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芸術散歩2024〜兵庫県立美術館「安彦良和展」〜

旦那が長女を安彦良和展に誘ったという。
私が安彦良和を知らなかったのはココだけの話。

私も「兵庫県立美術館行きたいしついて行くわ!安藤建築見れるし」と軽い気持ちでついて行った。

地下駐車場から入ると一度外に出て、階段を登って美術館へ。屋外の暑さは半端ないが、美しい階段に期待が高まる。

オープン10分以上前で、チケット売り場は20人ほど並んでおり、あっという間に後ろにも長蛇の列。駐車場は30分前から開いている。2時間400円。

「こちらは安彦良和展です、北斗の拳大原画展はあちらです」

え?北斗の拳の原画展もやってるの?すごいなぁ。

原画展は撮影不可のため、写真はないが本当にすごかった。何がって、安彦良和氏、めちゃくちゃ絵が上手いのだ。

ガンダムは何となく知っているという私のようなレベルでも、本当に行って良かったと思う。人物の躍動感とか構図とか、素晴らしすぎて何度も見入ってしまい、感嘆の声が出る。

何でこんな絵が描けるんだろう。人物だけじゃなく、動物も上手い。鉛筆の筆圧が強くて、その強弱の加減や滑らかな動きに目を奪われる。絵が好きな人なら絶対に楽しめると思う。

途中で娘がトイレに行きたいとスタッフに聞くと、今が半分の地点なので入口に戻った方が近いですと言われびっくり。
だって1時間ぐらい見たのでもう終わりぐらいだと思っていたから。

ポスターの原画もあったけど、着色も力強く素晴らしくて。狂いのないデッサンと完璧な配色、光の当て方、白の使い方。天才だ。
私はすっかり安彦良和さんのファンになった。

9/1までなので、気になる方は行くべし!

たっぷり2時間程堪能し、昼ご飯を食べようと車で一端外へ出る。

車で5分ほど岩屋駅の方へ走り、洋食SAEKIへ。

ビーフヘレカツも柔らかくて美味しかった
ご飯は大中小選べる
有頭海老、ミンチカツ、クリームコロッケ、チキンカツに味噌汁とご飯が付いて1200円(税込1320円)
夜も同じ値段

3組ぐらい並んでいたが、10分ちょっとで中へ。お値打ちミックスフライセット。色んな種類を食べたい私にぴったり。

食後はまた美術館へ。
旦那と長女は北斗の拳大原画展へ。
フォトスポットが沢山あり、とても楽しい原画展だったよう。

私と次女は、1階のミュージアムショップを見た後、2階のAndo Galleryへ。Ando Galleryは安藤忠雄の代表作の模型やスケッチ、写真、関連書籍などを数集めた展示スペース。こちらは無料で入れる。

4階 風のデッキ

屋外アートも色々あり楽しい。

3階 海のデッキ
安藤忠雄《青いりんご》
なぎさちゃんとカニ🦀
ヤノベケンジ《Sun Sister》(なぎさちゃん)

美術館の後に、甘酒ソフトクリーム食べに行こう!と車で10分ほどの白鶴酒造資料館へ。

灘は灘五郷と言って12キロにわたり西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷の5つの地域からなる日本を代表する酒どころだ。日本の清酒の25%を製造する。

奥には無料試飲コーナーもあり日本酒好きには嬉しい。
甘酒ソフトもはじめちょっとクセがあるかなと思いきや、濃厚でやみつきになる美味しさ。

酒粕カレーと酒粕カルボナーラをお土産に買って帰った。

実は去年、この辺りの酒蔵ツアーに行った。
神戸酒心館でランチし、浜福鶴、菊正宗、白鶴を回った。沢山試飲も出来るし、日本酒好きには堪らない。

暑くて家にこもりがちだけど、ちょっと出ると楽しい刺激に満ちているなと思う。


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