3分韓国語: 사랑 / 사람 (第20回)
안녕~! 韓国語とっちゃん です。
今回は、言い間違えやすい(発音を混同しやすい)単語をご紹介します。 まずは、発音と意味を確認します。
発音と意味
・사랑(サラン):意味は、「愛」※固有語
ㅅ(さ行)+ㅏ(あ;a)=사(サ)、ㄹ(ら行)+ㅏ(あ;a)+ㅇ(ん;ng)=랑(ラン)
・사람(サラム):意味は、「人、人間」※固有語
ㅅ(さ行)+ㅏ(あ;a)=사(サ)、ㄹ(ら行)+ㅏ(あ;a)+ㅁ(む;m)=람(ラム)
パッチムの "ㅇ(ん;ng)" と "ㅁ(む;m)" の発音は大丈夫ですか?
"ㅇ(ん;ng)" は、英語の ng に近いです。舌の後ろのほうを口の中の上につけて「んぐ」と喉を絞めたり、または、舌をどこにもつけないで喉で「ん」という音です。
"ㅁ(む;m)" は、口をしっかり閉じて、「んー」とか「んむー」と言うときの「ん」です。
このパッチムの違いだけで意味が変わってしまいますから要注意です。bat と bad とかと同じですね。
次に、それぞれの言葉の説明です。
"사랑(サラン)" の説明
"사랑(サラン)" は、"사랑해요(サランヘヨ)" の一部分です。
ついでに、"해요(ヘヨ)" も説明しますが、これは「~します; do 」という丁寧な語尾表現です。
つまり、"사랑+해요"=「愛+~します」=「愛しています」ということです。
ゆくゆくは動詞の説明もしていきますが、その際には、この "해요(ヘヨ)" が何度も出てきます。
日本語同様、"사랑(サラン)" には恋愛関係の愛だけではなく、家族愛や友情の愛も含まれます。
そして、日本語同様、めったなことでは口に出さない言葉です。
英語だと、「めっちゃ好き」も love ですが、それは、"사랑(サラン)" ではなく、"너무 좋아(ノム チョア)" です。韓国語の歌では、"사랑(サラン)" が最頻出単語となっていますが、会話ではそうやたらめったらとは出てきません。
"사람(サラム)" の説明
"사람(サラム)" については、「人、人間」という意味です。日本語と韓国語の感覚が似ているなと思うことがあります。例えば、「外国人」という言い方はあまり良い響きがしませんよね。
「外国の方(人)」というほうがマイルドです。同じことが韓国語でも起きます。
"외국인(ウェグギン)"「外国人」※漢字の 外国人 をハングル読み よりも、
"외국 사람(ウェグク サラム)"「外国の方」※漢字の 外国 + 固有語の 人 と言うほうがベターです。
また、"한국인(ハングギン)"「韓国人」 ※漢字の 韓国人 をハングル読み よりも、"한국 사람(ハングク サラム)" 「韓国の方」※漢字の 韓国 + 固有語の 人 と言ったほうが良いでしょう。
同様に、"일본인(イルボニン)"「日本人」 ※漢字の 日本人 をハングル読み よりも、"일본 사람(イルボン サラム)" 「日本の方」※漢字の 日本 + 固有語の 人 と言ったほうが良いです。
この前提で韓国のニュースなどを見ていると、日本や他の国の人をどちらを使って呼ぶかで、その人の考え方などが分かって面白いですよ。
本日はここまで!それではまた! 안녕~!
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