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はぐくむコーチングスクールでの学び#9

今回のスクールは、自分自身と向き合う非常に濃い時間になりました。

私は最近、コーチングを通してこれだけ自分と対話する時間を設けているのにも関わらず、自分を見失っていました。

4月に大学に入学してずっと、将来自分がやりたいことに直結する活動が出来ていない自分に焦って、今自分は何をしたいのか、何をすべきなのか分からなくなっていました。

そんな中参加した今回のスクールでは、『自分との付き合い方を探究する』ということで、1人1人今自分が抱えている想いや状況をシェアし合いました。

コーチ自身が気持ちが不安定だと、そっちに意識が行ってしまい、いいコーチングを提供することは出来ません。自分はどんな時に気持ちが落ち込むのか、その落ち込んだ時はどうすれば穏やかになるのか、一歩引いてそんな自分を客観的に見ることが大事だなぁと思いました。

以前のスクールで「第三の目」という言葉を習いました。まさに↑これです。

辛かったり、悩んだりしていて沼にはまってしまいそうな時でも、余裕を持って自分を見つめ、自分自身を探究することが出来たら、最強人間になれるんじゃないかと思います。

そしてもう一つ今回私が学んだことは、「『葛藤』もいいものだ」ということです。

私は早く自分の抱えている葛藤から抜け出して、すっきりしたいと思っていました。しかし、葛藤は決して悪いものではなく、「葛藤もいいじゃない」とまで余裕を持って、葛藤さえ楽しめたらいいと言うのです。

葛藤の渦中にいる私はなかなかすんなりその言葉を受け入れることは出来ましたが、確かに葛藤も人生の中の1つの味わいだと思えば、葛藤することは当たり前だと思えば、気持ちが楽になるなぁと思いました。

これはコーチングをするときにも言えることで、クライアントの悩みが晴れることそのものが価値ではありません。もちろん悩みが晴れるに越したことはありませんが、決してそれが全てではありません。

悩みが晴れなかったとしても、何かネクストアクションを決め、「明日はこれをやってみよう」と前向きな気持ちになれたらいいなと思います。

今回はよっぽど私の葛藤が深かったせいか、私の回ということで、スクールメンバー3人が同時に私のコーチングをしてくれるという新しいワークをしました。

初めての経験で、1人1人の質問が全く関係なかったりもするので、色々な視点から自分と向き合うことが出来ました。この時間ではまさに私の悩みが晴れることはなかったのですが、「私はどうやら相当人の目を気にしている」ということが分かったことが価値だったと思います。

ぐっちさん(はぐくむコーチングスクールのコーチ)は、このワークの後に「『覇気』を感じたいんだよね。」と言いました。

「覇気?」と聞いたとき私は思いましたが、ぐっちさん曰く、覇気とはその人の人生に真剣に向き合うぞという思いの強さだと言います。

自分の質問に自信がなかったら、枕詞がついたり、目線が泳いだりしてしまいます。例え自信がなかったとしても、自信があるように振る舞い、覇気をまとうことでいいコーチに近づくことが出来ます。

私もまさに自信がないと枕詞を付けて質問が長くなってしまうので、気を付けたいなと思いました。

ぐっちさんの仰っていた言葉の中ですごく印象に残っているのが、「その人の人生の真ん中に投げる」という言葉です。これってもう感覚でしかないなぁと思いつつ、この感覚素敵だなぁ、大切にしていなぁと思いました。

技術的にはまだまだでもクライアントの人生にまっすぐ真剣に向き合うコーチになりたいです。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました🌟

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