しがないサラリーマンが鬱になった話

数年前に鬱病になり1年弱休職しました。
現在は同じ会社の別支店に転勤し復職しています。
実際の所、細かい事なんかは記憶に残ってないです。
正確な日付も分かっていない。
これも症状の一部だと思ってます。

施工管理をしていました。
工事のトップで、現場代理人という奴です。
仕事の内容は非常楽しく、やりがいがあると感じていました。
今でもそう思います。
しかし、発症した頃の業務量は私のキャパシティを遥かに超えていました。
80時間以上の時間外労働が普通になっていたのです。
当時は酒も欠かさず飲んでました。
宿に着き酒を飲んで寝る。
現場以外はそれだけでした。

そんな生活をしていたある日。
背中に痛みを覚えました。
表現が難しいのですが、電気が走るような痛みとムズムズとした感覚です。
ハーネスを着用できなくなりました。
整形外科に行き、レントゲンやMRI検査を受けますが、異常無し。
整骨院でマッサージを受け、湿布とロキソニンで誤魔化します。

痛みの発症から数ヶ月。
コンビニで買い物し、車に乗り込むと背中から「ボキッ」と音がしました。
痛みで固まり、脂汗が出ます。
心臓周辺が熱く感じ、苦しい。
数分間、どうすることも出来ずぐったりしていると、少し楽になりました。
同僚に助けを求め、迎えに来てもらい病院へ。
やはり、異常なし。
また、湿布とロキソニンで誤魔化します。

そこから休職までは早かったと感じています。
ある朝目覚めると、体がズッシリ重く、動けませんでした。
枕元に携帯があったので、意識を全集中し、腕を動かしました。
上司に電話し、現状説明と当分休む事を伝え了承を得ました。
妻へ連絡し、迎えに来て欲しいと伝えると、会社を休んで迎えに来てくれました。

家に戻り、精神科を受診。
診断書をもらい、休職したのでした。

回復して復職するまではこちら⇩

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