消費者が先を行く時代

元アパレル業界にいて、さらにインナーブランドのローンチに向けてお話する中で、業界の動向を追っていると、つくづく消費者がいつの間にか先を追い越してしまったと思うことが多い。

その中でももちろん成功しているブランドはあるし、無店舗でも立ち上がりで驚異的な数字を叩き出しているD2Cブランドもある。

一方で、店舗販売からオンライン販売へシフト出来ていない企業はどんどん窮地に追い込まれ、母体の大きい企業ほど大変な売上げ低下を招いている。

消費者が欲しいと思う商品がない、見つけられない、これほどモノがあふれているにも関わらず、特に年齢が上がるほどミスマッチがおきている気がする。

どこで買うか、誰から買うか、は今でもとても重要な要素であることは間違いない。

安いから売れる、高くても売れる、ブランドの価値を高め、魔法をかけるのは売る側。

魔法がかかる、夢が見れる、それが本来ファッションのあるべき姿だと思うしパワーだと信じている。

これでいいか、と、これが良い、は同じ選択肢でも消費者の満足度は全く違うはず。

提供する側が半歩先を歩き、粘り強く価値提供すべきだと思う。