アラフィフに、寝込んでいるヒマはない。

いきなり告白しますが、
私、キーボードはいわゆる「かな打ち」なんです。
これを言うとね、結構な確率でドン引きされるんですよ。

「おばあちゃんみたいだね」と言われた時は、返す言葉に窮しました。
いやいや、私は女子大生の頃から「かな」なの!

だってさ、日本人じゃん?
ローマ人じゃねーし!っていう話ですよ。

例えば「さくら」という言葉を画面に出したいと思った、としましょう。
私は脳内に「さくら」っていう文字の映像を出して、そのままアウトプットしたいんですよ。

「SA_KU_RA」って道を脳内で選んだら、もうそこはワシントンD.C.の桜並木ですよ。
春のうららの隅田川、であって欲しいんですよ。

伝わりましたか?
ローマ人に脳内を侵略されていいんですか、って話ですよ。


という説明を、あちこちでしていますが、
全く共感を得られないまま、20数年が経過しました。
かな打ちもしっかり定着して、気に入ってます……。


で、今回のテーマは健康です。
なぜこんな話をしたかといえば、そもそもローマ字との関係が遠くなったきっかけがありまして。

ローマ字って、国語の授業の数時間の中で習いますよね。
私、それが行われるタイミング、まるまる1週間ほど風邪で休んじゃったんです。
つまりローマ字を、学校で教えてもらってないんです。

ね。

なんていうか、ローマ人とかあれこれ言いましたけど、
つまりはそういうことなんですよ。


子どもの頃は虚弱体質で、年に何度も寝込んでました。
熱が出ると胃も悪くなり、枕元には洗面器。

やがて私も親になり、いざ子育てがはじまると、あら不思議。
息子が風邪をひいてもうつらないし、全体的に風邪をひかなくなった。

「母は強し」とか「病は気から」なんて根性論みたいなのは大嫌いだけど、この不思議はなんなんだろう。
出産で体質が変わったのか。

さらにヨガをはじめた8年ほど前から徐々に、その勢いは加速。
ここ数年は、風邪で寝込んだ覚えがない。

歳を重ねるにつれ、目が悪くなったり疲れが抜けなくなったり、老化は強く感じます。

ですが、熱を出しまくってた小中学生時代や、キャベジンを常用していた高校時代、渋谷で買い物しただけで、夕方には腰が痛くて靴紐が結べなくなる大学時代を思えば、かなり元気。


ヨガ最強かよ。


まもなく人生の後半戦に差し掛かりますが、今後、ローマ字を覚えなきゃいけないような濃密な瞬間が、不意に訪れるかもしれません。


もう、寝込んでいるヒマはない。


そう思いながら、今夜もヨガマットの上でジタバタするのでした。

ナマステ。


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