全部がお手製!?~ミライフHPリニューアルの舞台裏~
3/21に、ミライフHPのリニューアルを行いました🙌
ですが、あらゆる「リニューアル」と呼ばれる仕事がそうであるように、この「HPリニューアル」も色々な課題・難題とそれを乗り越える努力がありました。
今回は、「ミライフHPリニューアルの舞台裏」と称して、その課題と努力について、担当者の菅野の目線から書いてみたいと思います。
それでは、さっそく行ってみましょう!
そもそも、担当者不在でどう進める?
いきなりそもそも論なのですが、少人数の人材紹介会社であるミライフにはHPの更新や管理を行う担当者が居ません。
(数十名規模で、マーケティングやHP管理の専任がいる企業の方が珍しいと思います)
いや、私が担当なのは間違いないのですが、基本的には日々キャリアデザイナーとして面談や候補者・企業とのやり取りを行っています。
簡単な更新や記事制作ぐらいならできますが、リニューアルとなると明らかに工数オーバーです。
そこで今回は、業務委託として外部のプロの方2名の力をお借りすることにしました。
むしろ、こうした方のお力が借りれたから、このリニューアルが始まったといっても過言ではありません。
やりたいことを、適切な方と一緒に進めることができる。
担当として、これほど心強いことはありません。
しかし、人が揃ったからといって簡単に進むほど、HPリニューアルは楽ではありません。
社長(スケさん)のオーダーに、どう応える?
普段は「社長」なんてかしこまって言いませんが、それでも会社への想いや提供価値へのこだわりが一番強いのが社長です。
(そうでないと困るのですが、強すぎても困りますよね(画面の前でうなずいて下さった方全員と握手したい気持ちです))
今回、ミライフ社長であるスケさんからのオーダーは、大きく2つ。
さて困りました。
これまでのミライフは「モヤモヤ以上、転職未満のあなたへ」という言葉をメインメッセージに据えていたのでした。
実際に日々面談をする中で「まさに私です!」という方が沢山おられ、強力なメッセージであることを肌で感じていました。
一方で、そのモヤモヤを晴らした上で「転職を通じて目の前の人のキャリア形成をご支援し、結果的にライフ(人生)も良くする」という「提供価値」が伝わっていないのではないか?という課題感がありました。
加えて、「目の前の方に寄り添ってご支援するのはエージェントとして当たり前では?」という想いもあり、果たしてそれが本当に差別化につながっているだろうか?という懸念もありました。
そこで、前述した2名の方に「一般的なお客さん」の立場で入っていただきながら、「一般的なエージェントとミライフの違い」について、ディスカッションを行いながら考えを深めました。
こうして見えてきたポイントをキレイな言葉にしたかったのですが、これについては自分たちの能力では「無理」と判断しました。
コピーライターなど専門の方にお願いできると良かったのですが、スピード感の観点からも「今ではない」と。
あえてキレイにしない、スケさんの想いをトップ下にそのまま書く、という方法で担保することにしました。
そのメッセージの一部がこちらです。
あえてキレイにしすぎない、不格好でも伝えたいことを真っすぐ伝える。
そんな姿勢も、ミライフらしいのではないかと思います。
一方で、利用者観点では「イメージでパッとわかる方がよい」ことは間違いないので、ここは今後の課題です。
ビジュアルもお手製!社内の週末カメラマンに突然の依頼
さて、ここまでで方針とメッセージは整ってきましたが、肝心要のビジュアルを作れる人がいません。
困った困った・・・と思っていた矢先、1つのアイデアが降りてきます。
ミライフの強みは、経験と個性豊かなキャリアデザイナー=メンバーたち。
であれば、そのメンバーを打ち出したビジュアルにすればいいじゃないか!
奇しくも半年に1回の全社合宿のタイミングでもあり、普段はリモートのミライフでメンバーのほとんどが集まるという希少な場でした。
カメラマンを入れて撮影することも考えましたが、あくまでも合宿がメインで時間が限られていることもあり、白羽の矢が社内の週末カメラマンである「ずん」に立ちました。
たしか、合宿の2日前ぐらいにお願いしたのですが「できるかな・・・」と言いつつ、当日2台のカメラと三脚を持って現れた姿に安堵したのは間違いありません。
おかげさまで、今のメインビジュアルが無事に完成したのです。
※ちなみにその「ずん」ですが、パンダになりたいウマという本当によく分からない名前のinstagramをやっていますので、よければ見てあげてください。
コンテンツ更新はHubSpotなら非エンジニアでもOK!
さて、ここまで整えば、あとは実際にコンテンツを整えていくだけです。
こちらについても外部には依頼せず、HubSpotのモジュールを組み合わせる形で、パズルのように改善を行っていきました。
(前職で使っていたのでスムーズでしたが、まったく触ったことがない人でも直感的にサイト改善ができるのがHubSpotの強みですね!)
メッセージや画像の差し替え、ヘッダーやフッターの改修、コンテンツの追加や削除などなど、大概のことは自分達でゴリゴリと進められるのは、スピード感の観点でも安心でした。
例えば、本当は強調したいのに奥深くに眠ってしまっていた「口コミ」なども、簡単にTOPに持ってくることができました。
もちろん、デザイン的に「この空間をもうちょっと狭くしたいよね・・・」といった部分は残ってしまっているものの、それも「今はよし!」と判断。
おかげで、企画が立ち上がってからは約1か月、実際にサイトの改善に着手してからは1週間ほどでリリースすることができました。
すべては、もっと多くの方にミライフを知っていただくために
改めて、そうやって出来上がったのが、こちらのHPです。
まだまだ改善したい部分はあるものの、代表のスケさんからのオーダーである
についてはクリアした上で、自分たちのやりたいことを盛り込めたリニューアルになったのではないかな、と思ています。
とはいえ、もちろんHPリニューアルは社内を向いて行うものではなく、お客様のために行うものです。
キャリアに悩んでいたり、より良い転職活動がしたいという方に「ミライフがここにいるよ!」ということが届くように。
その結果良い方にお会いできて、求人をお預かりしている企業にもその方をご紹介できるように。
そして最後に、ミライフのメンバーが日々の仕事にやりがいを感じて、高い成果を出して、みんなで笑って過ごせるように。
そんな未来を目指して、このリニューアルをきっかけに、今後もミライフの情報発信を続けていこうと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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