はぐくむコーチングスクールの合宿を終えて
はぐくむコーチングスクールstep up4期の合宿に参加してきました。
今あるものをモーニングノート的に書き留めておきたいと思って、羽田空港に向かう電車の中でPCを開き書いています。
私はこれからベトナムに行くため、一足先に合宿を抜けてきました。
でも「あ~あ」というネガティブな感情は不思議となく、充足感に浸っています。
basicから考えると、今年の4月に大学に入学してから今までをコーチングスクールと共に過ごしてきました。
だからこれまでのコーチングスクールのことも思い出しつつ、集大成として?このnoteを書こうと思います。
今回の合宿ではいくつか自分の中でターニングポイントがありました。
1つ目は、合宿の中盤に「ネガティブなことは考えるのはやめよう」と決めたこと。
バイトで3回目の寝坊&遅刻をしたことでバイトを辞めることにし、新学期が始まり大学の友達と上手く関係性を築けない自分と居心地の悪い大学の雰囲気から逃げ出したくなり、深夜バスに乗り過ごし、もう自分的には最悪の状態でこの合宿に参加しました。
でもその分この合宿に期待をしていました。
この最悪な状態の私でも合宿に参加したら何か変わるかも知れない、何か見えてくるかもしれない、何かわかるかも知れない。そんな期待を持って心が折れそうになりながらこの合宿に参加しました。というかなんとか辿り着きました(笑)
チェックインでは⇧こんなことを話していましたが、ふと「ネガティブなことは出していったらキリがないし、粗探しになってしまうだけ。せっかくこの合宿に来たんだから、ポジティブなことを起点として考えよう。」とスタンスを明確にしました。
これがコーチングでいうgoalだなと今気づきました。
GROWモデルでは最初に理想の姿・在りたい姿などをgoalとして設定します。
最近コーチングをするときに「最近〇〇な悩みがあって、、、」というようなネガティブな起点から始まることが多いなと感じていて、それだとどうしてもコーチング全体がマイナスからスタートするので空気感としても負のオーラを感じていました。
それが今回私はポジティブ起点にしようと決めたことで、合宿全体もとても前向きに取組むことができました。沈んでいく感じが無かったという方が正確かも知れません。
だからやはりコーチングにおいてもクライアントの理想の状態=goalから始めることを意識したいです。
2つ目は、自分は何かに没頭したり熱中したり夢中になりたいんだなと改めて気が付いたことです。これがまさにポジティブ起点になりました。
午後はずっとしっぽ取りゲームをしたのですが、これがすごいんです。
こんな単純なゲームにこんなに人の生き方や価値観が出るのかと思いました。
ぐっちさんから「このゲームは真剣にやろう」とリクエストされてしっぽ取りをやった時のことです。
相手と向き合った時に中学校で陸上をしていた時に感覚がフラッシュバックしてきました。全然シチュエーションは違うけど、陸上を真剣に取り組んでいたあの感覚が蘇ってきて、ぞわっとしました。他にも小学校のバスケ、中学校の行事、勉強、イベント企画、高校の課外活動。思い返せば私は今まで何かに全力で取り組んできました。それが必ずしも自分がやりたいと思って始めたことではなかったとしても何かに没頭してきた人生でした。
「あ、この感覚だ何かを真剣にやるって」
何とも言い表せないけど、高揚するような心が熱くなるようなそんな感覚でした。
そしてそれが私が求めるものいわば『願い』でした。
熱中できるものや夢中になれるものが欲しいというのは分かっていたけれど、このしっぽ取りゲームで実感得ることができたからこそ、その願いに確信が生まれました。
じゃあどうして今没頭したり夢中になったり熱中できていないのか。
私はその原因はそもそもそういったものが見つかってないからだと考えていました。だから、休学したり海外に行ったり起業系のプログラムに参加したりして自分が夢中になれるものを探そう、そう思っていました。
でも全体のシェアの場でぐっちさんから、しっぽ取りゲームも決してやることが変わったわけではないけど私は真剣にやる感覚を得たとすると、夢中になれることが見つかってないわけではないんじゃないかという気付きをもらい、私なりに考えました。
