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3分韓国語:시작이 반이다 (第111回)

안녕~! 韓国語とっちゃんです。

本日は、私の好きな韓国語の中で、一・二を争う言葉です。

もう一つの好きな言葉は、”묘(ミョ)”。覚えていますよね??
覚えていない方は、墓に埋めますよ!ぜひ、第22回をご覧ください。

本日の言葉の発音

さて、本日の言葉。まずは、発音をチェックしましょう!

・시작이 반이다(シジャギ バニダ)
 ㅅ(さ行)+ㅣ(い;i)= 시(シ)、ㅈ(じゃ行)+ㅏ(あ;a)+ㄱ(く;k)=작(ジャク)、ㅇ(あ行)+ㅣ(い;i)=이(イ)
 ㅂ(ば行)+ㅏ(あ;a)+ㄴ(ん;n)=반(バン)、ㅇ(あ行 )+ㅣ(い;i)=이(イ)、ㄷ(だ行)+ㅏ(あ;a)=다(ダ)

発音変化

発音変化について、少しお話しましょう。
・작(ジャク)と이(イ) は、続けて発音すると、작이(ジャギ)となります。
 パッチム ㄱ(く;k)の次が、ㅇ(あ行)なので、「あ行」の音の代わりに「が行」になってしまうからです。いわゆる連音化です。

・반(バン)と이(イ)も同様です。続けて発音すると、반이(バニ)になります。連音化です。

このような連音化が、韓国語では常に出てきます。常にです。ここが日本語にはあまりない考え方なので難しいと思います。なので、日本語として理解しようとすると、いつか頭がパンクします。韓国語のままで理解しないとついていけません。

わたしがそのことに気づいたのは、留学を開始して2週間から1か月くらいしてからです。大人なので、言語を学ぶときに、(母語と比較しながら)考えながら覚えようとします。それでいいんです、大人だから。
ですが、どこかのタイミングで、ネイティブになったつもりで理屈ではなく自然とする、というように頭を切り替える必要が出てきます。韓国語の場合は、この連音化を身につけるときです。英語は、どのタイミングかいまだにわかっていません。

ぜひ、連音化はできるようになりましょう! これからも連音化は説明しますが、どこかのタイミングでやめます。毎回説明するのも面倒なので。それくらい頻繁に出ます。韓国語を覚える気がなくても、「連音化ってね・・・」と身近な人に説明できるようにはなってほしいです。

本日の言葉の意味

最後に、意味です。意味は、直訳すると「始まりは半分だ」です。
”시작”が、「始まり」。 ”이”が、「~が」。”반”が、「半分」。”이다”が、「(名詞)~だ」です。

”시작(始まり) 이(が) 반(半分) 이다(~だ)”です。

どういう意味でしょうか??


意味は、「思い立ったが吉日」です。ですが、日本のことわざよりも、もっと良い意味ですね。

何事も一歩目を踏む出すのが一番つらい。その一歩さえ踏み出せたんだから、もう半分まで来ているんだ。残りの道のりは全体の半分。あと半分だけ、という気持ちでがんばれ! といった意味です。

韓国語を学ぼうと思って、このnoteを読んでいらっしゃる皆さんは、すでに一歩を踏み出しました。韓国語をマスターするのは、残り半分の道のりでしかない。そう思えば、気が楽になりませんか?

私自身も、仕事に取り掛かるときとか、何かを始めるときには、いつもこの言葉で自分を奮い立たせています。このnoteを始めたときとか、Youtubeの1本目の動画をつくったときも同じです。コロちゃんウイルスのせいで様々なことが激変してしまいましたが、これはチャンスでもあります。
ぜひ、”시작이 반이다” の気持ちで新たなことに挑戦してみませんか?

本日はここまで! 그럼 또 만나요~! 안녕~!

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