榊原一樹

くれたけ心理相談室 札幌支部の心理カウンセラーです。 心理カウンセリングをもっと身近な…

榊原一樹

くれたけ心理相談室 札幌支部の心理カウンセラーです。 心理カウンセリングをもっと身近なものに。 個人様から法人様に至るまでご年齢・ご性別問わず。 オーダーメイドで共に歩みます。 https://sakakibara.counseling1.jp/

最近の記事

ピンチはチャンス?

ピンチの場面や トラブルが発生したとき 人は試されているなと感じます それは個人であったり チームであったり       先日あるところで緊急事態が発生したときの そのチームの対応力の素晴らしさを目にしました 瞬時の判断と役割分担が とてもスムーズに行われていて むしろエネルギッシュに対応されているような雰囲気すら感じました       ピンチやトラブルがないに越したことはないかも知れませんが 人的トラブルや物的なピンチ、自然発生的な緊急事態など 生きていると色々

    • どんな感情も否定しない

      大好きな友達なのに イライラした感情をぶつけてしまった 大切な家族なのに 満たされなくて悲しいと思ってしまった お世話になっている上司なのに “それは違う”と思うところがあった 良いんじゃないでしょうか どんなに大好きでも どんなに大切でも どんなにお世話になっていても まったく感覚や感情が同じってことはありません ときに違和感やずれを感じることもあるし 少しくらい怒りや悲しみを感じることだってあります 「こんなことを思ってしまうなんて私はひどい」 そんな風には考

      • 私がいなきゃダメなあなたがいなきゃダメな私

        私がいなきゃ何も決められない 私がいなきゃ何もできない 私がいなきゃ何もしたくない そんなあなたが重たくなって この手をほどいた 独りになって 私がいなきゃダメなあなたがいなくなって 私には何もないって気が付いた いつの間にか “私がいなきゃダメなあなた”がいなきゃダメな私になっていた 人はひとりだ ひとりとひとりで ふたりだ ふたりも素晴らしいけれど まずは私がひとりの人だ そこに気付かなければ そこでひとりで立てなければ あなたとのふたりにはならない方が良い

        • 心地好いエール

          たとえば「がんばれー!」って とにかく大きな声や音で 応援してもらうのが良いという人もいる たとえば「ここに気を付けてね」って 具体的な声掛けをもって アドバイス的な応援をしてもらうのが良い人もいる たとえば「がんばれ」はプレッシャーになるから いつも通り「いってらっしゃい」って 笑顔で送り出してくれる方が良い人もいる 個人的にはこの“いつも通り”が好きでした 母ちゃんが弁当を作ってくれて 普段通りに玄関まで見送りに来てくれるみたいな イヤホンはしてるけど 音楽はそ

        ピンチはチャンス?

          過去はずっとそこにある

          過去は 消えるものではないので ずっとそこにはある けれども 同じ所にあるはずなのに こちらの向き合い方で 形や距離感が変わって見えたりもする       過去は 忘れようとすればするほどまとまりついてきたりもするし 何度も何度も頭を巡ってくることだってある 向き合うこと自体は悪いことではないし どれだけ泣いたって どれだけ後悔したって良いんだと思っています それでも変えられないのは事実なので いつか落ち着いて向き合える時が来たならば その過去を経て “今、自分は何を

          過去はずっとそこにある

          寛大でありたい

          寛大でありたいなぁ。

          寛大でありたい

          御守りみたいに置いておく

          「頂いた言葉を御守りみたいに心に留めています」 「ブログを読ませていただいて勇気をもらっています」 たまたま立て続けにそんな言葉を頂いて 心が熱くなりました 誰かの“御守り”のような存在になりたいとか 誰かの“勇気”になりたいとか 誰かの“大丈夫”になりたいというところは 自分が目指してきたところであるし これからもそうでありたいと願っているところ なれているかな?って確認するのは なかなかこちらからは難しいことでもあるので 伝えていただけるのは本当に本当に嬉しいです

          御守りみたいに置いておく

          月が変わる

          季節が変わるとか 月が変わるという感覚って 個人的にすごく好きな感覚 そもそも 人が月の満ち欠けに気付いて それを生活に応用しているという考え方自体が なんだか情緒的で素敵だなと思うんです       5月になりました 「今年の3分の1が終わった」と誰かが言う 僕も誰かに言ってみたりする 昔はその表現嫌いだったなぁと思い出して 少しにやける あまり人生の中で 1年が速いという感覚を持ったことがなからなのかも知れない だいぶ柔らかくなった今は その表現を聞くと微笑

