたかな?と感じてます。

少しでも自転車旅って面白そう、、と思うならそれはチャンスかもしれませんよ。


以上、人見知りでも自転車旅に出ると案外楽しめるかもしれない話でした。

では~!!


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