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【本のあるところajiro】翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 九州(2/20)

翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 九州(2/20)

★お申し込みはこちら
①会場参加(1ヶ月アーカイブ付)
②配信視聴チケット(1ヶ月アーカイブ付)

レアード・ハント/柴田元幸訳『インディアナ、インディアナ』(twililight)と、柴田さんが責任編集を務める文芸誌『MONKEY』vol.32と、『ブルーノの問題』アレクサンダル・ヘモン/ 柴田元幸・秋草俊一郎訳(書肆侃侃房)の刊行記念として、

「本のあるところajiro」と、熊本県にある「橙書店」で、翻訳家・柴田元幸さんの朗読会を開催します。

2006年刊行の、哀しみに満ちたとても美しい小説『インディアナ、インディアナ』を、ゆっくり、何度でも読んでもらいたくて、2023年3月に復刊いたしました。

「哀しみ」という感情は、「哀しみ」というひと言では到底言い表すことができません。レアード・ハントは256ページという小説全体で「哀しみ」を表していて、それがとても美しいことに、慰められました。ぜひ、訳者・柴田元幸さんの朗読によって、ご体感いただけたらと思います。

また、ちょうどツアーの日程と刊行時期が重なる『MONKEY』vol.32、本のあるところajiroを運営する出版社・書肆侃侃房から刊行された『ブルーノの問題』アレクサンダル・ヘモン/ 柴田元幸・秋草俊一郎訳についても、朗読&トークいたします。

Q&Aやサイン会も設けますので、ぜひご参加ください。

参加者特典として、レアード・ハントの未訳作品『ゾリー』冒頭部分/訳者・柴田元幸による手書き翻訳原稿コピーをプレゼントいたします!

※『ゾリー』は全米図書賞最終候補になったレアード・ハントの最新作。「ゾリー」はヒロインの名前で、このゾリーは『インディアナ、インディアナ』の中にも登場する。そして『インディアナ、インディアナ』の主人公ノアも、『ゾリー』の中で主要な人物の一人として登場する。いくつかの出来事で両作はオーバーラップしている。


【柴田さんからのメッセージ】
「本のあるところajiro」には、何年か前に一度行ったことがあります。そばの食堂でお腹いっぱいご飯を食べて、ふくらんだ腹を抱えて歩いていたら、いい感じのカフェがあったので入ってみたのが「本のあるところajiro」で、ゆったりお茶を飲みながら、こういうところで朗読会とかやれたらいいだろうなあ、と思いました。それが実現することになって嬉しいです。皆さんにお会いするのを楽しみにしています。――柴田元幸

《DAY 1》

『本のあるところajiro』
2024年2月20日(火)開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:本のあるところajiro(福岡県福岡市中央区天神3丁目6−8)
料 金:会場参加 2,500円/オンライン参加 2,000円
定員:会場30名さま(会場・オンライン参加共に要予約)
予約:本のあるところ ajiroオンラインストアにて。メールまたはお電話でのお申込みも可能です。
メール:ajirobooks@gmail.com
電話:080-7346-8139

《DAY 2》

『橙書店』
2024年2月21日(水)開場:19時 開演:19時30分 終演:21時
会場:橙書店(熊本県 熊本市中央区練兵町54 松田ビル2F)
料金:2500円
定員:30名さま(要予約)
予約:メールまたはお電話で橙書店さんへ。
メール info@zakkacafe-orange.com
電話 096-355-1276 
詳細:https://zakkacafe-orange.com/info/5545460

【プロフィール】
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年、東京生まれ。米文学者、翻訳家。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン(上・下)』(トマス・ピンチョン著、新潮社)で日本翻訳文化賞、2017年には早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』の責任編集も務める。

©️島袋里美


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