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人生の勝算

SHOWROOM株式会社 代表取締役社長 前田裕二さんの「人生の勝算」を読みました。

「僕はビジネスにも人生にも勝算があります」

始まりの一文で引き込まれ、プロローグを読んだだけで"前田裕二"という人物に惹かれているのが分かりました。

こんな人におすすめ

・今の仕事が自分に合っていないと感じている人
・やりたいことが見つからない人
☆仕事で数字が出せず足踏みしている人
☆周りの環境に邪魔されて前に進めない人

概要

前田さんの幼少期から、SHOWROOMのサービス開始、軌道に乗るまでの話が書かれています。
またSHOWROOMの未来も書かれています。

また個人的におすすめなのがエピローグのお話です。全てを読んだあとに読むと心に響くお話です。

実行→仮説→プラン→実行

小学生のときにお金を稼ぐために路上ライブをやっていたときのお話から本は始まります。
路上ライブでの話はSHOWROOMを作るきっかけにもつながっています。

なかなか人が立ち止まらず、「オリジナルの曲ばかり披露しているからお客さんは不安になって立ち止まらないんだ」と考え仮説を立てます。

仮説を立てたらやり方を考え実行します。
人が立ち止まるようになったけど、お金が増えない→またPDCAを回す。
小学生にしてこれができていたのは驚きです。

人に好かれる人間なる

前田さんの人柄はここで形成されているんだと感じられる文節があります。そこに前田さんのロールモデルとしている人物が登場します。

人から好かれることでチームができ、自分ひとりでは達成できない数字が取れるようになると話しています。これがまた後半になって出てくる話なので、前田さんの中で大切にしていることなんだと分かります。

相手に話したいと思わせるスキル

なかなか営業の電話に出てもらえない状況が続いたときに先輩から接待の誘いを受け、コミュニケーションのコツを教わります。

「自分はいいものを提供できる」という気持ちでは人は取り合ってくれない。まず入口を開けてもらうために相手がどんな人となら話をしたいと思うかを考えようというお話です。

揺るがないもの

リーダーにおいて「迷いがない」というのはひとつの強みになります。
そのために自分やプロジェクトのトッププライオリティを決めておき、選択しなければならない場面で立ち返りる場所を用意しておくといいと話しています。

まとめ

最近、ロールモデルを探していたんですが個人的にどんぴしゃな人を見つけた気分です。
この本を読んでから前田さんの映像を観たり、ラジオを聞いたのですが、非常に優しい印象を受けました。

これを読めばきっとあなたも前田さんのファンになることでしょう。

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