見出し画像

初めてのインタビューが不安だったので準備したこと

金曜日、初めてインタビュアーになる。

正確にいうと今回が初めてではないのだけど、私の気分としてはこれが初めての経験。というのも、過去に経験した数回のインタビューでは、どれも別の人がメインの聞き手で私自身はサブだったのだ。1人で聞き手になるインタビューは初めてなので、うまくできるか不安に押しつぶされそうになる。不安を払拭するには準備をしっかりするしかないよなということで、準備の過程をまとめてみた。

01. 質問項目出し・日程調整

今回は、好きを仕事にする大人塾・塾長のかさこさんに、インタビュー経験や相談にのるときの心得を聞く予定。

まずは、当日伺いたい質問項目とインタビュー可能な日時をメールでやりとり。質問項目は「ざっくりでも細かくてもどちらでもいい」とのことだったので、その時点でメモしておいた質問を列挙してお送りした。もう少し整理して送ればよかったかなと後悔。受け取り手に対して全然親切ではない。送ったものは取り消せないので、事前に項目をざっくり分類しておいて、当日話を伺う中で整理していければいいかな。

02. インタビューについての本や記事を読む

インタビューのやり方が書かれた本と記事をいくつかピックアップして、さらっと目を通す。共通して書かれていたインタビュー成功のポイントはこんな感じ。

・事前に、取材対象について情報収集する
・質問事項を準備する
・話やすい環境を作る
・準備した質問に固執しない

などなど、細かいことを挙げればキリがない。なんとなく分かったのは総じて「インタビューによって、相手がまだ言語化していなかった思いや考えが引き出せれば、いいインタビュー」と言えそうだということ。

03. 取材対象について調べる

相手について、集められる情報は集めておく。「出ている著作は全部読め」と書いてある本もあった。今回は優先順位をつけつつ、時間が許す限り取材対象の著作・ブログ・Youtubeを見て情報収集しようと思う。

・本人の経歴がまとめられたもの
・聞きたい内容に関連しそうなもの

この2つは必ず読んで、聞きたいことの深堀りへ繋げる。

04. 関連本を読む

インタビューで聞きたいことに関わってきそうな既読本を再読。今回のインタビューの動機が、かさこさんの話しやすさの源泉を知りたいという思いにあるので、『心理的安全性のつくり方』を読んでみた。読みながら、なるほど、こんな概念がまさに今回聞きたいことに関わってくるなというポイントに蛍光ペンで印をつけ、ページにドックイヤー。

▼ 参考に読んだ本


05. 聞きたいことの深堀り

いくつか取材対象の動画を観ながら、ここら辺が関係しそうだなと思うポイントをピックアップして、質問に対して自分なりの仮説を立てる。「話のしやすさはこういう経歴からきているのでは?」と背景を探ったり、「話のしやすさはこういう態度・行動で成り立っているのでは?」と要素を分解したりする。

06. インタビュー動画を見る

他の人のインタビュー動画を見て、相槌の仕方や間の取り方、質問の投げかけ方を分析する。会話のキャッチボールをしつつ、質問へつなげるための持っていき方や、そのときに使える便利な質問の型をストック。

07. 質問マップを作る

事前に送った質問事項と「05. 聞きたいことの深堀り」で湧いてきた質問をマッピングして、全体としての流れを作っておく。このとおりに聞いていくつもりで進めて、話の流れ次第であちこち飛べるように、全体のつながりを整理しておく。
当日はこれを横に置いて、聞いた質問をチェックしながら、話が予想外の方向に展開しても聞き漏れなくできるようにできればいいかな。

08. 始まりと終わりの台本を作る

いろいろと準備をしていても、そりゃまあ緊張はするでしょう。だからといって台本をガチガチに作り込んでしまってもそれに縛られそうな気もするので、取材の始め方と終わり方だけしっかり作り込んでおくことにする。最初と最後だけは台本を読み上げるくらいの感じで行ってもいいかもしれない。重要な質問項目についても台本を作ってみるけど、当日は話に集中する方向で台本はお守りレベルに。


以上!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?