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発達障害はチャームポイント💕〜長男編

3兄弟の母、15年目です。
補足しますと、数年前に主人が他界し
シングルマザーでもあります。
長男ADHD&ASD、長女ADHD、次男ASDで
大賑わいな日常を過ごしております。

子供たちの発達障害が分かったのは、
長男の不登校でした。
小学校低学年の頃に、学校に行かないと
言い出し その頃の私は あの手この手で
登校させようと頑張りました。
ご褒美をチラつかせたけどダメ、
怒ったけど もちろんダメ、
学校まで送ってみたけど 車から降りた途端
家に向かってダッシュして行った長男を見て、
スクールカウンセラーさんから
『…お母さん?1度WISC検査 受けてみませんか( ¨̮ )?お子さんの取扱説明書みたいな感覚で』と声をかけていただいたのが始まりでした。

小児精神科に新規予約の電話をし、診察に半年待ち、いよいよ検査!
2~3時間かかり終了。
久々に長時間座って過ごしグッタリして戻ってきた長男に、おつかれさんと声をかけ 数ヶ月後の検査結果を待ちました。
結果の報告日、主治医から開口一番
『お母さん、子育て大変だったね!本当に よく頑張ってきましたね!これからは 私たちも一緒にフォローさせていただきながら、長男くんの成長を見守りましょう!』と言われ、
ふっと肩が軽くなる感覚がありました。

長男は赤ちゃんの頃から
夜寝ない・抱っこorおんぶ以外寝ない・ベビーカー拒否・抱っこしてても座ると大泣きでした。
少し大きくなってからは、食事中は もちろん
ディナーショー状態(ずっと歩き回る)、
スーパーへ行く度 お菓子コーナーで食玩が欲しくて通路に大の字になって1~2時間大泣きして疲れたら諦める…を繰り返し、
公園へ行くと本人がヘトヘトになるまで遊ばないと絶対に帰らない子でした。
今思うと大変な子育てでしたが、初めての子供なので《子育てって こーゆーもんなんだなー》と思っていました。

もちろん私もグッタリでしたが、
《私は今まで自由に寝て起きて、好きな物食べてきたし!生まれて数ヶ月や数年前の この子に世の中の生活リズムに合わせろ!なんてムリだよね〜。6歳くらいになったら夜寝るかな〜》と開き直ったら楽でした。
それでも、小児精神科の先生に『大変だったね!育てにくかったよね、長男くん自身も大変だったよね。長男くんもママも頑張ったね!』と声を掛けていただいた時、知らずに気を張り続けていた事に気が付きました。
《あ、育てにくい子だったんだ。長男も頑張ったんだな、ありがとうね》という気持ちにもなりました。

ADHDの特性で衝動的で多動で先を見通す事が苦手、ASDの特性でこだわりが強く空気を読み取る事が苦手。
自分の気持ちを言語化することも苦手なので、
長男の言動をよく見て汲み取ってあげなければなりません。
あげ出すとキリがないくらい、色々ある長男ですが(笑)、本能に忠実に動いてるところは
素晴らしいと思っております!
こういう特性を持っていることで、
親子関係は濃く強いものなんじゃないかな…と勝手に思っております。
いつまで経っても親の手を離れることが
なかなか出来ないのが大変…と思われがちですが、私は《いつまでも そばに居させてもらえる!》というスペシャル特典をもらえてるとも思っています。

日常生活の中で、少しでも新しい事が入ると
途端に不眠になり昼夜逆転してしまう長男。
お出かけの時にも予測不能な渋滞のせいで
前もって伝えた到着時間に着かないと、車内で大暴れする長男。
シンクに使ったお皿が置いてあっても、自分が使ったコップしか洗わない長男。
他人のルール違反に対して ものすごく厳しい
長男。
そんな長男ですが、私を大好きでいてくれる。
もうそれだけで私は何だって出来ちゃいます!
毎日毛穴から《みんな大好き〜〜♡♡》って
ダダ漏れさせております。

さて…次回はADHD(HSCもあり)の
長女のお話をさせていただきます。

《全般性不安障害&軽度の鬱持ち
かわいい3人の天使と かわいい2匹の天使ワンコに日々癒されてる おかーちゃん》

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