          月が変わる

          意識をするということ

          小さな子供達が集っているシーン 誰かが「おトイレいきたーい」と言う 他に我慢していた子もいる 気にしてなかったけれど“トイレ”という言葉を耳にして行きたくなった子もいる 周りの行動につられて行ってみる子もいる ある親子のシーン お母さんが「お腹空いていない?」って聞く 「まだ大丈夫」 答えた時は本当に大丈夫だったのに 意識がそこに向き始めると 大丈夫って言った後からお腹が空いてきたりする ある友達同士のシーン 「今日、彼氏と焼肉行くんだ」 「そうなんだ、いいね」 バイバイ

          意識をするということ

          夢のある場所

          自分が子供の頃は 目立つことが好きで “影響力のある人になりたい” みたいな想いが強かったように思います 目に入りやすい仕事に憧れたり テレビの影響を大きく受けたり 20代の半ば頃 少し芸能の仕事に携わって 舞台役者やエキストラとして撮影に参加していたことがあったのですが その頃からいわゆる“裏方”と呼ばれる仕事に魅力を感じるようになりました 演出家さんや脚本家さんであったり 大道具さんや照明さん 会場の運営さんや広報さんなどなど 様々な想定をして準備をして 舞台に立

          夢のある場所

          凝り固まらせない

          たとえば肩甲骨 たとえば股関節 たとえば首や手足首 同じ姿勢でいることが多いと どうしても凝り固まったりしてしまう “まずは身体の眠っている部分を やさしく起こしてあげること” スポーツトレーナー時代に 初めてジムに通われる方や 久し振りに運動する方にかけていた言葉です いきなり万全に動かさそうと思っても そうは身体が許しません 思うように動かせなかったり 痛めたりしてしまうことだってある まずはやさしく伸ばすとか回すみたいなことだったり 軽い負荷でトレーニングを

          凝り固まらせない

          ひとまず食べる

          大竹しのぶさん演じる母・南が 吉沢亮さん演じる息子・武四郎に発する言葉 あったかいんですよね 良くも悪くも感情が昂ぶったり 忙しすぎたり集中しすぎていたりすると 食事に目がいかなくなる人っています 僕もそんなときはありましたが 基本的にはアンパンマンみたいに お腹が空くと力が出なくなる人間なので 食を飛ばすという選択はほぼできないです 一方で 心や身体がパワフルな人って “食べる”ということも大切にしている人が多いように思います その具合は人それぞれですし 内容によ

          ひとまず食べる

          強がりさんの笑い声

          強がりさんの笑い声が聞こえた 恥ずかしさを隠すようにしているけれど 少し顔はひきつっていて 少し不自然に声は大きい 強がりさんの笑い声が聞こえた 本当は自信がないのだけれど 必死にそれを隠しているような けれども一生懸命自分の中の何かと戦っているような 強がりさんの笑い声が聞こえた 大丈夫じゃないのに「大丈夫」だって 無理矢理に引き上げた口角 その目は赤らんで見えた よく頑張ったねって自分に言ってあげている? 大丈夫じゃない時に誰かに助けを求めている? こぼれそう

          強がりさんの笑い声

          まず謝る部分

          もしかしたらまだ納得できていないかも知れないけれど もしかしたらまだ理解できていないかも知れないけれど 不快な思いをさせてしまったこと 寂しい思いをさせてしまったこと 悲しい思いをさせてしまったこと それについては事実なのだとしたら そこはまず謝る部分と捉えてみる それがあるかないかだけで 落ち着いた話し合いができるか 怒りや悲しみを増幅させるかって変わってきたりする 謝った方も謝られた方も そこからはできれば冷静に どんなことをされたら自分がつらかったのか どんな

          まず謝る部分

          流れって続くもの

          良い流れも悪い流れも 続くことってある 良い流れの時は 気持ちが良い反面 これで良いのか?ってちょっと不安になってしまったり 悪い流れの時は 居心地が悪くて 早く終わってくれないかななんて思ったりする どちらの場合においても ある程度その流れに身を任せてみるって 大事な思考の1つだと思っています       どういうことかというと 僕自身がよくやってきたのは 流れるプールみたいに ふわーっと流されながら その状況をよく観察してみるということ どんな時に どういう条件

          流れって続くもの

          全体を見渡す

          物事に対して 人はやはり見たいものを見るし 見えやすいものに目は行きやすくなる部分はある なので 全体を見渡す力ってとても大事だと思っています       物事も心も身体も 繋がったり隣り合ったり 重なったりその後ろに隠れているものってある 自分自身がそこから離れて見てみる 手元にあるそれを少し離して見てみる 自分の視点だけでなく誰かの視点を聴いてみる       答えは1つじゃなかったりするし 1つのゴールに対しても様々な向かい方があったりする ちょっと行き詰っている

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