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神奈1月号

あけましておめでとうございます。本年も純文学サークル神奈をよろしくお願いします。

さて、新しい年になりました。世間は感染症の話題でもちきりです。どうなることやら。読者の皆様とサークルメンバーの健康を願うばかりです。

季節は厳しい冬ですね。屋外は冷蔵庫の中のような寒さです。気が滅入りがちな季節ですが、無理をせず自分のペースを見つけていきたいものです。筆者も毎日どうにかこうにか執筆の時間とエネルギーを確保しています。一番寒い時期はそう長くないでしょうから、地上が少しずつ暖かくなっていく自然の恩恵を待ち望んで日々を送りましょう。

今月のマガジンのテーマは「2022年/新年」でした。テーマに沿わなくても構わない決まりです。三つの作品が揃いました。ぜひご堪能ください。(編集担当:文野)

執筆陣

桜々中雪生「『言葉』というものについて」

作者コメント:冬はどうしてもお布団と仲良くなってしまいますね。喧嘩をしたいわけではないですが、もう少し適度な距離感でいられないものかと、季節が巡るたび考えてしまいます。いつまでもべたべたと依存していないで、自立しなければ、なんて。そんな脆い意志ごと、お布団は包み込んでしまいます。

文野麗「二〇二二年初月に思う」

作者コメント:毎日寒くて寒くて温かいところを探しています。暖房を掛けてもエアコンの近くしか暖かくならなくて哀しいです。陽が長くなってきたのは嬉しいことです。

笑子「夏よ、こい恋」

作品コメント:なし



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