性概念が低い産経の<主張>

これだけツッコミどころ満載の社説を書けるのもそれに共鳴できるのも、適切十分な性教育を受けていない何よりの証拠。
なのだが、彼ら自身にその自覚がないのだから闇深い。


>性的少数者への差別をなくす教育は必要としても、男女の性差を否定するような行き過ぎた指導で、思春期の子供たちを混乱させてはならない。

何が「(子供が混乱する程の)行き過ぎた指導」なのか具体的でない。

>昨年6月に成立した性的少数者に対する理解増進法が教科書にも影響した格好だが、同法には反対意見も多く、性は自分で決められるといった「性自認」の概念は大人にも分かりにくい。

「反対意見も多く」は多数論証。分かり難いと感じるのは、単にそう感じる大人自身の不勉強。

>中学生は生殖機能が発達する思春期で、異性への関心が高まる時期だ。男女の身体的な特徴などを理解させることが重要であり、その前に「性の多様性」などと教えても生徒は戸惑う。

「男女の身体的な特徴など」は小学生で習うべきこと。中学生にもなってその程度で戸惑っているとしたら、それは小学校での性教育が不足している証拠。

>生徒に行き過ぎた指導を押し付けてはならない。

結局、何が「行き過ぎた指導」なのか具体的でない。

>教科書は流行を追うものではない。

性の多様性は流行ではない。


以下、弊サイトより抜粋。
あらゆる社会問題に共通する根本原因は無知思い込み勘違い誤解視野狭窄。解決に必要なのは適切十分な高水準教育(≠高学歴)。
性概念や人権概念が未熟な者ほど他者の性的多様性や人権を軽視。無教養者に必要なのは非難処罰ではなく治療教育カウンセリング。

教育は正しい洗脳。選択肢可能性を広げ平和を齎し幸福にする。洗脳は誤った教育。選択肢可能性を狭め争いを生み不幸にする。
低水準教育(洗脳)を受けた者ほど「脅せば殺せば解決、怒りの原因は他者、己の知見こそ全で真」等と視野狭窄。

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