ここからは一気に自分の中で線が繋がったように明確に見えてきました。
今私が夢中になれるものがない正確に言うと夢中になれてない理由として、安心できる場所がないことが1つ思い浮かびました。というよりは、私が何かに夢中になれていた時と今の時とで何が違うかを考えたときに、唯一違うものが『環境』でした。
この4月に岡山に来てから、ずっと夢中になれるものが無くて、充実はしているけどどこかやっていることに対して夢中になれていない自分に悩んでいました。
島にいる時は全く感じていなかったけれど、やはり島の環境、家族が私の安心できる場所としてあったからこそ、夢中になれていたのだと気が付きました。『セーフティーネット』という言葉が今は一番しっくりきます。
じゃあ島のような私が安心できる場所の条件を考えた時に5つ出てきました。
①年上の人が多い
②私を肯定・応援・協力してくれる
③私が代替不可能
④不変的
⑤私にスポットライトが当たる
そしてこれはまさに私が彼氏に期待していたことでした。
そして私は「好きなタイプは?」と聞かれると「安心感がある人」といつも答えていました。(今の私だと安心感を感じる人と答えます。安心感があるというのは事実ではなく、私の解釈だから。)
もうここで私は全て繋がって世紀の大発見をした気分になりました。
あと、ここで気付いたこととして私のOSの1つとして、理想とするものにそもそも出会ってないと一種決めつけることです。これは、夢中になれることの話もそうですし、彼氏の話もそうです。今の私は人間としての好きと恋愛対象としての好きの違いが分からなくて、多分恋愛対象として好きな人に出会ってないから恋愛対象としての好きが分かんないんだなと思っていました。
でもそうじゃないかもしれないという可能性を持つことで、さっき話したように分かることもきっとあるはずです。だからそんな自分のOSを書き換えてきたいです。
あとは、彼氏とか友達とか親友とか仲間とか同志とか、そうやって人との関係を何かの枠に当てはめるじゃなくて、私はこの人とどんな関係でいたいんだろうと考えようと思いました。彼氏とかっていう言葉・肩書きにとらわれてるからこそ、好きが分かんなくなったり、人間関係がなんだが苦しいものになってしまいます。
だから、純粋にこの人とどんな関係を築いていきたいのか、自分が関わる全ての人に対してではなく、自分が大切にしたい人、関わり方を考えたい人に対してどんな関わりをしたいのか1人1人丁寧に考えていくつもりです。
ここまで長々と話してきましたが、大学に入ってずっと悩んできたことそして私の願い。その奥にある願いに気付けたことは私にとって本当に本当に大きくて、でもこれでなにかこれからの生活が劇的変わるわけではないかもしれません。
でも、私の中で確実に進みました。
そしてもう1つだけ話したいのが、期待することについて。
私は今まで期待してきませんでした。特に人間関係について。期待しても傷付くだけだから。
でも「期待すること=生きるエネルギーが増えていく」と知って、期待していこう、期待することにエネルギーをちゃんと使っていこうと思いました。
期待して傷ついたら、ここに仲間がいます。4期のみんなにもっと頼って、上手くいかなくて傷ついてもう無理ってなったらみんなと話そうと思います。
途中で抜ける前にチェックアウトをしたとき、案の定泣いてしまいました。
決して悲しいわけじゃないのに涙がこぼれてきました。後から気付いたのですが、私は悲しいときに泣くんじゃなくて、気持ちが心から溢れた分だけ涙になります。
今回の合宿では、心がいっぱいになる場面がたくさんあって涙になってこぼれそうでした。
この他にも合宿の中で気付いたことはたくさんありましたが、溢れてくるものがたくさんあって止まらないので、noteに書くのはここら辺にしておきます。これからちょっとずつTwitterに#はぐくむ合宿での気付き を付けて残していくつもりです。
まとめ方が全然見えないけど、とにかくこの合宿は幸せで尊くて愛が溢れる味わい深い時間でした。