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看護師3年目

前回のnoteから、あっという間に半年経っていた。

日々のあれやこれは、Twitterでボソボソと吐き出していた。
今はパートナーはいない。

あと数日したら、看護師3年目になるのだ。
あっという間。
それが、体感だ。

今年に入って3ヶ月。
僕は両手で収まるくらいの患者さんを見送った。
家族と会えないまま亡くなる。
この世が憎くてしょうがない。

辛かっただろう、家族と会いたかっただろう、苦しかっただろう。

ありがとうございました、と声をかけてくれる家族に
僕はどうしても涙を我慢出来なかった。

ある先輩に言われた
「自分をまっていてくれた、最後を自分に看てて欲しかった、そう思うようにしなさい」と。

その出来事と並行して、僕は僕になろうとしている。

女の子じゃなかったら何?

その問いに苦しんでいる。
僕だってそれを問い続けている。
なにかであったら、どれだけ良かったか。
当たり前を当たり前と思うこともなく過ごすことができたら、どれほど自身を傷つけなくて良かったのか。

夏、僕の変化はまた始まる。

変化を楽しみだねと言ってくれる人もいる。

あと数日したら、看護師3年目になるのだ。

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