はぐくむコーチングスクールでの学び#5

今回のスクールは、新しいことをインプットというよりは、これまでのスキルを実践する時間になりました。

まず最初は、3人1組になって、【コーチ】、【クライアント】、【オブザーバー】に分かれて、それぞれFBし合いました。

オブザーバーという役割を置いたのは今回が初めてで、クライアントでもコーチでもない第三者の視点があるのは新鮮でした。

ペアコーチングを重ねていくと、コーチングに慣れてきたせいか、クライアント役になったときに自分自身で自分にベクトルを向けて自分と対話することが出来るようになってきてしまいました(笑)

もちろんこれはいいことなのですが、自分にベクトルを向けるあまり、コーチ役の人へ意識がいかず、FBが十分に出来ないという状況が生まれていました。

ここ最近はそのような感じだったので、オブザーバーを置き、FBをもらうこというのはとても効果的でした。間の取り方、オウム返しの仕方、うなずきや相槌のタイミングなど1人1人の個性が出ていて、「この絶妙なタイミングでオウム返しするんだぁ」や「相づちは少なめなんだね」など、学ぶことが多かったです。

そのあとは全体で同じことを行いました。コーチ役、クライアント役はそれぞれ1人で、それ以外の人はみんなでオブザーバーをしました。

全体でコーチングをするのは初めてで緊張したこともあり、自分の未熟さを痛感する機会になりました。

冒頭で「ここオウム返ししたい!」という言葉が見つかったら、その言葉に集中しすぎるあまり、それ以降クライアントの話が十分に入ってこず、結局目星を付けていた言葉が、効果のないオウム返しになってしまったという事態が起きてしまいました。

同じ言葉をオウム返しをするのでも、話の流れを理解したうえでオウム返しをするのとしないのでは大きく違います。

1つの言葉に集中するのではなく、オウム返しする言葉をストックしつつも、話全体の流れを理解することが重要であり、その流れを理解したうえでやっぱりここをオウム返ししようと判断すべきです。

それが非常に非常に難しいなと思いました。一度に色々なことをやらないといけません。オウム返しの言葉を拾う、話の流れを理解する、うなずきや相づちをする、エンジェルアイを意識する・・・頭がパンクしそうになり、エネルギーを膨大に使うので、10~15分やっているだけでも集中力が切れそうになります。

これはいかに、普段の生活で人の話をきちんと聞いていないかということだと感じました。普段は、自分が必要だと思う情報だけを聞き取り、いかに効率的に話を聞けるかを重視しています。恐らく相手の話していることの半分も聞いていない気がします。だからこそこんなにコーチングで本当に相手の話を100%理解するのが難しく感じるのだと思います。

しかしこれは訓練するしかないので、ペアコーチングの時はもちろんのこと、普段の生活の中でも意識して人の話を聞いてみようと思います。

今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました🌟

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?